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『退職代行サービスとは』仕事や会社を辞めるのに退職代行はありなのか

2022年9月11日

  • 仕事が辛い、会社に行きたくない
  • 会社を辞めたいけど辞められない
  • 上司に退職の意志を伝えるのが怖い
  • 辞めようとして辞められなかったらどうしよう

現代社会ではこのような悩みを抱える人が多い。

私も辛い会社員生活を送り、苦労の末に退職しました。それ故に、会社が辛い人、退職できずに悩む方の気持ちが分かります。

職場に不満が無かったとしても、フリーランスになりたい。セミリタイアしたい。

このような動機から退職を申し出ても

  • 会社が辞めさせてくれない

といったケースもあるようです。

辞めたくても辞められない。そんな時には、退職代行サービスの利用はいかがでしょうか。

      

増え続ける退職代行。退職できずに悩む方は多い。

いま現在、多くの退職代行サービスが誕生しています。退職に関する悩みが多く、それだけ需要が多いということ。

社会問題となっているブラック企業とパワハラ

実際に

  • パワハラ
  • ブラック企業
  • 長時間労働
  • サービス残業
  • 過労死
  • 労災認定

などの言葉を多く耳にします。

ブラック企業やパワハラ上司からは逃げたいです。

しかし、

  • 波風立てずに退職ができるのだろうか?

勤めている会社や上司など、職場環境によっては不安が尽きません。

そんな不安を払拭するために、退職代行サービスは存在しています。

退職代行を否定する声について

しかし、退職代行を否定する声も。

  • 辞めたけれ辞めればいい
  • 法的には辞められる
  • 2度と行かなければいい
  • 労働局に言え

などの意見があります。

これらは全て正論です。確かに間違ってはいません。法的には退職できないなどありえない。退職届が受理されなければ2度と行かないのも手です。

しかし、これができる人が世の中にどれだけいるでしょうか?追い込まれている人に正論を浴びせても救いにはなりません。

どうしても辛ければ退職代行を利用しよう

  • お金が勿体ない
  • 使うのが恥ずかしい
  • 会社にどう思われるか

などの抵抗があるかもしれません。

しかし、多くの退職代行サービスが成り立っているのは、それだけ需要が多いということです。

生まれ持った性格や職場環境。それぞれ置かれている状況が違います。正論だけでは解決しない状況になっている方もいる。そんなときに退職代行を使うのは大いに有りでしょう。

必要なサービスは人によって違う

必要なサービスは人によって違います。必要だと思ったら利用しましょう。

退職代行サービスを利用するメリット

退職代行には様々なメリットが存在します。

  • その日から会社に行かなくて良い
  • 上司や同僚と顔を合わせる必要がない
  • 電話が来ないように呼びかけてくれる
  • 過去の成功率は100%
  • 各社、独自のサービスが充実している

などが挙げられます。

その日から会社に行かなくて良い

退職代行を利用すれば、その日から会社に行く必要はありません。

一般的な退職手順は

  • 退職の意志を上司に伝える
  • 退職届を提出する
  • 有給取得の相談をする
  • 最終出勤日まで出社をする
  • 最終日に挨拶を行い退職

これが一般的な退職の流れです。私も経験しました。

退職代行を利用することで、これらが不要になります。しっかりと打ち合わせをして、日程調整を行うことが条件となりますが、2度と会社に行かなくて済みます。

上司や同僚と顔を合わせる必要がない

上記の手順1~5まで、円満退職であれば全く問題ありません。

しかし、そうでない場合は別です。『退職したい』とまでアナタを追い込んだ上司や同僚と、顔を合わせて話し合いになります。退職代行を利用すれば顔を合わせることもありません。2度と行かないのですから。

電話が来ないように呼びかけてくれる

次に心配するのは会社からの電話です。

この点も対応してくれます。退職代行の方から電話をしないように呼びかけてくれます。

※ただし、この点に関しては会社に強制することはできないようです。あくまでお願いという形になります。電話に出る必要があるのか?この点を依頼した業者に確認しておきましょう。

過去の成功率は100%

成功率が100%の業者が多い。

退職代行を使うにあたり、一番の懸念点はここでしょう。

  • 退職できなかったらどうしよう

と不安になりますよね。

しかし、退職する権利は法律で認められています。退職代行は法律に基づいて段取りをしています。故に成功率は100%となっています。

各社、独自のサービスが充実している

差別化を図るためか、各社とも独自のサービスを取り入れています。我々利用者にとっては嬉しいですね。

  • 24時間365日相談受付
  • 気軽なLINE相談
  • 退職届の書き方見本
  • 転職エージェントの紹介
  • 弁護士との提携
  • 男性に特化
  • 女性に特化
  • etc.

