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充電池『エネループとエボルタの違い』おすすめはどっち?proとお手軽タイプの違い

2022年12月1日

エネループproとエネループと充電式エボルタと充電式エボルタお手軽タイプ

2023年4月下旬にエネループとエボルタが統合されます。

宗蔵
宗蔵

エボルタが廃止となり、エネループのラインナップが変更となります。現行品の生産は終了しており、在庫限りとなっています。お求めはお早めに。

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  • エネループとエボルタの違いは何?
  • どんなタイプがあるの?
  • どのタイプを選べばいいの?
  • オススメはどれ?
  • エネループとエボルタに互換性はあるの?
  • 単1~単4まで販売されているの?

この記事でこれらの疑問にお答えします。

 

エネループとエボルタの違いについて

違いと共通点について

まず、簡単にエネループとエボルタの違いと共通点を羅列します。

宗蔵
宗蔵

これらを知って読み進めると理解が早いです。

エネループとエボルタについて

  • 『エボルタ』の方が容量が大きい
  • 『エネループ』の方が繰り返し充電回数が多い。
  • エネループには『エネループ』と上位タイプの『エネループpro』が存在する。
  • エボルタには『エボルタ』と廉価タイプの『エボルタお手軽モデル』が存在する。
  • それぞれに単3と単4が販売されている。
  • スペーサーを使用することで単1、単2として使用できる。
  • 本体の作りが違う。エネループは外装抗菌加工。エボルタは液漏れ防止製法。
  • 現行の充電器はエネループとエボルタが共通して使える

エネループとエボルタのスペックについて

自由ぶた
自由ぶた

次はスペックです。「電池容量」と「繰り返し充電回数」が違います

電池タイプモデル電圧容量充電回数 40% / 0%
エネループpro 単3ハイエンド1.2V2,500mah約 500回 / 150回
エネループpro 単4ハイエンド1.2V930mah約 500回 / 150回
エネループ 単3スタンダード1.2V1,900mah約 2,100回 / 600回
エネループ 単4スタンダード1.2V750mah約 2,100回 / 600回
エボルタ 単3スタンダード1.2V1,950mah約 1,800回 / 500回
エボルタ 単4スタンダード1.2V780mah約 1,800回 / 500回
エボルタお手軽モデル 単3お手軽1.2V1,000mah約 4,000回 / 1,200回
エボルタお手軽モデル 単4お手軽1.2V650mah約 3,000回 / 1,000回
タイプと違い

スタンダードモデルだけエネループとエボルタが併存しています。エボルタの方が電池容量が大きい。エネループの方が繰り返し充電回数が多い。このような違いがあります。

使用用途と互換性について

互換性について

エネループとエボルタは混ぜて使わない方がよいです。

混ぜて使っても機器は動きます。しかし、電池容量に差がある電池を混ぜて使うと、充電池の寿命を縮めることになります。

エネループとエボルタを混合して使用することは推奨できません。

『アルカリ電池と充電池』エネループと充電式エボルタの違い

パナソニックの電池。アルカリ電池エボルタと充電式エボルタ
アルカリ電池/充電池/充電池

まず初めに、エネループとエボルタについて簡単に説明します。

エネループとエボルタはパナソニックから販売されている電池です。

ブランドエネループエボルタ
充電池エネループ充電式エボルタ
アルカリ電池エボルタ
充電池とアルカリ電池

エネループは充電池。そして、エボルタは、一般的なアルカリ電池と充電池が販売されています。充電池は、充電式エボルタという名称です。

エネループとエボルタ

エネループは充電池のみの販売。

エボルタはアルカリ電池と充電池を販売している。充電池は、充電式エボルタと呼ばれている。

自由ぶた
自由ぶた

『エボルタ』はアルカリ電池と充電池を販売しているんだね。

ここから先は『充電式エボルタ』を『エボルタ』と呼ばせていただきます。

宗蔵
宗蔵

  

エネループとエボルタは見た目で識別できる

エネループproとエネループと充電式エボルタと充電式エボルタお手軽モデルの比較。

エネループとエボルタは外観で簡単に識別でます。

上記の画像はエネループとエボルタの単3を全種類並べたものです。

左から、『エネループpro』『エネループ』『エボルタ』『エボルタお手軽』になります。それぞれ、単3と単4が販売されています。

エネループとエボルタの見分け方

  • 無地のタイプがエネループ
  • ラインが入っているのがエボルタ

 

