ミニマリスト関連で検索をしていたら、またも気になる検索ワードを見つけてしまいました。
- ミニマリスト 必要な物
- ミニマリスト 不要な物
必要、不要は人によって違うでしょ。
これが私の意見ですが、私なりに捨ててはいけないモノを考えてみました。
- 当初の目的【ミニマリストになった理由】
- 必要な物・使っている物
- 思いやりと謙虚な気持ち
これらは絶対に捨ててはいけないと考えます。
むしろ、幸せなミニマリストになるために必須条件ではないでしょうか。
当初の目的を捨ててはいけない
ミニマリストになりたい理由・目指した理由は何でしょうか?
- スッキリと便利に暮らしたい
- お金を貯めたい
- 何となく人生を変えたかった
- etc.
誰にでもミニマリストを目指す目的やキッカケがあるはずです。その目的を捨ててはいけない。
ミニマリズムには病的な魅力があります。その魅力に取りつかれると、当初の目的を捨てて(忘れて)しまい、モノを捨てることが目的になってしまいます。
こうなってしまうとどうにもなりません。ミニマリストを志した目的など忘れてしまい、『捨てること』『物を減らすこと』に夢中になってしまいます。
物が少ない選手権に参加したり、SNSなどで目立つことが目的に変わったのなら良いのかもしれません。しかし、そうでないのなら残るのは後悔だけです。
そして『ミニマリスト辞めました宣言』につながります。
目的を忘れないように
何でミニマリストになりたかったのか?これだけは絶対に捨てて(忘れては)ならない。
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必要な物・使っている物を捨ててはいけない
- 普段使っている物
- いざという時に必要な物
これらを捨ててはいけない。
「そんなことは分かっているし、捨てるわけがないでしょ。」そう思われるかもしれませんが、ミニマリストになると捨ててしまう方が大勢いるのです。
捨ててしまう理由は2つ
- 【物が少ない=正しい】の病に侵された
- ミニマリスト○○に憧れて真似をした
以上の理由から捨ててしまうと推測します。
ミニマリズムに魅入られてはいけない
ミニマリズムに魅入られてしまうと捨てることが快感になり、物が少ないことに喜びを感じます。
こうなると
物を減らすこと>便利で豊か
このようになってしまいます。
少しくらいならまだ良いのですが、これが加速すると大変なことになります。
気づいたらまともに生活できなくなっていた。
なんてことになってしまいます。「いや、大袈裟だろ」そう思われるかもしれませんが、ミニマリストを辞める理由の一つが『生活ができなくなった』なのです。
ミニマリズムと上手く付き合おう
ミニマリズムをコントロールする。これが幸せなミニマリストになる条件です。
ミニマリスト○○とアナタは違います。
どの業界にもインフルエンサー的な存在がいます。ミニマリスト界も例に漏れず、ミニマリスト○○を名乗る有名人が存在します。彼(彼女)らが自分で意識しているのかは分かりませんが、インフルエンサーとしてかなりの影響力を持っています。
皆さんにも憧れのミニマリスト○○さんがいるかもしれませんね。
基本的にはインフルエンサーに憧れて真似をすることは悪いこととは思いません。しかし、それは趣味などであったらの話。ミニマリズムはライフスタイルに直結します。
ライフスタイルは人によって違います。人によって必要な持ち物は違ってくるのです。
- 〇〇は必要ない
- 〇〇は○○で代用できる
- ○○は必需品
憧れの方にこのようなことを言われると真似したくなるものです。
しかし、必要な物は人によって違う。真似をして捨ててしまったり、無理に代用して効率を落としたりすると生活に支障が出る。ミニマリストに正解はないのだから、ミニマリスト○○さんに憧れて真似るのはホドホドにした方が良い。
参考程度なら
もちろん、自分の生活に合っている部分を真似るのは大いに良いでしょう。
私だって真似して導入することはあります。
だが、相手が誰であろうと、全てを鵜呑みにしたりはしない。それどころか、「そりゃねーよ」とツッコむことは多々ある。
- とある書籍に床で寝ると書かれていました⇐「ありえねーよ。身体に悪いだけだろ」と思いました。
- 卒業アルバムは見ないから捨てる。見たくなったら人に見せてもらう。⇐「捨てるのは勝手だけど、人を利用する前提で整理するんじゃねーよ。」
こんな感じです。
憧れの人やインフルエンサーとは、そんな距離感でいると良いですよ。
少し距離を置くと冷静に見れるので、真似をしてよくなる部分。悪くなる部分の見分けがつくようになります。
思いやりと謙虚な気持ちを捨ててはいけない
- 物の数で人の優劣など決まらない。
- 誰もが効率を求めて生きているのではない
モノが少ないミニマリストは確かに効率的だと感じます。しかし、特別に優れた存在ではない。
これは認識していた方が良い。
持ち物の数で人の優劣など決まらない
ミニマリストで検索すると
- 嫌い
- ウザい
- 最悪
- etc.
