楽天ペイ・楽天ポイント・楽天キャッシュの違いがよく分からない。そんな方のためにこの記事を書きました。
3つは全くの別物です。しかし密接に関係しています。それぞれの違いを知り活かすことで僅かながら暮らしが豊かになります。
まず楽天ペイは決済手段になります。ポイントやキャッシュを支払いで使う道具です。そして楽天ポイントと楽天キャッシュは楽天が発行していて、楽天グループや提携企業で通貨のように使用することができます。
- 楽天ペイ 決済手段
- ポイント・キャッシュ 支払うモノ
になります。
そしてポイントとキャッシュも違いがあり
- 入手方法
- 有効期限
- etc.
などが違います。
これらの詳細は記事内に記述しています。この記事でそれぞれの特徴・違いを知ることができます。
面倒な方は
覚えるのが面倒な方は【楽天ペイの最大還元率】だけご理解して頂ければ十分です。
※飛ばし読みでも理解が深まるように、重複して記述している点が多々あります。ご了承ください。
楽天ペイの最大還元率
初めにこれを覚えておいてください。
- お得に利用するために
- できれば楽天ペイで決済したい
- 楽天ペイの支払いは楽天キャッシュで
- 楽天キャッシュのチャージは楽天カードで
- これで還元率が1.5%になる
これを意識して読み進めると理解が早いです。さらに楽天ポイントカード提示でポイントの2重取りもできます。
- 最大で2.5%還元です。
最悪はこれだけ覚えていれば大丈夫です。ではお時間のある方はお進みください。
楽天ポイントカードも忘れずに
楽天ペイで決済して楽天カードを提示する。これで最大2.5%還元です。最大とあるのは、お店によってカード提示の還元率が違うからです。
楽天ペイとは
楽天グループの事業の一環。QRコード決済方法です。
企業側が楽天ペイを導入していることが前提ですが、
で利用が可能です。
支払い方法
支払い方法は主に3種類あり
- クレジットカードから
- 楽天銀行口座から
- 楽天ポイント・楽天キャッシュから
にまります
クレジットカード
登録してあるクレジットカードから支払います。楽天ポイントを得るために楽天カードを登録することをオススメします。
楽天銀行口座から
銀行口座からの支払いになります。現状は登録できる銀行は楽天銀行のみです。
ポイント還元の関係で他の支払い方法をオススメします。
楽天ポイント・楽天キャッシュ
楽天ポイント、楽天キャッシュの残高から支払います。どちらを優先するかは選択可能です。
楽天キャッシュはオートチャージ機能があります。設定が必要ですが、残高不足時に自動でチャージしてくれます
楽天ペイの優れた還元率
楽天ペイは還元率が優れています。
支払方法により
- 還元率が1.5%
となります。
楽天ペイの還元率が1%です。楽天カードから楽天キャッシュにチャージすれば0.5%還元されます。
手順として
- 楽天カードで楽天キャッシュにチャージ
- 楽天ペイで支払う
これで1.5%還元です。
手順1で0.5%還元。手順2で1%還元。合計で1.5%還元となります。
難しく考えずに
楽天ペイでの支払いは楽天キャッシュを選ぶ。楽天キャッシュへのチャージは楽天カードで行う。これだけ覚えれば十分です。
楽天ポイントとは、楽天キャッシュとは
では双方を簡単に説明します。
となります。
楽天ポイント
基本的に支払を行った際に付与されるます。
楽天キャッシュ
チャージ等で自分で調達します。
基本の話
あくまで基本です。双方とも別の取得方法はあります。
どちらも支払いで使える
付与される・調達する。と違いがありますが、どちらも楽天グループや提携企業でお金のように使えます。