エネループとエボルタの各モデルの特徴とスペックの違い

 

エネループとエボルタを選択する上で、まずは違いを知りましょう。

相違点は

エネループとエボルタの違い

  • 販売されているモデル
  • 電池容量
  • 繰り返し充電回数
  • 推奨される使用機器
自由ぶた
自由ぶた

大きく分けて、この4点です。

この4点の特徴を知り、どれを選ぶか決めましょう。

宗蔵
宗蔵

   

エネループとエボルタはモデル展開が違う

   

エネループとエボルタにはモデルが存在します。

  • ハイエンド
  • スタンダード
  • お手軽

この3点。

エネループとエボルタのモデルは以下のようになっています。

ブランドエネループエボルタ
ハイエンドエネループpro
スタンダードエネループエボルタ
お手軽エボルタお手軽タイプ
種類

ハイエンド

エネループにだけ用意されている上位モデル。

『エネループpro』という製品名です。

電池容量が大きく、頻繁に電池交換が必要な機器に適しています。

スタンダード

エネループとエボルタに用意されています。

基本的に、エネループとエボルタと言えば、このモデルを指します。

お手軽

エボルタのみに用意されている廉価版といった感じ。

電池容量が最も小さい。しかし、繰り返し充電回数が最も多い。

自由ぶた
自由ぶた

個人的な優先度は、スタンダード>pro>お手軽です。

迷ったらスタンダードを購入しましょう。※

宗蔵
宗蔵

※迷ったらの話です。使用用途がハッキリしている場合は、目的に合ったタイプを選びましょう。

 

ハイエンドタイプ エネループproの概要

黒いボディが特徴のエネループproの外観

黒いボディが特徴のハイエンドモデルです。

エネループのみに用意されています。その名は『エネループpro』

タイプエネループpro単3エネループpro単4
ブランドエネループエネループ
モデルハイエンドハイエンド
公称電圧1.2V1.2V
電池容量2,500mah930mah
繰り返し回数(残量40%)約 500回約 500回
繰り返し回数(残量0%)約 150回約 150回
特徴外装抗菌加工外装抗菌加工
基本スペック
自由ぶた
自由ぶた

電池容量が最も大きい。しかし、繰り返し充電回数は最も少ない。

価格が一番高い。用途によってはこのタイプが必要になります。

宗蔵
宗蔵

   

  

単3形

エネループ pro 単3 4本

単4形

エネループ pro 単4 4本

  

スタンダードタイプ エネループ・充電式エボルタの概要

エネループと充電式エボルタの外観比較

スタンダードタイプは2種類。

左が『エネループ』、右が『エボルタ』になります。

白い無地が『エネループ』の特徴。緑のラインがスタンダードタイプ『エボルタ』の特徴です。

名称エネループ単3エボルタ単3
ブランドエネループエボルタ
モデルスタンダードスタンダード
公称電圧1.2V1.2V
電池容量1,900mah1,950mah
繰り返し回数(残量40%)約 2,100回約 1,800回
繰り返し回数(残量0%)約 600回約 500回
特徴外装抗菌加工液漏れ防止製法採用
スタンダードタイプ単3
名称エネループ単4エボルタ単4
ブランドエネループエボルタ
モデルスタンダードスタンダード
公称電圧1.2V1.2V
電池容量750mah780mah
繰り返し回数(残量40%)約 2,100回約 1,800回
繰り返し回数(残量0%)約 600回約 500回
特徴外装抗菌加工液漏れ防止製法採用
スタンダードタイプ単4

エネループとエボルタの違い

エネループ:電池容量は少ないが充電回数が多い。

エボルタ:電池容量は多いが充電回数が少ない。

自由ぶた
自由ぶた

スタンダードタイプのみ『エネループ』、『エボルタ』の2種用意されています。

初めて買うならこのタイプ。お勧めは充電回数の多い『エネループ』です。

宗蔵
宗蔵

   

