セミリタイアして1年。セミリタイア生活のリアルが見えてきました。
『楽しいこと』も『辛いこと』も経験できたのでセミリタイアに
- 向いている人
- 向いていない人
も見えてきた。
今回はセミリタイアに対して『向き・不向き』が有ることを語りたい。
(できる・できない。は無視する)
セミリタイアの定義が曖昧なので今回は『会社員』、『公務員』などでフルタイムで働かないことを前提とします。そして、本人の性格だけではなく、取り巻く環境も含めたい。
セミリタイアに向いている人は
- お金の不安がない人
- 一人でも大丈夫な人
- 明確な目標がある人
- 肩書にこだわらない人
- コミュ力が高い人
- 自分の選択に責任が持てる人
がセミリタイアに向いていると言えます。
全てに該当する必要はありませんが、該当する項目が多い人ほどセミリタイアが楽しめるし、失敗する確率も低いでしょう。
著者について
高卒で工員として働き続けてセミリタイア達成⇒独自の視点でセミリタイア論について語っています。エリートでなくてもセミリタイアは可能と発信していきます。
お金の不安がない人
これが第一条件だ。正直なところ、これが全てと言ってもいい。それほど大事な条件になる。綺麗事を抜きにすれば、世の中の悩みは大半が金銭絡みだ。セミリタイア生活も金の問題を解決すればどうにでもなる。
お金の不安がない人とは、別に資産の多寡だけではない。
- 使い切れない資産を有している
- 実家が太い人
- どんな生活でも出来る人
資産が多いに越したことが無いが、金が無くても生活できる人は『お金の不安がない人』と言える。
使い切れない資産を持っている
使い切れない資産の定義は人によるけど、例えば、『節約せずとも100年生きられる資産を持っている人』これはお金の不安がない人と言えるでしょう。
上記は極端な例だが、本人的に使い切れない資産を持っていれば何の不安もない。好きに生きられる。
※私は5000万近く持っていますが、多少の不安と共に生きてます。
実家が太い人
本人に資産が無くても、実家が太くて遺産相続ができれば将来の不安はない。
私の知っている人にも親から財産を貰った人はいる
- アパート
- 広大な土地
これらを相続していた。税金を払っても釣りがくる。
本人は普通に働いているが、金銭的な不安は一切ないようだ。仕事で嫌なことが有っても『俺はいつでも辞められる』の精神なのでストレスはないらしい。
持って生まれた才能の一つなので使うべきだろう。何もない人は他人様を羨んでも仕方ない。自力で解決しよう。
どんな生活でも出来る人
どんな生活でも受け入れられる人。
- 極貧生活
- 辛いバイト
- 生活保護
- 路上生活
どんな状態になろうとも生きていける人。ある意味、生命力に溢れている人はお金が無くても生きていける。
本当に何でも受け入れられるなら、今すぐにセミリタイアは可能だ。
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一人でも大丈夫な人
結婚して家族がいる人は別として、独身者は一人耐性があった方がよい。
一人でも大丈夫な人とは
- 一人でも楽しめる
- 一人でも行動できる
- 一人でも不安がない
これらに該当する人だ。
『俺は一人でも大丈夫』という人は多いだろう。自分もそうだった。しかし、セミリタイア後はより孤独になる。
会社の人とは縁が切れるし、友人にセミリタイアすると告げたら、変人扱いで距離を置かれる可能性だってある。覚悟しておいた方がよい。
平日が恋しい
私は一人は寂しいです。周りの目も気になる小心者なので、土日は引きこもってます。
明確な目標がある人
目標というより『やりたいこと』があるかどうかだ。
やりたいことなど何でもいい。ご立派な目標である必要はない。
- 毎日ゲームがしたい
- ブログをやりたい
- youtuberになりたい
- 引きこもりたい
こんなことでも十分だ。
自分の意志で『やりたいこと』が無いと時間を持て余すだろう。
世の中には【命令されてた方がよい人】が存在する。気づいていないだけで、アナタもそうかもしれない。一度、自分に問いかけた方がよい。明確な『やりたいこと』があるかどうかを。
自分の意志で引きこもりたいのなら、それだって立派にやりたいことだ。
セミリタイアは楽しい
明確に『やりたいこと』が有ればセミリタイア生活は充実します。私はいくら時間が有っても足りません。
肩書にこだわらない人
プライドが高い人はかなりキツイです。セミリタイア後は肩書を失います。セミリタイア前は気にしてなかったけど、職業って結構聞かれるんですよね。
そのときに
- 無職
- アルバイト
- パート
- 派遣
- 期間工
これらを名乗るのに耐えられない人は厳しいと思います。
プライドが高い人は
- 完全リタイアできる資産を貯める
- 副収入を育てておく
- etc.
などで、他人様の世話にはならないよう準備しておくことを勧めます。
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コミュ力が高い人
これに関しては、?って思う方は多いでしょう。コミュ力の低さから仕事が辛く、セミリタイアを目指す方が多いからです。私もそうでした。セミリタイアすれば人間関係に悩むことはない。そう思ってました。
ですが、セミリタイアして人との接触が減っても、コミュ力が高いに越したことはありません。
セミリタイア後は生活費の足しとしてバイトなどを行います
- バイト
- 短期バイト
- リゾートバイト
- etc.
これらが楽しめるかどうかはコミュ力の高さがモノを言います。
私はコミュ力の無さから、工場の応援や倉庫作業などのバイトしか応募できません。リゾートバイトなどは興味がありますが、怖くてできないのが現状です。いつかはやってみたいですが。
コミュ力は大事
とにかくコミュ力が高ければセミリタイア生活をより楽しく過ごせるでしょう。まあ、無くても何とかなりますけど。私がどうにかなっているので。
自分の選択に責任が持てる人
最後はこれだ。世の中、自分の選択に責任が持てない人が多すぎる。
自分の行動による失敗を他人のせいにする人だ。
- 〇〇が言ったから
- ○○に書いてあった
- 〇〇を参考にしたのに
これが口癖の連中だ。
仕事で上司に命令されたとかは別として、自分の選択が悪い結果に繋がったときに受け入れらない人はセミリタイアしない方がよい。セミリタイアの資金も自分で決めろと主張するのもそのためだ。自分で資金を決められないようでは話にならない。
セミリタイア後の責任は全て自分
セミリタイアは確かに楽しいが、セミリタイア前の方が良かったと言えることは存在する。その問題に直面したときに、他人のせいにするようではダメだ。
セミリタイアに向いていなくても大丈夫
『できる・できない』と『向き・不向き』は別問題なので、向いてなくても悲観する必要はない。
私だって
- お金は不安だし
- コミュ力は皆無だし
- 一人は寂しいです
しかし、セミリタイアして良かったと感じている。
だが、上記の項目に全く該当しない人は考え直した方が良い。
特に
- お金に不安があって
- 選択に責任が持てない
こんな人は失敗して後悔する未来が約束されている。
そんな人はセミリタイアしない方が良い。
反対に、多くの項目に該当する人は楽しいセミリタイア生活が約束されています。自分で決めたセミリタイア資金をしっかり貯めてセミリタイアしましょう。ブログを通して応援しています。
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著者について
高卒で工員として働き続けてセミリタイア達成⇒独自の視点でセミリタイア論について語っています。エリートでなくてもセミリタイアは可能と発信していきます。