パソコンやスマートフォンを長時間使っていると、目の奥が重くなったり、じんわりとした疲れを感じることはありませんか。
そんなときに活躍するのが、目元を温めてリラックスできる「ホットアイマスク」です。
数ある商品の中でも人気が高いのが、花王の「めぐリズム」 と 小林製薬の「あずきのチカラ」です。どちらも定番アイテムですが、片方は使い捨てタイプ、もう片方は繰り返し使えるタイプと、特徴が大きく異なります。
実際に両方を購入して比較しながら、それぞれの使い心地やメリット・デメリット、コスパの違いをわかりやすくまとめました。
「どちらが自分の生活に合うのか知りたい」、「初めて買うならどっちがいい?」そんな方は、ぜひ参考にしてみてください。
ホットアイマスクは本当に目の疲れに効果ある?

目の疲れを感じたとき、「温めると楽になる」と聞いたことがありませんか?ホットアイマスクは、まさにその温めケアを手軽にできるアイテムです。
目のまわりをじんわり温めることで、血流がよくなり、緊目の疲れが取れるようです。長時間のパソコン作業やスマホ操作でこわばった目元を、ふんわりとほぐしてくれるような感覚ですね。

さらに、温かさでリラックス効果も得られるため、寝る前に使うと自然に眠りに入りやすくなります(個人的な体感)
目の奥の重たさが軽くなり、視界もすっきりしたように感じますよ。
めぐリズム 蒸気でホットアイマスクの特徴と効果

めぐリズムは花王が販売する使い捨てタイプのホットアイマスクです。
外観と開封(個包装で手軽に使える)

1枚ずつ個包装になっており、袋を開けるとすぐに温かくなる仕組み。電源やレンジも不要で、どこでも手軽に使えるのが魅力です。

パッケージには「ラベンダーの香り」と記載されていますが、これは数ある香りタイプのひとつ。
ほかにも無香料やカモミール、ローズなど複数の種類があります。香り付きは好みが分かれますが、落ち着いた気分になりたいときにはぴったりです。
価格と種類

5枚入りでおおよそ500~600円前後、12枚入りなら1,000円前後と、まとめ買いのほうが少しお得。
香りの種類が豊富で、季節限定フレーバーが登場することもあります。ネットストアはもちろん、ドラッグストアやスーパーでも手に入りやすく、入手性は抜群です。
- メリット(どこでも使える・香りでリラックス)
- 開封するだけで約40℃の蒸気が約20分続く
- 持ち運びしやすく、外出先・旅行・オフィスでも使える
- 香りつきタイプならリラックス効果を高められる
- 個包装で衛生的
- 就寝時に使える(使用したまま眠れる)
とにかく「思い立ったらすぐ使える」というのが最大の強み。私はPC作業の合間や就寝前など、すぐに温めたいときに重宝しています。
目もと用以外にも、首用や足用のシリーズ展開があり、体の部位ごとに温められるのが人気の理由です。
デメリット(コスパ・ゴミが出る)

- 使い捨てのため、1枚あたり80〜100円ほどと割高
- 毎日使うとコストがかさむ
- 使用後にゴミが出る
使い捨てゆえの便利さと引き換えに、コスパ面では繰り返しタイプの「あずきのチカラ」に劣ります。
とはいえ、「使いたいときにすぐ使える」安心感と快適さは圧倒的です。
あずきのチカラ 目もと用の特徴と効果

桐灰の「あずきのチカラ」は、電子レンジで温めて使うタイプのホットアイマスクです。
外観と開封(布製・レンジ加熱タイプ)

ふんわりとした布製の本体にあずきが詰められており、温めるとあずきの水分が蒸気となって、目もとをじんわりと包み込みます。

素材の手触りがやさしく、目元にのせたときに適度な重みがあるのも特徴です。このちょっとした重さが、疲れた目をしっかりと覆ってくれます。

本体に加熱時間の目安や注意事項が表示されており扱いやすい。ただ、実際の加熱時間はこれほど必要ありませんね。

また、加熱しすぎると「キケン」の文字が表示される仕様となっています。
価格と種類

目もと用はおおよそ1,000円前後。
1回温めるだけで約10分間の温かさが持続し、繰り返し250回ほど使用できます。目もと以外にも、顔全体・首や足を温められるタイプがあり、気分やシーンに合わせて使い分けできます。
メリット(繰り返し使える・自然素材・重みの安心感)

