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【投資信託とETF】『S&P500』『全米株式』『全世界株式』『NASDAQ』『米国高配当』

2022年10月30日

  • S&P500
  • 全米株式
  • 全世界株式
  • 米国高配当株
  • NASDAQ

   

それぞれ、インデックス投資として人気の投資先になります。

各投資先に、どのような投資信託とETFがあるのでしょうか。これらをまとめてみました。投資判断の一つとして役立てれば幸いです。

    

S&P500に投資できる投資信託とETF

S&P500に連動する投資信託とETF。

S&P500は米国株式の指標なので、S&P500自体に投資はできません。S&P500に連動することを目指す投資信託とETFになります。

今やS&P500は最も注目される指標の一つです。各証券会社の投資信託やETFの買付ランキングでは、S&P500関連のファンドが上位に上がっています。

S&P500に連動する投資信託とETFはこちら。

投資信託

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
  • iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド

ETF

  • バンガード・S&P 500 ETF (VOO)
  • iShares Core S&P 500 ETF (IVV)

   

S&P500投資の信託報酬と経費率

       

投資信託信託報酬
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)0.0968%
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド0.0938%
iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド0.0938%
信託報酬
ETF経費率
バンガード・S&P 500 ETF (VOO)0.03%
iShares Core S&P 500 ETF (IVV)0.03%
経費率

信託報酬と経費率。S&P500関連は最高水準の低コストとなっています。

私が投資しているS&P500の銘柄

      

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』と『SBI・V・S&P500インデックス・ファンド』をカード積立しています。

宗蔵

『VOO』をタイミングを見計らって購入。こちらは臨機応変に売却してしまいます。

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全米株式に投資できる投資信託とETF

次に全米株式に投資できる投資信託とETFです。

全米には、北米(アメリカ合衆国)を指す意味と、南北のアメリカ大陸を指す2つの意味があるようですが、こちらは前者の北米を指します。

ですから、実際に投資するのは『米国の株式』になります。『米国株式』とか『北米株式』と言った方が分かりやすそうですけど、全米と呼ぶのは語呂でしょうか。ちなみに目論見書の投資地域には『北米』と書かれていることが多いです。

そんな全米株式に投資できる投資信託とETFはこちら。

投資信託

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド
  • SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

ETF

  • バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)

    

全米株式投資の信託報酬と経費率

     

投資信託信託報酬
楽天・全米株式インデックス・ファンド0.1620%
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド0.0938%
信託報酬
ETF経費率
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)0.03%
経費率

S&P500関連と同じく、最高水準の低コストです。『楽天』は少し高めですが、それでも低コストには変わりません。ただ、『SBI』に投資できる環境の方は『SBI・V・全米株式インデックス・ファンド』を選択した方が良いでしょう。

私が投資している全米株式銘柄

     

宗蔵

『SBI・V・全米株式インデックス・ファンド』をカードで積み立てています。

ただし、S&P500と比べると比率は少なめ。過去の実績がS&P500関連の銘柄の方が成績が良いといった理由もあります。まあ、あくまで過去の結果なので未来はどうなるかは分かりませんが。

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全世界株式に投資できる投資信託とETF

全世界の株式に投資可能な投資信託とETFです。

全世界の対象は、先進国(日本を含む)と新興国。それぞれ25か国程度。合せて50か国程度に投資します。しかし、投資比率は先進国への投資が大部分を占めている。特に米国(アメリカ)の比率が高く、全体の60%程度が米国(アメリカ)への投資となっています。

『世界の経済の半分はアメリカだ』言う主張もあり、実際に間違ってはいない。大部分がアメリカへの投資でも、『全世界(の経済)』に均等に投資していると言えるでしょう。

そんな全世界株式に投資できる投資信託とETFはこちら。

投資信託

  • 三菱UFJ国際 - eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
  • SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド 
  • SBI・全世界株式インデックス・ファンド (愛称:雪だるま(全世界株式))

ETF

  • バンガード・トータル・ワールド・ストックETF (VT)

     

全世界株式投資の信託報酬と経費率

     

投資信託信託報酬
三菱UFJ国際 - eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)0.1144%
楽天・全世界株式インデックス・ファンド0.1990%
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド 0.1438%
SBI・全世界株式インデックス・ファンド (愛称:雪だるま(全世界株式))0.1102%
ETF経費率
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF (VT)0.07%

『S&P500』や『全米株式』と比べると、やや高くなります。全世界に投資する手間賃でしょうか。それでも投資信託やETF全体で見るとトップクラスの低コストになります。

私が投資している全世界株式投資の銘柄

   

宗蔵

『オルカン』をカード積み立てしてます。

こちらも『全米株式』と同じく比率は少なめ、『S&P500』を優先しています。

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米国高配当株に投資できる投資信託とETF

米国株式の中でも高配当な株に投資できる投資信託とETFです。

米国株の高配当株には、超高配当株と言えるようなETFなども存在します。しかし、ボラティリティ(価格変動)が大きく、初心者が投資するには向きません。

比較的に安定した投資信託やETFが人気です。※あくまで比較に安定です。

投資信託

  • SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド (SBI・V・米国高配当株式)

ETF

  • バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
  • SPDR ポートフォリオS&P500高配当ETF(SPYD)

      

米国高配当株投資の信託報酬と経費率

      

投資信託信託報酬
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド (SBI・V・米国高配当株式)0.1238%
ETF経費率
バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)0.06%
SPDR ポートフォリオS&P500高配当ETF(SPYD)0.07%

信託報酬や経費率は『全世界株式』銘柄と同等。『S&P500』銘柄などを除けば、トップクラスの低コストになります。

私と米国高配当銘柄の投資

     

宗蔵

タイミングを計ってETFを購入。『SPYD』と『VYM』をスポット購入します。

ただ、前述したS&P500の『VOO』のようにトレードのようなことはしません。「安く買えたらいいな」的な感じですね。

    

NASDAQに投資できる投資信託とEFT

NASDAQ-100指数に連動する投資信託とETF。

NASDAQと言えば、レバレッジをかけた銘柄『レバナス』が有名ですが、レバレッジはかけずにNASDAQ-100に連動することを目指した投資信託とETFになります。

投資信託

  • eMAXIS NASDAQ100インデックス

ETF

  • インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF(QQQ)

  

NASDAQ投資の信託報酬と経費率

     

投資信託信託報酬
eMAXIS NASDAQ100インデックス0.440%
ETF経費率
インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF(QQQ)0.20%

最近の超低コスト投資信託と比べるとやや高め。それでも、投資信託全体で見れば低コストの部類に入ります。

私と NASDAQ銘柄

    

宗蔵

たまに『QQQ』を売買します。気が向いたらって感じです。

ちなみに『レバナス』には触れたことがありません。

※『レバナス』については別記事で解説しています

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勿論、自分が良いと思うタイミングでの一括購入もありです。しかし、本業がある方はチャートチェックなどができない日も多い。

大幅に下落したので購入のタイミングを計っていたら仕事が忙しくなり、気づいたら大幅に上昇。

宗蔵

狙っていたのに買い逃してしまった。

なんてことは現役時代にはよくありました。皆さんも経験しているのではないでしょうか。

投資資金の半分を『自動積立』、もう半分は『自分のタイミングで購入』なども良いでしょう。どちらにせよ、投資信託とETFには上手く付き合っていきたい。

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著者について

高卒で工員として働き続けてセミリタイア達成⇒独自の視点でセミリタイア論について語っています。エリートでなくてもセミリタイアは可能と発信していきます。

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