エネループ 単3形 4本

エネループ 単3形 8本

エネループ 単4形 4本

エネループ 単4 4本

エネループ 単4形 8本

エネループ 単4 8本
自由ぶた
自由ぶた

エネループのスタンダードタイプだけ8本入りが販売されています。

   

エボルタ 単3形 4本

エボルタ 単4形 4本

   

お手軽タイプ 充電式エボルタ お手軽モデルの概要

充電式エボルタお手軽モデルの外観。

お手軽タイプの充電池。

オレンジのラインが特徴です。

タイプ充電式エボルタ単3受電式エボルタ単4
ブランドエボルタエボルタ
モデルお手軽お手軽
公称電圧1.2V1.2V
電池容量1,000mah650mah
繰り返し回数(残量40%)約 4,000回約 3,000回
繰り返し回数(残量0%)約 1,200回約 1,000回
特徴液漏れ防止製法採用液漏れ防止製法採用
自由ぶた
自由ぶた

電池容量が最も小さい。しかし、繰り返し充電回数は最も多い。

一番安価で購入できます。試しに充電池を使いたいなら選ぶのもありです。

宗蔵
宗蔵

  

  

単3形

単4形

  

エネループとエボルタには専用の充電器が必要です

エネループの充電器。コンセントに直接接続するタイプとケーブルを使用するタイプ。
充電器

エネループとエボルタは充電池です。充電が必要。そして、充電には専用の充電器が必要となります。

左は本体にプラグが付いておりコンセントに直接接続でするタイプ。右はケーブルを使用。コンセントは勿論、パソコンから充電も可能。スマホを充電することもできます。

宗蔵
宗蔵

充電器単体の販売はもちろん。充電池とのセット販売もされています。

 

セット販売

   

単3形 エネループセット

エネループ 単3形 4本付充電器セット

単4形 エネループセット

エネループ 単4形 4本付充電器セット

単3形 エボルタセット

単4形 エボルタセット

充電器単品販売

宗蔵
宗蔵

こちらは急速充電器。通常タイプより短時間で充電が可能です。

  

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エネループとエボルタのスペック比較

パナソニックの充電池。エネループpro、エネループ、充電式エボルタ、充電式エボルタお手軽モデルの比較。

電池容量と繰り返し充電回数が違う

ブランドエネループproエネループエボルタエボルタお手軽
単32,500mah1,900mah1,950mah1,00mah
単4930nah750mah780mah650mah
電池容量
ブランドエネループproエネループエボルタエボルタお手軽※
残量40%約 500回約 2,100回約 1,800回約 4,000回
残量0%約 150回約 600回約 500回約 1,200回
充電回数

エコの観点でエネループを購入する方は別として、多くの方は節約やお得といった観点で充電池を購入するはずです。

充電回数が多いほどお得になります。

自由ぶた
自由ぶた

エネループとエボルタで最も重要な点です。

※単3の回数です。単4は3,000回/1,000回になります。

  

モデルにより推奨される機器が違う

  

エネループProエネループエボルタお手軽
デジカメや
ゲームリモコンなど
電子辞書や懐中電灯
など幅広い用途に
電子辞書や懐中電灯
など幅広い用途に
消費電力の少ない
リモコンなど
使用用途

エネループpro

電池の消耗が激しいもの

エネループ・エボルタ

アルカリ電池を使用する一般的な家電

お手軽

マンガン電池を使用するリモコンなどの機器

 

  

エネループとエボルタは外装の作りも違う

エネループとエボルタ。充電池という共通点がありますが、外装の作りが違うようです。

エネループエボルタ
外装抗菌加工液漏れ防止製法
宗蔵
宗蔵

スペックで選べない方は、外装の作りで選んでも良いかもしれませんね。

    

スペーサーを使用すれば単1、単2として使える。

エネループとエボルタのスペーサー。スペーサーを使用すれば単3を単1、単2として使用できる。

パナソニックから充電池用のスペーサーも販売されています。

これを使用することで単3を単1として使用できます。

自由ぶた
自由ぶた

使えるのは単3です。ご注意ください。

   

単3なら全種セットできます。

セット可能モデル

  • エネループpro 単3
  • エネループ 単3
  • エボルタ 単3
  • エボルタお手軽モデル 単3

注意点

  • 乾電池をセットしないこと
  • 乾電池と混合して使用しないこと
宗蔵
宗蔵

いざという時の備えに所有しています。

  

