セミリタイア決意する。そのときにセミリタイアを目指すことを宣言するべきか?これについて考えたい。志を持って行動を始めたが挫折してしまう。自己啓発本ではその解決法がいくつか提示されている。
その一つに『目標は宣言するべし』と書かれていることが多い。
宣言することで、周囲の人に監視してもらい成果を高めるといった方法が推奨されている。ようは怠けるから周囲の人に見張りになってもうわけだ。
目標を宣言するメリットとして
- 宣言することで自分を追い込むことが出来る。
- モチベーションが上がる
- 周りが応援してくれる
等があります。
また上手くいかずに辛いときは励ましてくれたり、解決策を提示してくれる場合もある。
デメリットは
- 失敗時に恥をかく。
- 応援してくれた人を裏切ることになる。
等のデメリットはあるが、基本的にはメリットが多い感じがする。
では『目標。セミリタイア』にも当てはまるのだろうか?
セミリタイアを目指す人は周りに宣言するべきか?これについて考えてみたい。
著者の経歴
高卒で工員として働き続けてセミリタイア達成⇒独自の視点でセミリタイア論について語っています。エリートでなくてもセミリタイアは可能と発信していきます。
友人
どんなに心置きなく接することが出来る友人でも黙っていた方がよいでしょう。
仮に友人がセミリタイアを目指していてもです。
相手が挫折する可能性もあるし、挫折後は邪魔される可能性すら出てくる。私はセミリタイア等の話題が出ても、計画を立てて行動しているとは言わなかった。今でも正解だったと思っている。
私はセミリタイアを目指してからは、友人たちとは少し疎遠になってしまった。月に1,2度は共通の趣味で集まっていたが、その趣味は非常に金が掛かるものでした。
セミリタイアを目指したとき私は20代後半であった。そこで趣味・友人とセミリタイアの選択を迫られた。結果。セミリタイアを選んだわけだ。
ポイント
友人にも色々いて、『趣味を通しての友人』、『ただ一緒にいるだけで良い友人』がいます。後者の友人とは今でも会っています。ですから、仮に趣味を捨てても全ての友人を失うことは有りません。
会社の同僚
会社関係はどうだろう
言うまでもなく宣言しない方が良いです。
セミリタイア宣言、退職宣言している人も仲間なんて思わない方が良いです。ほぼ全ての発言が口先だけでしょうから。
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金の使い道を聞かれたら
同じ会社に勤めていれば同僚などは、あなたの収入も把握している。
人間、他人の懐具合が気になるものです。セミリタイアを目指す我々も他人の資産は気になるはず。そこで質素倹約を貫いていると、何に金を使っているのか?と聞いてくる人が現れます。
質素倹約で金余りが予想されるアナタの懐具合を気にしてくるのです。
事実、私はサラリーマン時代に何人もに聞かれている。特に散財癖のある奴ほど聞いてくる傾向がある。金の無い自分が不安なのか、その真意は本人達にしか分からないが金の無さそうな人に良く聞かれたのは事実だ。あとは独身だったせいか、既婚組によく聞かれた。
幸い?私は20代後半までギャンブル好きで散財癖が合ったために、資産形成中も『ギャンブルで溶かしてしまっている。だから節約しているんですよ(笑)』で誤魔化していた。
色々なギャンブルの基礎知識があったからいくらでも話はできた。30代後半に差し掛かったら『親の調子が悪くて。この先、金が掛かりそうなんです・・』とかで流していた。
『貯金が趣味なんだよ(笑)』と言えるキャラならそれが一番だが、言えない人が多いだろう。金の使い道を問われたときの返答を何パターンか考えておいて方がよい。
気を付けて
間違っても『関係ないっすよね』とか『なんで言わなきゃいけないんすか』とイキらないよいうに。資産形成中のサラリーマン。会社勤務中も人生なのだ。周りの人と上手くやって楽しく過ごせた方が良い。
私は入社前から辞めたいと思っていた。そしてお前らとは違う的な思考で正に中二であった。当然、私のサラリーマン人生は悲惨なものであった😢
家族
すでに籍を入れているかどうかで変わりそうだが考えてみたい。
友人、同僚などは誤魔化して適当に流せばよいが、家族だけは別だ。人生を共に歩むわけだし、家族の賛否でセミリタイアを目指すどころではなくなる可能性すら高い。
伝え方を考えて慎重に扱うべきだ。
配偶者、婚約者
当たり前だが配偶者には宣言する。というか相談するべきだ。
いきなり『よーし!パパ今日からセミリタイアしちゃうぞ!!』なんてなったら問題だろう。
結婚を前提に付き合っている相手がいるのなら、結婚前に相談した方が良い。結婚前に価値観の確認。共有は必須だ。早く確認した方が良い。価値観の共有ができて、一緒に計画的にセミリタイアを目指せれば資産形成も早いはず。協力するかしないかで相手の本気度も測れる。
相手が口だけと分かった場合にどうするかはあなた次第だが。
反対さされたら
セミリタイアの知名度が上がってきたと言っても、今の日本ではセミリタイアは受け入れられていません。反対されるケースが多いでしょう。
パターンとしては2つ
- 単純に心配されている。
- 価値観の違い
これらについて考えたい。
単純に心配されている場合
相手がなぜ心配しているのか。それを知る必要がある。
- 論理的に心配している
- 感情的に心配している
どちらなのかを把握しましょう
論理的に心配されているのなら、客観的に見てアナタのプランが甘いということだ。逆に言えば相手が納得できるプランに練り直すことで、協力を得られるかもしれない。
感情的な場合は相手に寄り添うべきだと思う。そもそもセミリタイアは、少なからず当人自体も不安があるだろう。さらに相手はアナタ程の情報を持っていないのだから、より不安なのは当然だ
ポイント
なぜセミリタイアをしたいのか、相手に共感が得られるよう説明しよう。そしてあなたのプランが如何に完璧な計画であることを相手に示したい。
価値観が違う場合は大変だ。
- 説得に成功する
- 自分が折れる(諦める)
- 別れる
簡単な問題ではないが、文面にするとこうだ。
1.ならハッピーだが、2.3.なら悲惨である。そうならない為にも早々にセミリタイア宣言をして、相手と価値観が同じか知っておいた方が良い。
モチベーションを維持するには?
モチベーション維持のために、どうしても宣言をしたい人はSNSをお勧めする。
特にTwitterは短ければ1分以内に投稿もできる。時間に追われるサラリーマンとの相性もいい。拡散機能もあるし仲間も作りやすい。
時間が許せばブログもありだ。ブログは財産になる可能性もある。
ポイント
セミリタイア系のブログを行って気づきましたが、『セミリタイア達成ブログ』より『セミリタイアを目指すブログ』の方が受けます。共感が得られるしサクセスストーリーとして面白いのでしょう。Twitterもセミリタイアを目指している人の方が圧倒的に多いです。
まとめ
セミリタイアは短くても数年かけてのプロジェクトだ。誰かに話したい気持ちが湧いてくるかもしれない。特にセミリタイアに興味を持っている人に遭遇したらテンションも上がるでしょう。
だがセミリタイアを目指す宣言は、同時に金を貯めこむ宣言だ。大金を貯めこんでいることを知られたら、金銭トラブルに巻きまれる可能性もある。基本的には人生を共にするパートナー以外は黙っていた方がいい。
どうしても人に知ってもらいたい人はSNSやブログで発信する。
セミリタイアを宣言する相手は厳選していきたい。
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著者の経歴
高卒で工員として働き続けてセミリタイア達成⇒独自の視点でセミリタイア論について語っています。エリートでなくてもセミリタイアは可能と発信していきます。