仕事で必要な知識を身に付けるのにネットは最適です。スマホは誰でも持ち歩いていますし、その場で検索できます。ですがネットの情報だけでは不十分で書籍が必要な場合もあります。
調べごとによっては同ジャンルの本を数冊読みたい場合もあります。しかし、必要な書籍を全て購入していては出費が膨大になってしまう。出費が増えればセミリタイアも遠ざかります。
私は仕事関係で分からないことがあれば、図書館の本にお世話になりました。
- パソコンの基礎
- エクセル
- パワーポイント
- メールの例文
- etc.
セミリタイアを目指す過程で書籍代の節約のために図書館の利用を勧めます。
もちろん書籍の購入による知識の積み上げは知的財産になります。購入して作者を応援したい気持ちも分かります。ですが選択肢が多い越したことはありません。本が必要になったときに図書館の利用を選択肢に入れましょう。使い方により人生をより豊かにしてくれるでしょう。
図書館とは
図書館の役割
主に市町村が運営する公共施設です。書籍を始めとする資料を保管しており、一般公開されています。
日本全国の図書館は誰でも利用が可能です。市町村が管理していますが対象施設の市民である必要はありません。開館時間内であれば自由に出入りが可能です。
資料の多くは書籍です。ジャンルは多岐に渡ります。
- 歴史
- 金融
- 法律
- 資格
- 趣味
- etc.
図書館にもよりますが、漫画やCD・DVDもある。児童コーナーもあり、お子様に読み聞かせる絵本や紙芝居も充実しています。
その資料を借りて持ち帰ることもできます。
※こちらは制限があります。制限内容は図書館によって様々です。
また貸出不可ですが、新聞や雑誌がある場合も。定期購読している週刊誌があるかもしれません。投資に必須な会社四季報もあります。
※バックナンバーに限り、貸出している施設もあります。
その他
自習室等もあります。広い勉強部屋です。資格勉強で利用させてもらいました。もちろん無料です。
市町村に関するお知らせ等のプリントも配布されており。市のイベントを知ることもできます。
電池や小型家電の回収BOXも設置されている場合も。
トイレが借りられるので散歩中や通りかかったときに便利です。
利用方法
開館時間内なら出入りは自由。受付等は必要ありません。
図書館を利用する前に知っておきたいことは
- 館内利用だけなら特になし
- 貸出には図書カードが必要
- 図書カード作成には身分証明証が必要
図書館内で本を読むのは自由です。
ですが本を借りるには図書カードが必要となる。図書カードを作るには身分証明証が必要です。
図書カード作成で利用できる身分証明証
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- 自動車免許証
- etc.
公的に発行された、本名と住所が記載されている身分証明証なら作成可能です。
※図書カード作成には条件があります。
- 施設が所在する市に在住している
- 施設が所在する市に通勤している。
- 施設所在地に隣接する市に在住している。
- 施設所作在地の同県に在住している。
- etc.
条件は様々です。基本的に近隣の市町村であれば問題ありません。
本を借りるには
- 本を選ぶ
- 受付カウンターへ持っていく
- 図書カードと本を渡す
以上です。借りた際に返却期限を伝えられるので忘れないようにしましょう。
※レンタル店のように返却期限の書かれた紙を渡してくれます。
図書館のメリット
- 無料で本が読める
- 無料で本が借りられる
- 冷暖房が完備されている
- 館内が静かで雰囲気が良い
無料で本が読める
無料で本が読める。本屋でも立ち読みは可能ですが、長時間の立ち読みはよくありません。
ですが図書館は資料を無料開放することを目的としています。そのため、遠慮なく長時間でも本を閲覧できます。椅子も複数置かれているし、自習室のような場所で机付きで読むことも可能です。
無料で本が借りられる
本を借りて、図書館外へ持ち出せます。専門書などは自宅や職場での作業中に必要になります。本を借りられるのは非常にありがたいです。
冷暖房が完備されている
冷暖房が完備されています。夏は涼しく、冬は暖かい。
館内の雰囲気が良い
どこの図書館も館内は静かです。読書好きの方や勉強目的の学生しか立ち寄りません。静かで落ち着くカフェよりも、さらに落ち着きます。天井が高く開放感もあり、図書館独特の雰囲気が大好きです。立ち入るだけでも価値があります。
図書館のデメリット
- 返却期限がある
- 市町村により充実度に差がある
- 目当ての本が意外とない
- 人気の本は常に順番待ち
- 飲食は禁止
返却期限がある
借りた資料には返却期限があります。大体2週間です。
仕事で使う専門書は2週間では足りない場合も(延長申請できる市町村もあります)その場合は一度返却してから、再度借りることになります。
市町村により充実度に差がある
- 置かれている資料の数
- 冷暖房の快適さ
- 館内の明るさ、雰囲気
- 雰囲気
- 職員の対応
- 利用者のマナー
複数の図書館を利用すると分かりますが、施設の規模にかなり差があります。
本の数は施設の大きさに比例します。大型の図書館と小さな図書館とではかなり差があります。しかし無料開放されているだけでもありがたいです。
目当ての本が意外と少ない
お目当ての本がない。これは良くあります。
例えば、
エクセルについて勉強したい。
この場合はエクセルに関する本は数冊あります。
ビジネスメールを勉強したい
これも『メールマナー』や『メール例文』に関する本は数冊あります。
特定のジャンルについての本が借りたい。こういった場合は問題ありません。
ですが、ブロガーが本を10冊推奨したとしましょう。借りたい書籍名を指名した場合です。こういった場合は10冊中、1・2冊あればよい方です。ベストセラーなら期待できますが、マニアックなジャンルであれば、全滅もあり得ます。
ジャンルで借りたいときは複数冊ありますが、書籍を指名した場合は意外とありません。
人気の本は常に順番待ち
新刊を始めとする、人気となる本は常に順番待ちです。予約が必須となります。
気長に待てるならよいですが、すぐに必要となると借りることはできません。
飲食は禁止
あまりの快適さに長居をしてしまいますが、基本的には飲食は禁止されています。
給水機が設置されていることもあります。
- 暑い日には冷たい水を
- 寒い日には温かいお茶を
頂けるのはありがたいです。
まとめ
セミリタイアへの道で重要なのはお金の管理だけではありません。公共施設を上手く使うことによりセミリタイアが近づきます。
図書館は無料で資料の貸し出しを行っています。これを使用しない手はありません。一度、近隣市町村の図書館を訪れてみてください。アナタのお気に入りの場所となるかもしれません。