単1スペーサー

単2スペーサー

  

単1と単2の充電池も販売されています。

エネループやエボルタといった名称ではありませんが、パナソニックから単1と単2の充電池は販売されています。

宗蔵
宗蔵

エネループと似ていますが、エネループブランドではありません。

  

電池サイズ単1単2
電圧1.2V1.2V
電池容量5,700mah3,000mah
繰り返し回数(残量40%)約 1,000回約 1,000回
繰り返し回数(残量 0%)約 600回約 600回
本体製法外装抗菌加工外装抗菌加工
スペック

単1形

単2形

充電器

 

 

エネループのスタンダードモデルがお勧めになります

エネループと充電式エボルタ

充電池が初めての方、迷っている方にはスタンダードタイプをお勧めします。

どちらが良いのか?と問われたら。

自由ぶた
自由ぶた

エネループをお勧めします。

電池容量はエボルタに軍配が上がります。しかし、その差は僅かです。だったら、繰り返し充電回数の多いエネループをお勧めしたい。

あくまで、私の好みです。勿論エボルタでも構いません。

エネループを使用して、物足りなく感じたら『エネループproを』購入する。エネループは高いと感じる方は、まずは『エボルタお手軽タイプ』で試してみてはいかがでしょうか。

ただし、明確に欲しいタイプがある方は、そのタイプを購入するのが正解です。

宗蔵
宗蔵

 

エネループにはAmazon限定モデルも販売されています

AmazonにはAmazon限定のエネループと充電器が販売されています。

エネループは文字の色が違う。充電器は黒いボディが特徴。

  • 通常のエネループとスペックが同じ
  • 混ぜて使用しても問題ない
  • 充電器は互換性がある
  • 充電器は有している機能に差がある

このようになっています。

詳しくはこちら。

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エネループとエボルタの2種が販売されている理由は?

エネループproとエネループと充電式エボルタと充電式エボルタお手軽タイプ

エネループと充電式エボルタ。両方ともパナソニックから販売されている充電池です。なぜパナソニックは充電池を2つのブランドで展開してるのか疑問に思う方も多いでしょう。

自由ぶた
自由ぶた

それぞれ、開発元と販売元が違ったから。

これがパナソニックが2種の充電池を展開している理由になります。

開発元も販売元も違う製品だった

2つのブランドは開発元も販売元も違いました。

  • エボルタ:松下電器(松下電池)
  • エネループ:三洋電機

それぞれ別会社の商品でした。
(松下電器はパナソニックの旧社名)

その後に三洋電機がパナソニックの子会社となりましたが、エネループの名は残りました。

ここからは私の想像です。一般的に充電池と言えばエネループを第一に挙げる人が多いと思われます。そのエネループという名前とブランドは使いたい。しかし、エボルタは自社で開発した製品です。こちらも使いたい。

その結果がパナソニックから『エネループ』、『エボルタ』の2種が販売され続けた理由ではないでしょうか。

エネループブランドに統一されます

そんなエネループとエボルタですが2023年4月下旬に統一されます。

パナソニックの充電池はエネループとなります。

宗蔵
宗蔵

そのため、パナソニックから販売される充電池のラインナップが変わります。

  • 充電式エボルタが廃止
  • エネループライトを販売

このように変更されます。

今後は、

  • エネループpro
  • エネループ
  • エネループライト

この3種となります。

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自由ぶた
自由ぶた

ラインナップの変更に伴い電池の使用が変わります。

現行品のエネループや充電式エボルタを購入できるのは在庫のみとなります。欲しいモデルは早めに購入しておきましょう。

パナソニックのホームページにも在庫僅少の文字が見られます。

充電池(エネループ)の魅力とメリット・デメリット

最後に充電池のメリット・デメリットを上げたいと思います。

メリット

  • 家電選びの幅が広がる
  • 節約になる
  • 汎用性が高い
  • 小型家電の廃棄が楽
  • エコに貢献できる

デメリット

  • 初期費用が高い
  • 充電が必要
  • 適さない機器がある

   

デメリットも存在しますが、それ以上のメリットを得られるのが充電池です。

長い目で見れば元が取れるし、生活の質を向上させてくれます。

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