双方の使える店
主に使える場所は
- 楽天グループ
- 提携しているネットショップ
- 提携している街のお店
- 楽天ペイとして使う
になります。
楽天グループ
楽天グループのサービスに使えます。主にオンラインサービスです。
提携しているネットショップ
楽天グループ以外でも提携していればオンライン上で利用が可能です。
提携している街のお店
リアル店舗で使えます。※楽天キャッシュは条件つきです。
楽天ポイントは【楽天ポイント払い】ができます。対して【楽天キャッシュ払い】は存在しません。
【楽天ポイント払い】を通して間接的にリアル店舗で使用できます。楽天ポイント払い時に楽天ポイントが不足していると、楽天キャッシュから補填されます。
※ただし条件があります。【楽天ポイント払い】を楽天ポイントアプリで行うこと。楽天ポイントカードでは利用できません。ご注意ください。
楽天ペイで使う
楽天ペイの支払い方法として双方が使えます。
楽天ペイを使いましょう
楽天ペイで支払ってしまうのが管理が楽でよいと思います。
楽天ポイントと楽天キャッシュの共通点と違い
楽天ポイントと楽天キャッシュは共通点もあれば、相違点もあります。
項目 | 楽天ポイント | 楽天キャッシュ |
---|---|---|
入手方法 | 主に還元 | 主にチャージ |
受け渡し | 不可 | 可能 |
有効期限 | 1年 | 10年 |
楽天ペイでの使用 | 可能 | 可能 |
街での直接使用 | 可能 | 間接的に可能 |
出金 | 不可 | 可能 |
入手方法
入手方法が違います。
楽天ポイント
還元が主です。別のポイントから移行する。プリペイドカードでチャージなどもあります。
楽天キャッシュ
主にチャージです。別の楽天キャッシュ利用者から貰うこともできます。
受け渡し
送金のようなものです。自分のポイントやキャッシュを別の人へ。もしくは別の方から自分へ移動できるかです。
楽天ポイント
ポイントの受け渡しはできません。
楽天キャッシュ
受け渡し可能です。割り勘時などに便利ですね。
有効期限
楽天ポイント
有効期限は1年です。ただし、期間限定ポイントと呼ばれる使用期間の短いポイントもあります。ご注意を。
楽天キャッシュ
有効期限は10年。
有効期限は延ばせる
ポイントもキャッシュも有効期限を延長できます。延長方法は異なりますのでご注意を。
楽天ペイでの使用
楽天ポイント
使用可能
楽天キャッシュ
使用可能
楽天ペイで
楽天ペイは楽天ポイントか楽天キャッシュを利用して支払います。どちらを優先するかは選択できます。
街での直接使用
楽天ポイント
楽天と提携している店で使用することができます。全額ポイント払いも可能です。
楽天キャッシュ
楽天キャッシュ払いという支払方法はありません。ですが、楽天ポイント払い時に楽天ポイントが不足していれば楽天キャッシュから補填されます。間接的に街での利用が可能です。
出金
楽天ポイント
楽天ポイントは出金できません。使用するか、別のポイントへ移行するしかありません。
楽天キャッシュ
出金が可能です。手数料も無料。ただし条件付きで、出金先は楽天銀行が指定されています。
共通点・相違点のまとめ
基本的には、入手方法が違うだけで使い道は変わりません。詳細は後述する各詳細をご確認ください。
これだけ覚えれば
両方とも楽天ペイで使える。有効期限がありますが、楽天ペイや楽天サービスを利用していれば有効期限切れになることはないです。
楽天ポイントについて
その名の通りポイントです。
- 物品購入
- サービスを受ける・使う
- チャージする
- 別ポイントから移行する
- etc.