などのサービスが充実しています。

自分にとって必要なサービスから選ぶのも良いでしょう。

退職代行サービスのデメリットと注意点

退職希望者の味方である、退職代行サービスにもデメリットがあります。

  • 成功率100%ではない
  • 費用が掛かる
  • 相談の手間が掛かる

が挙げられます。

退職率は100%保証ではない

退職できる確率は100%ではない。

仮に過去の実績が100%だったとします。それはあくまでも過去の実績です。未来を約束したモノではありません。

法律的には100%退職は認められます。退職代行サービスは、法律に基づいて退職手続きを行います。それでも例外中の例外が発生しない保証はありません。

ただ、会社は揉め事を嫌います。退職代行サービスを利用して退職できないことは想像できません。退職のプロを以ってしても退職できない会社。そんな悪評が広まることは絶対に避けたいはずです。

それと、どこの代行業者も退職できない場合は全額返済を謳っています。それほどの自信があるということです。

サービス費用が掛かる

退職代行には費用が掛かります。これが最大のデメリットでしょう。

業者によりますが、2万~3万程度の費用が掛かります。この点に引っかかる方も多いのではないでしょうか?

  • 自分で上司に退職を申し出る
  • 上司に退職届を渡す
  • 有給取得の交渉を行う

これらが全て自分でできて、円満退職となれば費用はゼロです。

相談やスケジュール調整の手間が掛かる

退職代行を利用するには相談から始まり、スケジュール調整が必要となります。

  • 相談してサービスを利用するか否かを決める
  • 退職日に向けてスケジュールを話し合う

これらの手間がかかります。

デメリットとメリットを天秤にかけて答えを

退職に向けて、自分に必要なサービスかを考えて使いたい。

このページに来ている時点で、退職代行サービスを頼りたい状況に追い詰められていると察しますが。必要ならプロの手を借りる。これが上手い生き方です。

オススメの退職代行3選

オススメの退職代行を3社紹介します。

いざ退職代行を頼ろうとしても、退職代行サービスは乱立しています。『退職代行オススメ』で検索しても紹介されている数が多い。決められない方のために3社に厳選しました。

この3社がオススメです。

『男の退職代行』は男性専門。『わたしNEXT』は女性に特化しているので実質2社です。

弁護士法人みやび男の退職代行わたしNEXT
料金(正社員)55,000円26,800円29,800円
料金(パート・アルバイト)55,000円19,800円19,800円
相談料無料無料無料
相談受付LINE/メールLINE/メールLINE/メール
退職代行の担当弁護士労働組合労働組合
特徴金銭交渉が可能男性専門女性特化
  • 実績
  • 口コミ
  • 運営元の信頼感

を元に選出しています。

退職代行を利用したいけど不安を感じている。そんな方にオススメの3社です。

詳しい内容はこちらから

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私の経験談・退職時の苦労と退職費用を・天秤にかけると

私が退職時に苦労したこと、辛かったことは、

  • 部長と3回面談を行った
  • 退職の意志を告げた後は周りの目が
  • 有給を35日残して退職
  • 辞められなかったと思うとゾッとする

この4点です。

部長と3回の面談を行い、ようやく退職

私は退職したい。しかし、会社は退職してほしくない。会社に必要な人材と認められることは素直に嬉しいです。しかし、退職の意志が固まっていた私にとっては有難迷惑でした。

役職に就いていたこともあり、私は部長と3度の面談を行いました。

面談は定時後です。相手は役員候補の所属長。しかも、場所は豪華な応接室でした。私は生まれつき臆病な性格です。手足や声を震わせながら必死に退職の意志を伝えました。

有給休暇を35日残して退職した

3回の面談を繰り返した後に、ようやく退職が認められました。

通常は、有休を消化して退職するのが一般的です。ですが、私は退職の1週間前まで働いていました。退職が決まった時点では40日の有給が残されていました。しかし使用したのは5日だけ。

理由は職場が有休消化を認めてくれなかったからです。

勿論、有給消化の権利はあります。権利を振りかざして強引に休む手段もあります。しかし、これができない人が世の中には多いのです。

退職者は裏切り者のような目で見られる場合も

上記のように、私は円満退職ではありませんでした。

会社の経営状態も悪く、会社の立て直しを図っていた時期だったこともあるでしょう。会社が苦しいときは職場環境も悪くなります。そんな状況で役職に就いている者が退職宣言です。

