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初心者向け【ふるさと納税のやり方と詳細】初めてでも安心。迷わない返礼品の選び方

2022年5月24日

セミリタイアと言えば節約と副業。それと投資テクニックなどが話題になる。これらは賛否両論で人によって意見が分かれる。正解が分からない。

ふるさと納税が他とは違うのは

基本的にやらないと損であるということ。

確実にやった方がよいと言える。

しかし、ふるさと納税をやってみたいが、よく分からないという方も多いはず。

  • 話に聞くけどよく分からない
  • 周りに知る人がいない
  • 調べたけど分からない

そんな方のためにこの記事を書きました。

この記事で

  • 難しいのでは?
  • いくら納税できるの?
  • やり方が分からない?
  • どの返礼品がよいの?
  • 本当に大丈夫?

これらの疑問にお答えします。

納税と言いますが、税金のことなど知らなくても大丈夫です。知っていた方が理解が深まるので知識が有るに越したことはありません。ですが、何も知らなくても、ふるさと納税は可能です。難しくないでの是非ご覧ください。

※先にやり方を紹介してしまします。
ふるさと納税の仕組みやメリット・デメリットは補足として後述しています。

      

まず初めに

まず初めに初心者の方の心配事を片付けてしましましょう。心配事を洗い出すと【できる場所】と【税金関係】でしょう。まずは下記の不安を解消します。

  • いくら納税できるの?
  • どこでやるの?
  • 確定申告は?
  • 本当に大丈夫なの?

これらの不安を取り除いていきましょう。

いくらまで納税できる?

まず初心者が一番知りたいのはこの点でしょう。これは

自分で計算する必要は有りません

各サイトからシュミレーターが設けられているので、必要項目の入力で自動計算してくれます。

各サイトのシュミレーター

この中で複数試してみましょう。

  • 年収
  • 家族構成
  • 保険控除

などの必要事項を入力すれば、上限額を算出してくれます。

※シュミレーターはあくまで参考値です。正確な上限金額を算出するには詳しい知識が必要です。少しでも足を出したくない場合は、算出された金額より少なめに納税しましょう。

ふるさと納税のやり方

納税と聞くと難しそうですが簡単にできます。

ネットショッピングと変わりません

厳密に言うとネットショッピング+αです。+αも簡単です。

楽天ふるさと納税、ヤフーふるさと納税がオススメ。

できるサイトは複数あります。

この中から選べば間違いないでしょう。私は楽天を使っています。

また、ヤフーを通して有名な

も使用できます。

もちろんヤフーを通さなくても

の使用は可能です。

※ふるさと納税の返礼品にもポイントは付きます。お買い物マラソンなどでポイントアップを狙うことを勧めます。

会社員はワンストップ特例制度を

上記の+αについて。
ワンストップ特例制度と呼ばれるものです。この制度の存在で税金のことが分からなくても、ふるさと納税が可能になります。

このワンストップ特例制度を利用すれば、

確定申告は不要です。

この制度の存在で、確定申告が不要になります。このワンストップ特例制度も

簡単に利用できます。

ワンストップ制度の利用方法

やることは

  • 注文時にワンストップ特例制度利用を選ぶ
  • 後日、申込書が送られてくる
  • 必要事項を記入。署名する
  • 投函する

これだけで、後は納税先と住んでいる自治体で完結してくれます。

ワンストップ制度の注意点

便利なワンストップ特例制度ですが注意点が有ります。それは

納税先が5つ以内であること。

納税先が6つ以上になるとワンストップ特例制度は利用できません。確定申告が必要となります。6つ以上の品ではなく、6つ以上の自治体です。

5つの自治体に、それぞれ2つの品を注文します。これだと品数は10ですが、納税先は5なのでOKとなります。

6つの自治体それぞれに1つの品を注文した場合。品数は先ほどより少ないですが納税先が6なのでNGとなります。

ワンストップ制度のOK例

  • A市 3つ注文
  • B市 2つ注文
  • C市 2つ注文
  • D市 1つ注文
  • E市 1つ注文

納税先5つ。注文数9。納税先が5つ以内なのでOK。ワンストップ特例制度が使えます。

ワンストップ制度のNG例

  • A市 2つ注文
  • B市 1つ注文
  • C市 1つ注文
  • D市 1つ注文
  • E市 1つ注文
  • F市 1つ注文

納税先6つ。注文数7。納税先が6つ以上なのでNG。ワンストップ特例制度が使えません。確定申告が必要です。

確定申告するのもあり

OK/NGの表現を使ったので、ワンストップ制度が良くて確定申告はダメなのか?という疑問を持たれるかもしれませんが、あくまで『ワンストップ特例制度を利用すると楽ですよ』といった感じです。

セミリタイアすれば嫌でも確定申告は行います。会社員時代から確定申告に触れるのも良いかもしれません。ご自身で判断願います。

私のお勧めは

ワンストップ特例制度を利用することです。

初めてのふるさと納税。怖いけど大丈夫?