などで獲得することができます。
主な入手先
主な入手先は【物品購入】、【サービスを受ける・使う】になります。
楽天ポイントの有効期限
有効期限は1年です。新たに付与することでリセットされ、そこから1年となります。
ポイントの有効期限は、ポイントが付与された月の翌年同月の前月末日までです。 期限までに新たに通常ポイントを獲得すれば有効期限が切れることはありません。 (有効期限が設定されている期間限定ポイントは対象外です。)
楽天ポイントクラブ公式より引用
使用ではなく付与
最後に使用してから1年ではなく、最後に入手してから1年です。
出金と贈与
楽天ポイントは現金に換えることはできません。また、自分以外のポイント口座に移すこともできません。
楽天キャッシュについて
楽天キャッシュ公式では【オンライン用の電子マネー】と紹介されています。
オンライン用とされていますがリアル店舗でも使えます。
入手方法は
- 基本的にチャージして入手します。
チャージ方法は
- 楽天銀行
- 楽天カード
- ラクマの売り上げ
- 楽天ウォレット
などからチャージできます。
チャージは楽天カードで
基本的には楽天カードからチャージしましょう。楽天カードからのチャージで0.5%還元です。
楽天キャッシュの使い方
楽天キャッシュで直に決済できるのはオンライン上での楽天グループのサービスのみです。
街のお店やオンライン上の加盟店で使用するのは楽天ペイを通して決済します。
出金と送金
楽天キャッシュは出金と送金が可能です。楽天ポイントとの大きな違いです。
送金
楽天キャッシュの送金は楽天ペイアプリが必要です。また、受け取り側も楽天ペイアプリで受け取ります。双方が楽天ペイアプリを使用していることが前提となります。
※手数料は無料です。
出金
楽天キャッシュは出金が可能です。ただし条件があります。
楽天キャッシュには【基本型】・【プレミアム型】とあります。出金できるのはプレミアム型のみです。プレミアム型を使用する条件は本人確認です。
楽天キャッシュの【基本型】は本人確認せずにチャージ、利用、送付・受取が可能です。
楽天キャッシュの【プレミアム型】は【基本型】の機能に加えて、楽天キャッシュ残高を自身の銀行口座に出金可能です。
楽天キャッシュ公式より引用
楽天キャッシュ【プレミアム型】の残高を保有するためには事前に本人確認のお手続きが必要になります。
ポイント
出金以外は基本型でも可能です。出金したい方は本人確認を行いましょう。※出金可能なキャッシュは本人確認後の残高です。本人確認が事前に必要になります。
楽天キャッシュの有効期限
楽天キャッシュは最後にサービスを利用してから10年です。
楽天キャッシュは10年間、「チャージ、送付、受取、出金、使用」のいずれのご利用もない場合、失効します。
有効期限は最後に楽天キャッシュのチャージ、送付、受取、出金、使用を行った時点から計算されます。
楽天キャッシュ公式より引用
使わなければ
有効期限は長いですが、10年も使わないなら出金してしまいましょう。
楽天キャッシュで投信積立を
2022年6月19日より【楽天証券の投信積立の支払い】が楽天キャッシュで決済できるようになりました。
楽天カードから楽天キャッシュへのチャージはポイント還元が0.5%です。現金による積立よりもお得に積立が可能です。
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楽天ペイ・ポイント・キャッシュのまとめ
楽天ペイ・楽天ポイント・楽天キャッシュの関係や特徴をご理解頂けたでしょうか。
それほど難しく考える必要はありません。
- 決済時に得られる
- オンライン用電子マネー
- 楽天カードでチャージすると
- 楽天ポイントが0.5%還元
楽天ペイは
- 決済手段で支払いには
- 楽天ポイント・楽天キャッシュが使える
- 決済時に楽天ポイントが1%還元
される。
基本的には
- 楽天ペイで支払うのがよい
- 楽天ポイントカードの提示で
- 最大で2.5%還元
となる。
まとめると、楽天キャッシュは楽天カードでチャージする。楽天キャッシュを楽天ペイで決済。ポイントカードの提示をさすれずに。
お付き合いいただきありがとうございました。それでは楽天ライフをお楽しみください。読者様の益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
楽天ポイントの使用は?
いくらチャージがお得でもいずれは使用しなければなりません。貯まったら使ってしまいましょう。
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