セミリタイア

【セミリタイア生活のデメリット】生活に変化はある。だが後悔などしない!

2022年4月21日

『セミリタイア後悔』を記事にするのは2回目だ。

2度も記事にするのは当ブログで1番読まれる記事が『セミリタイアを後悔それはセミリタイアのせいなのか』だからだ。

読まれている理由は分からない。セミリタイアが不安だから読むのか?セミリタイア民が転落する様が見たいのか?その真意は分からない。

だがこの記事が一番読まれているのは事実だ。しかもダントツで。

前回は『セミリタイア後悔』で検索して出てくる記事は、ほとんどが怪しい業者が書いてる記事だと主張した。今回はセミリタイア2年目の私の実体験を書いていく。

正直言ってセミリタイアに後悔はしていない。だが、これだと記事にならないので、セミリタイア以前より改悪されてことを5点挙げたい。

  • 肩書が無くなった
  • 人の目は気になる
  • 人付き合いが減った
  • 金が使えなくなった
  • 資産が増えない

この5点になります。順に解説していきます。

最後にメリットにも触れています。セミリタイアのメリットをご覧になると上記のデメリットは吹き飛ぶと思います。是非ご覧ください。

著者について

高卒で工員として働き続けてセミリタイア達成⇒独自の視点でセミリタイア論について語っています。エリートでなくてもセミリタイアは可能と発信していきます。

      

退職後に肩書を失うことになる

これは以前に記事に挙げたが、セミリタイア後は肩書が無くなる。

会社員から無職、フリーターへ

セミリタイア前は会社員だったが、セミリタイア後は

  • 無職
  • フリーター
  • etc.

等を名乗っている。場合によっては今後は、

  • 派遣
  • 期間工

を名乗るかもしれない。

会社員や公務員であることが世間では普通

セミリタイアを目指していると感覚がマヒするが、普通の人は会社員、公務員、自営業であることが普通なのだ。無職と名乗ると変な間になる。この1年間で無職を名乗ったことは結構あった。

  • 自動車を購入
  • 図書カード作成
  • 確定申告
  • ジム入会
  • etc.

色々な場面で無職を名乗った。

私は、それなにり無職耐性があると思う。しかし、結構堪えます。

覚悟が必要

特に有名な企業に勤めている方はで落差が激しいはず。メンタルを鍛えておくことをアドバイスとして送ります。

※肩書について詳しくはこちら

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セミリタイア後は多少なりとも人の目は気になる

上記の肩書が無くなる。に似ているがこちらはご近所さんや友人・知人関係の目だ。

ご近所さんの目は気になる

都会の方は気にならないだろうが、田舎はご近所さんの目が気になる。

退職して間もない頃に、近所の人に話しかけられた。私が通勤していないことが気になったのだろう。退職したことを告げたが、それ以降は顔を合わせても挨拶だけで何も聞いてこない。考えすぎかもしれないが、気を使われている感じがする。

友人・知人の反応は様々である

友人関係も同じだこのご時世なので、久しぶりに顔を合わせたのだが、私が退職後に就職したと話を聞かないので、知人関係がみんな心配していたそうだ。

心配を掛けたことを謝り、友人にはセミリタイアしたことを告げた。自分は今後は正社員にはならない。フルタイムで働く気もないと。

友人は『羨ましい』、『宗蔵ならできそうだな』と言ってくれた。嬉しかったが、実際はどう思われているかは分からない。友人・知人は皆、会社員なのだから。

両親には申し訳ない気持ちでいっぱいになる

最後に。両親には申し訳ないと思っている。私は工員だったが、地元では有名な会社に勤めていた。地元の有名企業に就職が決まった時は両親も喜んでくれた。

私は役職にも就いていたので、私のことを聞かれた際は、『息子は○○で○○をやっている』と答えたはずだ。上には上がいるものの、地元ではどこに出しても恥ずかしくない息子だったと思う。それが今や独身無職だ。

両親は好きなようにやれと言ってくれている。それが余計に申し訳なく思います。

周りの目は確実に変わる

私は人一倍気が弱く、周りを気にするタイプなので余計に感じるのかもしれません。しかし、自分に向けられる目は確実に変わります。どうとらえるかは自分次第です。

退職後は人と接する機会が減る

人付き合いが減ってしまった。

人付き合いが減ったと言っても会社関係だけなのだが、会社関係の人脈を断つと人によっては大幅に人付き合いが減ります。

人付き合いが減る弊害としては

  • 趣味をやめた
  • 声を出さなくなる

この2つだ。

趣味をやめることになってしまった

会社員時代はセミリタイアに向けて貯蓄に精を出してましたが、息抜きとして自分が許す範囲で趣味に打ち込んでいました。

会社の方と一緒に

  • 釣り
  • ボウリング
  • ダーツ

などを行っていたがセミリタイア後に辞めてしまった。

辞めた理由は、会社関係以外に趣味仲間がいなかったからだ。上記の趣味はセミリタイアと同時に引退となった。

正直寂しく感じることもあります。道具も捨てるか売却してしまえばよいのですが手放せずにいます。未練があるのでしょう。

声を出さなくなった

しゃべらないと声が出なくなる。マジで出なくなります。ビックリするくらい出なくなる。

会社員時代は嫌でも声を出す立場だった。

  • 上司への報告
  • 部下への指示
  • 他部署との連絡
  • 業者への発注
  • etc.

