- 米国株はドル建てで購入した方が有利
- ドル建てにはドルが必要
- 円をドルに替えるには為替手数料が発生する
- 為替手数料は少しでも安く抑えたい
住信ネット銀行を利用すれば、為替手数料を安く抑えることができます。
外貨積立サービスを利用します。
証券会社 | 楽天 | SBI | マネックス | カブコム | 松井 |
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外国為替(購入時) | 25銭 | 25銭 | 0銭 | 20銭 | 25銭 |
外国為替(売却時) | 25銭 | 25銭 | 25銭 | 20銭 | 25銭 |
上記の表は5大ネット証券の為替手数料になります。
1ドルあたりの為替手数料は25銭。それに対して、住信ネット銀行の定期積立なら、1ドルあたり3銭という低コストで日本円をドルに替えることができます。
しかも、『米ドル自動入金』サービスにより、自動でSBI証券へドルを送金してくれます。
米国株の取引は『住信SBIネット銀行』でドルを調達して、『SBI証券』で売買を行うのが低コストになります。ぜひ利用しましょう。
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米国ドルは『外貨積立』を利用して低コストで調達する
米ドル定期積立の注意点
引用:住信SBIネット銀行
- 通貨あたり最大5契約までお申し込み可能です(一時停止中の契約を含む)。
- 買い付け予定日の4:00以降に申し込みいただいた場合、次回買い付け予定日から買い付けが実行されます。
- 購入上限ルートの判定は、当社外貨預金における買付日の8:30の為替レートとなります。
- 1回あたりの買付金額は500円以上、1回あたりの買い付け金額と増額月の合計は5,000万未満でご入力ください。
1回の積立金額は500円以上。
毎日、300円分のドルを購入するなどはできないようです。
また、預金がない場合は買付はできません。ご注意ください。
米ドル定期積立の設定手順
①トップ画面の『商品・サービス』を選択
トップページ上部のメニュー内にある『商品・サービス』を選択する。
②『外貨預金・送金受取・送金』を選択
『外貨預金・送金受取・送金』を選択する。
③サイドバーの『外貨積立』を選択
サイドバーが出るので『外貨積立』を選択する。
④『お申込み』を選択
サイドバーの『お申込み』を選択する。
⑤『外貨積立』の申し込み画面が表示される
『外貨積立お申込み』画面が表示されます。
米ドルの他にも、ユーロや豪ドルなども選可能です。ここでは米ドルのままで。
⑥金額と積立予定を入力する
必須項目を埋めていきます。
- 買付通貨
- 1回あたりの買付金額
- 買付頻度
を入力します。
買付金額は500円以上。頻度は、毎日、毎週、毎月が選択できます。
試しに、2,000円を毎日積立設定します。
入力後に確認するをクリック。
⑦申込内容の確認を行う
申込内容を確認して問題がなければ、パスワードを入力。
少しスクロールすると確定ボタンがあります。
⑧注文を確定する
『確定する』をクリックして注文完了です。
これだけで証券会社よりも低コストでドルを調達できます。
自動でドルコスト平均法を取り入れられる点も優れています。
『米ドル定期自動入金』でSBI証券にドルを移す
『住信ネット銀行』に預けた状態では米国株の購入はできません。
次は米ドルをSBI証券に移しましょう。
米ドルを自動入金してくれるサービスがあります。
自分で移すのも、もちろんありです。
米ドル自動入金サービスの注意点
住信SBIネット銀行の外貨普通預金口座にある米ドルを、毎月任意の5日間を上限に、1日あたり好きな金額をご指定いただき、自動でSBI証券に入金するサービスです。もちろん入金にかかる手数料は無料ですので、米国株式など米ドル建て商品の取引にぜひご利用ください
※本サービスをご利用いただくには、住信SBIネット銀行で「外貨普通預金口座」における米ドルの預りがあることが条件となります。
引用:SBI証券
『米ドル定期積立』は毎日、毎週、毎月の選択が可能でした。
しかし、『自動入金サービス』は毎月任意の5日間が上限となっています。また、米ドルの預かりがない場合は送金できませんのでご了承ください。
口座登録と認証手続きを行う
①『SBI証券』にログインします。
一番下までスクロールすると、メニューが並んでいます。
メニュー内の『米ドル的自動入金』を選択。
②申し込み設定変更を行う
申し込み画面に移行するので、『申し込み・設定変更』をクリック。
③規約の同意を行い本人確認へ
同意書などにチェックを入れて、『同意して本人確認へ』をクリック。
④『住信ネット銀行』に移動します
- 支店を選択
- ユーザーネームとパスワードを入力する
支店を選択した後に、ユーザーネームとパスワードの入力を求められます。
⑤『連携確認』を求められます
問題がなければ『同意上許可』をクリック。
許可をした瞬間にスマホアプリに承認の連絡が来ます。
承認を求められるので、問題がなければ承認しましょう。
⑥自動送金の設定を行う
送金の設定を求められます。
条件は、1日~5日内。10ドル以上。
試しに、5日、10日、15日、20日、25日に100ドルの送金指定で設定します。
- 送金設定日
- 1回あたりの金額
これらを指定したら、取引パスワードを入力して『確認へ』をクリック。
⑦自動送金の設定確認を行う
確認画面が表示されます。設定内容に問題がなければ『上記内容でせってを行う』をクリック。
やり直したいようでしたら、『前の画面』に戻って入力し直しましょう。
これで設定が完了です。あとは送金日を待つだけです。
米ドル自動入金サービスの設定変更手順
次は設定を変更する手順になります。
①『sbi証券』にログインする
ログインすると口座状況が表示されます。
- 入金
- 出勤
- 振替
どれでもよいのでクリックしましょう。
②メニュー内の『米ドル定期自動入金』をクリック。
次に『米ドル定期自動入金』をクリック。
③『米ドル定期自動入金』サービスの『申込・設定変更』をクリック
『申込・設定変更』をクリック。
現在の設定が表示されます。
④設定の変更を行う
『変更をする』で設定を変更できます。好きな設定に変更しましょう。
なぜドルを用意する必要があるのか?米国株はドル決済で購入した方が有利
めんどくさいんだけど。やる必要あるの?
- そもそもドルを用意する必要があるのか?
- ドルを用意せずに円貨決済でよいのでは?
自分もこのように思っていました。
結論を言うと米国株の投資を繰り返した場合『ドル決済』が有利です。
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「円建て」「ドル建て」とは 米国株の購入はどちらが良いのか これらの疑問にお答えします。 「円建て」「ドル建て」 円建て・・・商品などの購入時に円で支払う。売却時は円で受け取る。 ドル建て・・・ ...
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『自動積立』と『米ドル自動入金』を使って米国株のコストを下げよう
- 『住信ネット銀行』の『自動積立』なら、為替手数料が1ドルあたり3銭で済む
- 『米ドル自動入金』を設定しておけば、『SBI証券』に米ドルが自動入金される。
米国株の購入には、為替手数料以外にも買付手数料がかかります。日本株と比べるとコストが高い。ひと手間かけてコストを下げられるなら絶対にやった方がよい。
『住信ネット銀行』を利用して低コストでドルを調達しましょう。
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著者について
高卒で工員として働き続けてセミリタイア達成⇒独自の視点でセミリタイア論について語っています。エリートでなくてもセミリタイアは可能と発信していきます。