正直、一番不安なのはこの点だと思います。自分も初めてやった時はビクビクでした。頼れる人がいなかったので結果が出るまで不安で仕方なかったです。

まず、結論から言うと

大丈夫です。問題ありません。

理由は

  • 国が認めた制度である
  • 大手企業を通して納税している
  • 市町村の信用が掛かっている

以上の理由から大丈夫と言えます。

国が認めた制度である

ふるさと納税は企業や市町村が独自に行っている制度ではありません。国に認められた制度です。

大手企業を通して納税している

ふるさと納税は大手企業を通して納税しています。日本を代表するECサイトです。そのシステムに不備は有りません。機能しなければ企業の信用に関わります。

市町村の信用が掛かっている

大手企業を通して市町村に納税されます。納税後に不備が有れば大問題です。市町村にとってふるさと納税は貴重な収入減です。不備が有れば信用はガタ落ちです。大事な収入減が無くなります。それだけは避けたいはず。

ふるさと納税の安全性は高い

以上のように

  • 大手企業
  • 市町村

の威厳が掛かっています。

これを信用できなければ何もできません。安心して制度を利用してよいと言えるでしょう。

ふるさと納税の具体的な手順

では、不安を取り除いたところで具体的な手順に入ります。

ふるさと納税の流れ

普通に買い物をするのと変わりません。

  • 選ぶ
  • カートに品を入れる
  • 決済

これだけです。

厳密に言うと

  • 希望する税金の使われ方
  • ワンストップ特例制度の選択

を聞かれますが選択式です。通常の買い物で色や柄を選ぶのと変わらず簡単です。

簡単に解説します。

返礼品を選ぶ

返礼品選び(寄付する自治体)の注意点として、自分の住んでいる自治体は対象外です。注文することは可能ですが、税金の控除は受けられません。ご注意ください。

※今回は楽天で行いますが、基本的には他のサイトでも変わりません。

全国各地の自治体が複数の返礼品を用意しています。いくら時間を費やしても全てを見ることはできません。ランキングや検索を使って絞りましょう。

※迷わない返礼品の選び方は後述します。

返礼品をカートに品を入れる

カートに入れる前に選択が有ります。

自治体によって画面は違いますが、確認内容はほぼ同じです。

  • ふるさと納税であることの理解
  • 寄付金の使い道
  • ワンストップ特例申請書が必要か不要か

どこの自治体でもこの3つは聞かれます。

※ワンストップ特例申請書を貰っておきましょう。ここで必要を選んだら、必ずワンストップ特例制度を利用しなくてはいけないワケではありません。とりあえず貰っておきましょう。後日、6つ以上の自治体に寄付して確定申告を行うことも可能です。

決済完了後に返礼品が送られてくる

あとは普通に決済するだけです。支払い方法を選び決済しましょう。

これだけです。確認事項があるだけで普通の買い物と分かりません。後日、返礼品が届きます。もうアナタの物です。

ワンストップ特例制度を忘れずに

ワンストップ特例制度を申し込むと後日、封筒が届きます。

封筒には

  • ワンストップ特例制度申込書
  • 返信用封筒

が入っています。必要事項を記入して、返信用封筒で返信しましょう。あとは寄付した自治体と、住んでいる市町村で処理してくれます。

返礼品の選び方

返礼品選びに迷う人も多いでしょう。かつて私もそうでした。せっかくの返礼品。少しでも良い物が欲しい。といった願望から一日中サイトを眺めていました。私のような方は多いはず。

他にも個人ブロガーが【おすすめの返礼品】などで記事を書いていますね。参考にしている方も多いです。

返礼品は個人のお勧めよりランキング重視で選ぶ

まず、一日中サイトを眺めるのは時間の無駄です。それと、これを言ったら他のブロガーさんに嫌わてしまうかもしれませんが、【おすすめの返礼品】は自分が選んだ品の中で満足した品に過ぎません。大金持ちで全国各地から返礼品を取り寄せてその中から選んだというなら話は別ですが。

そんなワケで超簡単な失敗率の低い選び方を紹介します。それは

ランキング上位から選ぶだけです。

※あくまで決められなかったらの話です。色々な返礼品を見て迷うのも楽しみの一つです。

ランキングの人気上位から選べばよい

単純に各サイトのランキング上位から選べば間違いありません。

  • お得度が高くて
  • 満足度も高い

だから人気上位になるのです。

多くの人から支持をされているから上位なのです。品質が落ちれば人気も落ちます。ですから人気上位の品は間違いないです。

検索で好きな物を選ぶ

人気ランキング上位から選べ。と言っても最低限は検索して絞りましょう。カテゴリーごとに絞れます。

  • 果物
  • 魚介類
  • 惣菜
  • 酒類
  • 家電
  • サービス
  • etc.