- くり返し使えて経済的(1回あたり数円程度)
- あずきの自然な蒸気とやさしい香りでリラックスできる
- 適度な重みが心地よい
使い捨てタイプに比べてコスパが非常に良く、自然素材を使っている点にも安心感がありますね。一度使うと、そのやわらかな温かさと香ばしい香りに癒やされます。
デメリット(レンジ必須・外出先では使えない)

- 使用のたびに電子レンジで温める必要がある
- 自宅以外では使いづらい
- 睡眠時に使うことはできない
手軽さという点では、開封してすぐ使える「めぐリズム」に軍配が上がります。というか、画像の通りかさばります。何より破損してあずきをぶちまけるのは避けたいですね。
ただし、自宅で落ち着いてケアしたいときや、毎日のリラックスタイムに使うなら、あずきのチカラでも問題ないでしょう。
【体験レビュー】めぐリズムとあずきのチカラを使ってみた

両方を使ってみて全体的にめぐリズムの完成度が上ですね。目の奥までしっかり温まります。

何より軽くて耳にかけられる形状なので、そのまま眠れる。あずきのチカラは顔の上に乗せてるだけなので就寝前に使えても、そのまま就寝はできません。使用したまま眠れるのはめぐリズムの大きな強み。
アイマスクをつけたまま自然に寝落ちできるほど快適で、リラックス効果は圧倒的。 これを使うと深く眠れる実感があります。

ただし、あずきのチカラのコスパの良さは魅力です。 安いから気軽に使える。私はパナソニックのエアーマッサージャー「ねるまえほっとリフレ」と併用して、目と脚を癒すリラックスタイムを楽しんでいます。
画像の状態であずきのチカラを乗せています。

めぐリズムとあずきのチカラを比較|どっちがおすすめ?

両方を使ってみると、「使い捨て」と「繰り返し利用」という基本構造の違いが、使い心地やコスパに大きく影響していることがわかります。
それぞれの特徴を、主な項目ごとに比較表でまとめました。
🔹比較表:めぐリズム vs あずきのチカラ
項目 | めぐリズム(花王) | あずきのチカラ(桐灰) |
---|---|---|
タイプ | 使い捨て | 繰り返し使用(約250回) |
温度/持続時間 | 約40℃/約20分 | 約40℃/約10分 |
温め方 | 開封するだけで発熱 | 電子レンジで約30秒加熱 |
香り | 無香料・ラベンダー・カモミールなど | あずきの自然な香り |
重さ・装着感 | 軽くて耳掛け式で固定できる | 顔の上の乗せるだけ |
コスパ | 約80〜100円/回 | 約4〜5円/回(目もと用) |
持ち運び | ◎(どこでも使える) | ×(自宅専用) |
手軽さ | ◎(開封してすぐ使える) | △(レンジ加熱が必要) |
向いている人 | 外出先や仕事の合間、睡眠時に使いたい人 | コスパ重視 |
どちらにも長所と短所がありますが、効果のめぐリズム。コスパのあずきのチカラって感じですね。
その日の気分や使う場所に合わせて使い分けるのが、一番賢い選び方だと思います。まずはめぐリズムでホッとアイマスクを体験。良ければ使用を継続する。コスト的に使い続けるのがキツイなら「あずきのチカラ」を試すがおすすめ。
まとめ|めぐリズムとあずきのチカラは併用がおすすめ

めぐリズムとあずきのチカラ、どちらも目の疲れをやわらげる優秀なアイテムです。ただし、快適さと効果重視ならめぐリズム、コスパ重視ならあずきのチカラ。
個人的には両方をうまく使い分けるのが正解かと。
