※最初に一番大切なことを。ミニマリストに正解はない。他者に流されてアナタにとって必要なモノを捨てないように。
私がミニマリストへ入門するために捨てたモノをまとめてみました。また、処分先や現在のライフスタイルも併せて解説しています。捨てたいけど捨てられない方の参考になれば幸いです。
前提として
街を頼るが知人友人を頼らない。
を信条としています。
例えば『ゲームソフトは買わない。人に借りるだけ。』このように他者を頼るやり方。悪く言えば人を利用することを前提とした処分はしないようにしています。
入門編として
車や家具・家電などの大がかりになるモノは含んでいません。ただ、小さなモノを捨てられるようになれば、自然と大きなモノも捨てられるようになりますよ。
必要以上の見栄を捨てた
ミニマリストとして最初に捨てようとしたのは見栄です。
完全に捨てることはできませんが、必要以上に自分をよく見せたいという気持ちはなくなりました。
実際に見栄が強いとミニマリストになるのは厳しい。少なからず見栄によって所有しているモノが誰にでもあるはず。
見栄による所有
- 大きな家
- 高層マンション
- 洋服や靴
- 趣味の道具
- 車の車種やグレード
- コレクション
基本的には好きなモノ・欲しいモノを選んでいる。
しかし、これらの選択に見栄という感情が少なからず絡んでいる人もいるはず。
私は見栄があることは悪いとは思わない。誰だって人には良く思われたい。当然の感情だ。見栄ではないがミニマリストだって承認欲求は捨てられないのだから。
ただ、必要以上の見栄を捨てることによってかなり身軽になれるのは確かである。私は見栄を捨てた(減らした)ことで多くのモノを捨てられたのだから。
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とりあえず保管しておく物を捨てた
ミニマリスト本に書かれているのが『まずはゴミを捨てること』と書かれていることが多い。
その次に捨てるものは、個人的には『とりあえず取っておくもの』だと思う。
- まだ使える
- 後で使うかも
適当な理由でとりあえず保管は多い。
とりあえず保管は全部捨てた
とりあえず保管しておくものは、とりあえず全部捨てました。
所詮は何となく保管しておいたモノです。価値の有るモノなどないし、全部ゴミとして処理しました。
とりあえず保管はやめた
今は『とりあえず取っておく』はありません。昔は【一時的に保管するスペース】を設けて、一定期間に使わなかったら処分していました。『お片付けの入門』的な本によく書かれている手法ですね。
しばらくして、【一時的に保管するスペース】に入れた物は2度と使わなくなりました。取捨選択が上手くなったのでしょう。
今は
- 必要な物
- 不要な物
はハッキリとさせて不要な物は捨ててしまいます。
洋服・靴を減らした
ファッションが好きなので、洋服や靴を年間100万程買っていました。そんな生活を10年程続けていました。当然、クローゼットから溢れます。家具を除けば一番場所を取っていましたね。
服はフリマサイトで処分した
着ない服はフリマサイトで売っています。良くて購入価格の1/3の値段。大半は1/10程度の売り値です。それでも元値が高いのでそれなりの金額にはなる。
フリマアプリのアカウントを育てたいといった目的もあります。これからも少しずつ売っていきます。
※目的がないなら一気に捨ててしまいましょう。
捨てることへの罪悪感
捨てることに罪悪感を感じるなら、『セカンドストリート』や『オフハウス』などに引き取ってもらいましょう。ただ同然ですが、罪悪感はなくなります。
着ない服は手放す・着られない服は手放す
男性ミニマリストに多い、モノトーンの服しか着ないなどの拘りはないです。
洋服自体は好きなので、現在も服は購入しています。ただ、購入量は以前の1/10程度です。これでやっと普通の人くらいかもしれませんが(汗)
ただ、確実に言えるのが
衣類管理のルール
- 着ない服は手放す
- 着れなくなった服は手放す
これを実践するだけで服の数はグンッと減りますよ。
洋服のサブスク
最近は洋服のサブスクも多いようですね。私好みのブランドを扱っているサブスクが誕生したら利用してみたいものです。
※ミニマリストは同じ服を着回すのが正解のような風潮がありますけど、それがミニマリストの定義というワケではないので、ファッションに関しては自分をしっかりと持っていたいと思います。
辞めた趣味の道具を片付けた
やめた趣味一覧
- ダーツ
- ボウリング
- ビリヤード
- スノーボード
- 釣り
- etc.
