『セミリタイアしたいけど無理』そんな声があります。
セミリタイアにはいくつかの壁が合って、その壁を乗り越えていかねばなりません。無能として生まれて、ツライ学生時代を送った私がセミリタイアへの壁を乗り越えられたのは自分でも不思議だ。
なぜ私のような無能が40代前半でセミリタイアできた理由を振り返ってみた。
- セミリタイアへの意志が強かった
- 明確にやりたいことがあった
- 必要資金を貯めることができた
- 失敗や後悔を受け入れる覚悟があった
- 世間の目を気にせず肩書を捨てる覚悟があった
- 独身であることを受け入れた
無能なりの努力をして、これらの壁を乗り越えたからだと思う。
セミリタイアへの意志が強く行動できたから
- 会社に行きたくない
- 好きなことをして過ごしたい
- セミリタイアしたい
こう考える現代人は多いはず。
しかし、思っているだけで実際に行動をしている人はどれだけいるでしょうか?
SNSなどでセミリタイアへ向けて頑張っている方は拝見しますが、現実世界でセミリタイアを目指している人や、セミリタイアを達成した方を見たことがありません。
私はセミリタイアを目指して行動しました。その結果としてセミリタイアすることができました。
まずは行動しましょう
明確にやりたいことがあった
『セミリタイア後にやりたいこと』これは前項で挙げた意志力の強さに直結する。
やりたいことなど何でもいい。当時の私は
会社に行かない生活がしたい
ただこれだけだった。
しかし、その思いが誰より強かった。挫折せずにセミリタイアへ突き進む原動力になるほどに。セミリタイアをしたい人は、セミリタイアしたい理由をハッキリさせましょう。
セミリタイアしてしまえば、セミリタイア後にやりたいことはいくらでも湧いてきます。
必要資金を貯めることが出来た
セミリタイアするにはいくつかの壁があるが、セミリタイアした身からすれば、これが全てと言ってもいい。
綺麗事を抜きにすれば、世の中の大半の悩みはお金で解決できる。セミリタイアも同じ。ひとつ例を挙げれば、資産が100憶ある状態で『FIREやセミリタイアするのが怖いです』なんて人はいないだろう。
例えが極端になりましたが、要はいくら資産を築けばセミリタイアできるのか決めること。
これがセミリタイアできた理由。
必要金額は自分にしか分からない。1億必要な人もいれば、底辺FIREだと言って500万程度で妥協する人もいる。セミリタイアしたければ、必要金額を決めて、その額を貯めること。それがセミリタイアに最も必要なことだ。
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失敗や後悔を受け入れる覚悟があった
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失敗して後悔するのは誰もが避けたい。そんな不安からアクセスが集まっている感じです。この2点に関しては私も不安でしたし、大いに悩みました。
そして出した答えが、
- 失敗したら働けばいい
- やらない後悔より、やって後悔しよう
このように考えました。
体さえ動けば働き口はいくらでもある。やりたいくない仕事を定年までやったら絶対に後悔する。このように考えたらセミリタイア自体は怖くなくなりました。
人はいつか死にます。消えてなくなるんです。
- 辛い思いをして定年まで勤めても
- セミリタイアに失敗して惨めな思いをしても
最後は消えてなくなります。
セミリタイアしたいならセミリタイアした方が良いですよ。
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世間の目を気にせず、肩書を捨てる覚悟があった
セミリタイアをすると肩書を捨てることになります。
- 会社員
- 公務員
が名乗れなくなります。
世間体というのは大事です。人間は一人では生きていけません。周りは皆、会社員や公務員なのです。それ故に肩書を捨てられずにセミリタイアできない方もいる。
私は24年の会社員生活を送っていたので、会社員の肩書を捨てるのには抵抗がありました。しかし、ある時にふと気が付きました。今の会社が嫌だからセミリタイアを志した。こんな嫌いな肩書は要らないと。
そんな感じで肩書を捨てることが出来たのでセミリタイアできました。
セミリタイア後の肩書は
- 無職
- 派遣
- フリーター
などになります。
これらに対する世間の目は厳しいです。覚悟しておいた方がよいですよ。
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独身であることを受け入れた
結婚などを気にしてセミリタイアできない方もいるはずです。
結婚していない、結婚予定もない人間がセミリタイアをしたら、結婚できる確率は限りなく0に近づきます。その状態でセミリタイアをするのには迷いが生じました。
考えた末に、私は独身でセミリタイアをしました。それと同時に、生涯独身であることを覚悟しました。
セミリタイア界隈には、必要以上に結婚を否定する方たちが存在します。その方たちの問いたいのですが、理想の異性がアナタを好きでいてくれても結婚を否定しますか?
恐らく否定はしないでしょう。実際は、相手がいないから結婚をしない人が大半ではないでしょうか?そんな自分を肯定するために、仲間を求めて大声で喚いているようにしか見えません。必要以上のアピールはかえってマイナスですよ。
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無能でセミリタイアしたければ
文章としてまとめると、どれも大したことが無いかのように思える。
だが、私が壁を全て乗り越えたのは40代前半だ。長い歳月を費やした。やりたいけどやれなかったこと。もう取り返しが使いこともたくさんある。
普通と言われる人が、人生で経験できる楽しみや喜びを捨てて、壁を乗り越えることだけを考え続けた。犠牲にしたものは大きい。そう考えると、無能がセミリタイアするために一番必要なことは普通の人生を捨てる覚悟と言えるでしょう。
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著者について
高卒で工員として働き続けてセミリタイア達成⇒独自の視点でセミリタイア論について語っています。エリートでなくてもセミリタイアは可能と発信していきます。