などと、あまりよろしくないキーワードが検索候補にあります。
理由は、ミニマリストになった知人友人が上から目線で持ち物に口出ししてくるから。といった理由からです。
ミニマリストになって偉くなったつもりでしょうか?もしくは、特別な存在になったと勘違いしてしまったのか?理由はどうであれ、求められてもいないのに、他人の持ち物に口出しするのは良くないでしょう。
ミニマリストなどどうでもいい
自分が好きな物はみんなも好きだと錯覚するものです。ミニマリストも同じ。ですが、大多数の人から見てミニマリストなどどうでも良いのです。興味もない。覚えておいた方がよい。
プライベートで誰もが効率を求めて生きているのではない
「でも、ミニマリストは効率的で優れた存在なんだ!」と言いたい方もいるかもしれませんね。仕事なら効率を高める。求めるは正しいし、実行できれば優秀と言えるでしょう。
しかし、プライベートになると話は別です。
世の中の誰もが効率を求めて生きいるわけではない。
物が並んでいることに安らぎや喜びを感じる方も大勢いる。コレクターが最たるものでしょう。
幸せの定義は人それぞれ
少なくとも、モノが少ないことに優越感を感じて、他人と持ち物を比較している人より、モノに囲まれて楽しそうに生きている人の方が幸せではないでしょうか。
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ミニマリストに対して本気で羨ましがってはいない
「でも、部屋がキレイで羨ましいって言われるけど」こう思われるかもしれません。ですが、本気にせずに軽く流した方が良い。
独身者でよくいますね。結婚して幸せな家庭を築いている方が、「自由に金が使えないし、結婚なんてするもんじゃないよ」なんて発言すると真に受ける人。これは独身者に合わせた発言だって分かるじゃないですか。
けど、それを真に受けてしまう。独身でいる自分の人生が肯定された気になるんでしょうね。相手が本気で言っているかどうかなんて考えもしない。
ミニマリストが羨ましいも似たようなものですよ。
ちなみに、結婚の話はあくまで一例です。本気で結婚を後悔している方も大勢いるでしょう。私が伝えたいのは、『誰もが本気で発言をして羨ましがっているワケではない』って部分です。
私も独身です。
独身者の方は気を悪くされたかもしれませんが、私も独身なんでお許しください。
片付けに関して相談をされたら親身なって向き合いましょう
時には本気で相談されることもあるでしょう。その時は親身になって相談に乗ってあげましょう。
誰もが最初は初心者です。
ミニマリスト界の発展
ミニマリスト界隈の裾野を広げるためにも、興味がある方には親切にした方がよいです。
ミニマリストが捨ててはいけないモノまとめ
- 当初の目的【ミニマリストになった理由】
- 必要な物・使っている物
- 思いやりと謙虚な気持ち
多くの物を手放して、合理的に生きるミニマリスト。テクノロジーが発展した現代との生活にも相性が良いのかもしれません。
しかし、持っていれば便利で暮らしが豊かになる物はある。無ければ困るものも多い。何が必要で何が不要か。それは人によって違います。他人を真似ての取捨選択は良くない。
どれだけ技術が発展しようと、我々は人間社会で生活をしています。色々な価値観を持った方と交わって生活をしています。ミニマリストになって生まれ変わった。人生が変わったと感じるのは自由です。ですが、謙虚な気持ちまでは捨ててはならない。
ミニマリストを志した目的は何ですか?
物が少ない自慢をするため?自分の優位性を示すため?違いますよね。便利で豊かに暮らすためではないでしょうか。その目的だけは絶対に捨てて(忘れて)はいけません。
幸せなミニマリストになるための必須条件ではないでしょうか。