などのカテゴリー別ランキングから上位を選びましょう。

正直、1ページ目の商品でと思います。

返礼品選びで注意すること

返礼品を頼む際に注意点が有ります。

  • できれば一気に頼まない
  • 保存方法を確認する
  • 賞味期限に気を付ける

この3点に注意しましょう。

返礼品を一気に頼まない

単純に保管場所に困ります。初めてふるさと納税にチャレンジした年に、8万近く一気に納税して、返礼品で部屋が溢れました。できれば散らした方がよいです。

保存方法を確認する

【一気に頼まない方がよい】と言っても、『楽天お買い物マラソン』などで金額や品数を稼ぎたい人もいるでしょう。その場合は保存方法に注意。

  • 冷蔵
  • 冷凍
  • 常温

と保存方法がありますが、冷蔵。もしくは冷凍を一気に頼むと保存できなくなる可能性があります。

賞味期限に気を付ける

最後に賞味期限です。食品には賞味期限がもう受けられています。中には2週間程度の品もあります。それをまとめて頼んでしまうと消化しきれません。こちらにも注意しましょう。

食品以外にも返礼品はあります

食品前提で開設してしまいましたが、

  • 家電
  • 小物
  • 陶芸品
  • サービス
  • etc.

多くの返礼品が用意されています。

※過去に某凄腕トレーダーが伊賀?かどこで、大金を納税して【純金の手裏剣】を貰っていました。こういった面白い返礼品もあります。

ふるさと納税の詳細を詳しく知るには

ふるさと納税。納税と入っていますが実際は寄付になります(寄付した分の税金は控除されます)

地方で育った人が都心へ出てしまう。そうなると地方は税収が有りません。自分を育ててくれた自治体に税金を納められる制度が有っても良いのではないか?といった議論から誕生したと言われています。

数多くの議論が検討されて、今のような制度になったと言われています。

寄付金は所得税・住民税から控除されます。控除額は自己負担額2,000円を除いた全額が控除となります。ワンストップ特例制度の使用するか否かで控除される税金が変わります。

  • ワンストップ特例制度 (住民税)
  • 確定申告 (所得税・住民税)

が控除されます。どちらを選んでも控除される金額は同じです。

寄付を頂いた自治体はそのお礼として、返礼品を送るということです。この返礼品は自治体の特産品であることが多く、特産品が出荷されることで経済の活性にも繋がります。

ふるさと納税について詳しく知りたい方はこちら⇒総務省ふるさと納税ポータルサイト

ふるさと納税のメリット

ふるさと納税のメリットは

  • 返礼品が貰えること
  • 地方の活性化に繋がる
  • 楽天ポイントなどが溜まる

点です。

問答無用で引かれる税金です。だったら、その1部を返礼品に変えてしいましょう。地方の活性化に繋がり、返礼品を受け取れる素晴らしい制度です。是非とも利用しましょう。

ふるさと納税のデメリット

お得な【ふるさとの納税】ですがデメリットもあります。

それは

  • 2,000円払う必要がある
  • 手間がかかる
  • 納税が先払い
  • 効果は翌年の6月から

になります。

2,000円う必要がある

ふるさと納税は実質負担額2,000円で多くの返礼品を頂ける制度です。最低限の出費が掛かります。

納税(注文)に手間がかかる

やった方がお得な【ふるさと納税】だが、やれば多少なりとも手間はかかる。何もやらなければ返礼品は受け取れないが、何もやらなくて済む。

納税が先払いとなる

住民税は通常だと翌年に徴収されます。ですが、ふるさと納税は年内に支払うことになります。

効果は翌年の6月から

先に払った税金の効果を実感するのは翌年の6月から。長ければ効果を実感するのに1年以上掛かってしまう。

※毎年、ふるさと納税を行うことを考えると辛いのは最初の1年だけです。

ふるさと納税を利用して寄付をしよう

ふるさと納税は

  • 制度を活用しないと損
  • 国に認められた制度なので安心
  • 地方の活性化に繋がる
  • ワンストップ特例制度で確定申告不要
  • 確定申告を選択してもよい
  • 自分が在住している自治体は無効

この点を意識して利用しましょう。

そして利用時は

  • シュミレーターで寄付上限を調べる
  • 大手ECサイトで簡単にできる
  • 返礼品に迷ったらランキング上位から
  • 食品は保存方法と賞味期限に注意

と専門知識が無くても簡単にできます。

どうでしょうか?納税と聞く構えてしまいますが、制度を利用するために補助してくれるシステムは充実しています。まずは1度、どこかの自治体に寄付してみましょう。

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