多くの趣味に手を出しました。それに伴い道具も増えていく。
いつかまた再開するかもしれない。そう考えて一時は保管していました。しかし、道具は定期的に新作がリリースされます。どんどん型落ちしていくことになる。そう考えて手放すことにしました。
趣味の道具はフリマサイトですぐに売れる
主にフリマサイトで売却ました。ボウリングの球が出品して15分程度で売れたのには驚きました。
梱包が面倒なものは買取店に持ち込んで売却。楽でよいですね。
手放すことを前提で購入。レンタルを利用することも
所有することに執着がなくなりました。現在進行形の趣味だけ道具を所有しています。
購入時も、いつか手放すことを前提に購入しています。レンタルで済ませてしまうことも多くなりました。
レンタルをうまく利用しましょう。
レンタルとミニマリスト
多趣味な方は、部屋が道具で溢れてしまいます。本格的に取り組まない趣味はレンタルで済ませるのもありですよ。
CD・DVD、は全部捨てました
CDとDVDは全て捨てました。
私は年代的にCD販売の最盛期に10代、20代を過ごしました。同年代の方はCDを数百枚持っている人などは珍しくはないでしょう。下手すれば千枚越えも。
DVDも同じく。大量に棚に並べていました。
CDとDVDはすべて捨てました
限定特典付きの物は買取店へ。その他はすべて捨てました。
全部買い取ってもらおうと考えたんですけど。通常のCDの買取はたぶん10円程度ですよね。下手すれば買取不可。
- 袋に詰める時間
- 待ち時間
- 労力
これらを考えて大半は捨てました。
音楽や映画はサブスクサービスを利用
音楽サブスク
Amazonミュージック
YouTubeプレミアム
映画サブスク
- Amazonプライムビデオ
- ネットフリックス
これらを使い分けています。
サブスクは管理が大事
毎月、全てを契約しているわけではありません。サブスクの契約は垂れ流しにしないことが大切ですね。
本・漫画・雑誌は数冊を残して捨てました
本は投資関連の書籍を数冊残してすべて処分。漫画はすべて手放しました。
すべてブックオフ行きに。今ならメルカリを利用したい。
すべてブックオフへ(当時、メルカリは普及していなかった)雑誌は紙の回収日に捨てました。
今ならメルカリでセット売りしたと思います。
ネカフェが本棚。キンドルとeBookを使い分ける。
投資関係で必要な本は持っているので増えない。その他の読みたい本は電子書籍に移行。漫画と雑誌はネカフェで読みます。
どうしても手元に置きたい本は
- 一般書籍はキンドル
- マンガはeBook
で購入しています。
図書館の存在も大きい。趣味も兼ねて図書館を利用することも多いです。
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ゲーム機とソフトは最小数にした
幼少期にファミリーコンピュータが誕生。以降、ゲームボーイ、スーパーファミコンと次々にハードを購入。同時にソフトも増えていきました。
記事を書いている現在に所有しているのは
- PS4本体
- switch本体
のみです。
買取店ですべて処分した
買取店ですべて売却。
特別に価値のあるソフトを所有していなかったので、買取店ですべて買い取っていただきました。フリマサイトへの出品も考えましたが、数も多いし、出品作業の手間と利益を考えて買取店を選択しました。
フリマサイトの実績作りのために、数点は出品しても良かったかな。と思ったりもしています。
ソフトは1本しか所有しない
ソフトは全ハード合わせて最大でも1本しか所有しません。プレイ中のものだけ。クリアしたらフリマサイトに出品してしまいます。
1本だけなら出品作業も苦になりません。
プラモデル・フィギアなどのコレクションを捨てた
ゲームと同じくらいアニメが好きでした。
特にガンダムシリーズが好き。ガンプラが部屋に溢れていました。しかも、箱は全て保管です。ガンプラってパッケージの絵がカッコいいんですよね。
フィギアはドラゴンボールやワンピースなどのバトルマンガのフィギアを集めていました。コンビニで購入。ゲーセンで見つけたら取る。専用の棚を買って並べていました。
フィギアやプラモデルはすべて捨てた
フィギアはすべて売却。ガンプラは思い切って全部捨てました。
処分したときは受け取ってくれる人もおらず、ガンプラ完成品の買い取り先などもほとんどありませんでした。やむを得ずです。
プラモデルは作ったら手放す
ガンプラ完成品が見たいときはガンダムベースやガンプラ売り場にいきます。腕の良いモデラーさんの作品には引き込まれますね。
プラモデルを組むのは今でも好きです。購入もします。作ったら甥っ子にあげてしまいます。甥っ子が成長したらフリマサイトに出品しようと考えています。完成品のプラモデルも売れるんですよね。
トレーニング用品は手放して有料ジムへ
手放したトレーニング器具
- ダンベル
- 腹筋ローラー
- プッシュアッパー
- シックスパッド
- etc.
これらの筋トレ用品は全て手放しました。
トレーニング用品は全部手放しました
フリマサイトか買取店で売却しました。当時、人気商品だったシックスパッドは結構な金額で売れた記憶があります。
有料のジムを利用中です。
有料のジムに通っています。
会費が掛かってしまうのがネックですが、楽しんで通っています。私にはジムの方が合っていましたね。
部屋も片付いたし、ヤル気も上がりました。
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肩書まで捨ててしまった
これはモノではないのですが、私にとってはミニマリストと切り離せません。
私は退職してセミリタイアをしています。無職。カッコつければフリーランスでしょうか?
24年間の会社員生活を経て今に至ります。会社員の肩書を捨てるのは怖かったです。世間の目もあります。しかし、ミニマリストになり見栄を捨てて、自分らしく生きることを選択できるようになりました。
ミニマリストにならなければ、セミリタイアを夢見た状態で、今も会社員として働いていたかもしれません。
ミニマリストとの出会いには感謝しています。
ミニマリスト入門として
まずはこれを捨てよう
- 見栄
- 明らかなゴミ
- とりあえず保管しておくもの
この3つを捨てるだけで大分片付きます。
街と暮らせばモノは減る
- 街の施設
- サブスク
- レンタル
- フリマサイト
これらを上手く利用すれば多くのモノを所有する必要もありません。
コレクターでもあった私は多くのモノを捨てました。
多くのモノを処分してしまったが、使ったお金や時間が無駄だったとは思っていない。これらのモノは私の人生を大いに楽しませてくれた。そして、これらのモノを捨てたから今の私がある。これからもモノとの出会いと別れには感謝していきたい。
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著者について
高卒で工員として働き続けてセミリタイア達成⇒独自の視点でセミリタイア論について語っています。エリートでなくてもセミリタイアは可能と発信していきます。