『こんな大変な時に・・・』そういった視線を感じていました。明らかに私を見る目が変わっていましたね。

もしも辞められなかったら今頃は・・・

部長と3度の面談。有休を35日残す。といった苦労や不満を重ねましたが、無事に退職して今の私がいます。

しかし、ふと思うことがあります。

あの時に辞められなかったら、どうなっていたのだろう

宗蔵
宗蔵

こんなことが頭に浮かびます。

あのまま会社側に押し切られていたら、

  • 今も働いていたかもしれない
  • 退職の意志を告げたことで周りの目も変わり
  • さらに辛い日々を送っていたかもしれない

などと考えます。

退職代行を使っていたら

もしも退職代行に頼っていたら、

  • 3度の面談もなく
  • 有給も多く取得できて
  • 冷たい目を浴びることなく
  • 確実に退職できた

などと考えてしまいます。

今となっては後の祭りですが、退職代行サービスの費用が3万円だったとして上記の問題が3万円で片付くのなら安いものでしたね。

退職代行を利用するにあたって気を付けたいこと

  • 相談内容に納得がいかなければ別の代行を
  • 利用すると決めたら念入りに相談を
  • じっくり考えた末に利用する

相談内容に納得がいかなければ別の代行を

どこの退職代行も差別化を図っています。そのため、費用やサービス内容に違いがあります。

  • 代行費用
  • 追加料金の有無
  • オプションサービス
  • 担当との相性

などの確認をしたい。

1番の代行費用はホームページに記載されています。2番の追加料金と合わせて見積もりましょう。

3番のオプションサービス。これは各社の特徴があります。最低限、自分に必要なサービスを確認したい。

そして、忘れてはならないのが4番。担当との相性です。どんなに評判の良い業者でも、人間ですから相性があります。自分に合わない担当だと相談や打ち合わせが苦になります。

退職するのが困難。この苦しみから解放されるために退職代行を利用するのに、退職代行とのやり取りが苦痛では本末転倒です。相性の良い業者に依頼しましょう。

利用すると決めたら念入りに相談を

利用する業者が決まったら念入りに打ち合わせをしましょう。

  • 最終出勤日をいつにするのか
  • 有給取得の交渉について
  • 会社支給の備品をどうするのか

懸念点は全て相談しておきましょう。

早く辞めたい気持ちは分かります。しかし、スケジュールに無理があると、会社に行かざる負えない状況になりかねません。ご注意を。

じっくり考えて利用する

退職代行から会社へ連絡が入ったら戻れません。

会社が退職届を受理して承諾。こうなると法的には退職届の取り下げはできない。仮に、アナタの雇用を継続したとしても、周りの目は以前よりも厳しくなります。

退職寸前まで追い詰められた人に耐えられるものではないでしょう。同じことを繰り返して苦しみが増すだけです。

しっかりと退職の意志を固めて退職代行を利用しましょう。

退職代行は卑怯で恥ずかしい?失礼なのか?

退職代行を使うのは失礼ではないか?

こう考える人もいるでしょう。真面目で義理堅い方ほど、そう思うのではないでしょうか。

退職代行を使うことへの抵抗

  • 会社は辛い
  • パワハラを受けている

しかし

  • お世話になった上司もいる
  • 慕ってくれる部下がいる

などを考えてしまいます。

まだ社会人として経験の浅い人には

  • どこに行っても通用しない
  • もう少し頑張ってみれば

などの声もかけられます。

しかし、その発言に何の根拠もありません。やりたいくないことを継続することに価値などありません。

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追い詰めた会社に義理立てなど必要ない

会社は真面目で義理堅いアナタを利用してきたのです。

社員は平等ではない。これは誰もが感じることでしょう。ノルマを達成するためには仕事を割り振らなくてはならない。真面目な人間に仕事は集中します。その結果、パワハラやサービス残業に繋がるわけです。

先に礼節を欠いたのは会社側です。だから社員が退職する。そんな会社を義理立てる必要は無いでしょう。

自分の人生は自分のもの

ここまで読んでくれた方は、すでに退職の意志が固まっていて、退職代行を考えている段階かもしれません。最後に、退職を経験している私からアドバイスがあります。

人は変化を嫌う生き物。だから退職できない。

それは、

辞めると決めたら辞めることです。

宗蔵
宗蔵

退職を決意したものの、踏みとどまってしまう。

理由として、人は変化を嫌う生き物だからです。これは損失を避けようとする防衛本能だそうです。退職するということは、現在の地位や収入を失います。それを守ろうとします。

さらに、会社はアナタを引き止めようとします。防衛本能により、迷いが生じてしまう上に、会社から声をかけられるのです。現状維持なら面倒な退職手続きもなく楽です。そのために、退職を決意しても辞められない人は多い。

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会社に残留すれば同じ日々を繰り返すだけです。何も変わりません。

そこから抜け出すには行動しかありません。退職した先に、どんな人生が待っているのかは誰にもわかりません。しかし、退職すれば現状から抜け出せるのも事実。

辞めたいけど辞められない。そんな現状から脱出するために、退職代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか。

-セミリタイア