しかも製造現場だったので、しっかりと声を出さないと相手に聞こえない。

臆病で気が小さい私なりに頑張って声を出していた。そのおかげでプライベートで何かを聞き返されることなどなかった。しかし、退職後に全く喋らなくなった。そのせいか、声がどんどんか細くなっている。

飲食店で『すみません』が店員に届かない。レジで【ID】を【edy】に間違えられる。会社員時代はこんなことはなかった。

最近はジムに通いだしたので、頑張ってトレーナーさんと会話してます。

ポイント

人付き合いが減ることは人によってはメリットですね。人間関係に疲れている方はセミリタイアによって一部の関係をリセットできます。これをどう感じるかでしょう。

退職後にお金が使えなくなった

会社員時代から節約はしていた。しかし、いざという時は欲しい物は購入できた。ボーナスも出たし定期収入が保障されていたので必要な物は躊躇なく買っていた。だが、セミリタイア後は明らかに購入を躊躇している。

安定収入が無いとお金は使えない

資産が減るのが怖いのだ。使ったら資産が減ってしまう。セミリタイア前は多少は使っても減ることはなかった。

しかし、現在は会社員時代より節約して、何とか退職時の資産をキープしている状態だ。

ポイント

前向きにとらえると無駄遣いが減ったと言えます。取捨選択も上手くなります。

退職後は資産が増えない

10年以上かけてセミリタイアを達成した。

その間は資産がずっと右肩上がりだった。会社員時代は資産が増えていくのが普通だった。セミリタイアが近づく喜びもあったし、単純に資産が増えていくのも嬉しかった。セミリタイア後は資産が全く増えない。

収入が無い状態で資産をキープできているだけでも大健闘なのだが、資産が増えていかないのは寂しく感じる。

未来は誰にも分からない

あくまでセミリタイア1年目の話。これから増えるかもしれないし、逆に減るかもしれない。セミリタイア生活は資産の変動も楽しまないといけない。

セミリタイア生活のメリット

ここまでデメリットを挙げましたが、実際にセミリタイアをしている私の意見としてはメリットの方が断然多いです。

メリットには

  • 自分自身の変化
  • 環境の良化

があります。

良い方向に自分自身が変化する

セミリタイア後は体調や内面などで自分自身に変化が起きます。

  • 体調が良くなった
  • 睡眠が変わった
  • 内面が変化した
  • 時間の流れが変わった
  • 平日が好きになった
  • 前向きになった
  • 希望が持てるようになった

セミリタイア後は生まれ変わったと言っても過言ではありません。肉体的には会社員時代の方が若いはずですが、セミリタイア後の方が気力に満ち溢れており、体調面では優れています。まさに『病は気から』です。

自分を取り巻く環境も良化もする

セミリタイアのメリットは自分自身の変化だけではありません。

自信を取り巻く環境が変わり人生そのものが好転します。

  • 仕事のストレスがない
  • 平日は安くて空いている
  • 趣味に没頭できる
  • 家族との時間が増える
  • 仕事が嫌ではなくなる
  • 長年の夢が叶う
  • 特別な人生が歩める
  • 人生が楽しくなる

セミリタイアにはこれだけのメリットがあります。

【メリット】と【デメリット+リスク】の両者を天秤にかけた場合にどちらが重くなるでしょうか?一度自分自身に問いかけ見ては如何でしょうか。

リスクについて

気になるのはセミリタイアに潜むリスクだと思います。リスクを完全に除くことはできません。しかし、入念な準備を行えばリスクは大幅に減らせます。そして会社員であっても少なからずリスクを抱えて人生を送っていることをお伝えします。

※詳しくは別記事で解説しています。是非ご覧ください。セミリタイアに希望が持てる記事となっています。

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どんなに考えても、この程度のことしか思い浮かばない。無理に後悔に当てはめているだけで、はっきり言って後悔などない。

繰り返すが、『セミリタイア・後悔』。このキーワードで出てくる検索上位はほとんどが業者が書いた記事だ。セミリタイアを目指している人は、こんな記事に惑わされないでほしい。

他者に惑わされてセミリタイアしない人生の方が後悔するはずだ。

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著者の経歴

高卒で工員として働き続けてセミリタイア達成⇒独自の視点でセミリタイア論について語っています。エリートでなくてもセミリタイアは可能と発信していきます。

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