ユニクロから販売されている人気のインナー「エアリズム」そのエアリズムの異なるタイプについて比較してみます。
エアリズムには以下の3種類が存在します。
- 「エアリズム」
- 「エアリズム デオドラントメッシュ」
- 「エアリズム コットン」
素材、生地の構造、サイズ感、デザイン、着心地、機能性などを比較して、特徴と違いを解説します。
実際に各タイプを購入して記事を作成しています。着心地などは個人の感想になることをご了承ください。
記事内の画像について
記事内の各エアリズムのカラーは以下になっています。
- エアリズム=ブラック
- デオドラントメッシュ:ホワイト
- コットン:グリーン
「エアリズム」・「コットン」・「デオドラント」の価格
通常価格とセール価格
製品 | エアリズム | デオドラント | コットン |
---|---|---|---|
通常価格 | 990円(税込) | 1,290円(税込) | 1,290円(税込) |
セール価格 | 790円(税込) | 990円(税込) | 990円(税込) |
エアリズムは通常価格990円(税込)、セール価格790円(税込)です。
一方、デオドラントとコットンは通常価格1,290円(税込)、セール価格990円(税込)となっています。デオドラントとコットンはエアリズムに比べて300円高くなっており、この価値差が個々の好みやニーズによって評価が分かれるかもしれません。
それと、セール時には価格が安くなります。数百円の値引きとはいえ、インナー類は複数必要です。複数枚購入すると考えると大きな割引となります。したがって、セール時には積極的に購入していきたいですね。
「エアリズム」・「コットン」・「デオドラント」の素材の違い
各エアリズムの素材比較
製品 | エアリズム | デオドラント | コットン |
---|---|---|---|
ポリエステル | 88% | 86% | 25% |
ポリウレタン | 12% | 14% | 4% |
綿 | - | - | 71% |
エアリズムとデオドラントは化学繊維から製造されています。
それに対して、コットンは綿が主素材となり、天然素材が主要な材料として使用されています。化学繊維に対する過敏な肌や肌荒れが気になる方にとっては、コットンはそのような問題を軽減する可能性があります。
また、主素材の違いにより、エアリズムとコットンの着心地には大きな違いがあります。エアリズムの肌触りを好む方がコットンに移行する際には、着心地の変化についても意識しておくことが重要です。
エアリズムの生地の特性
エアリズムは、主素材に化学繊維を使用したインナーウェアです。
エアリズムの特徴は広く知られており、ツルツルでサラサラな肌触りがあり、暑い夏に快適な着心地を提供します。ただし、一部の方には肌荒れのリスクがある点が欠点とされています。
それと、使用環境によっては蒸れやすい点にも注意です。
まだエアリズムを試したことのない方は、ぜひ一度お試しいただきたいアイテムです。
エアリズム デオドラントメッシュの生地の特性
デオドラントメッシュもエアリズム同様に、化学繊維を主素材としたインナーウェアですが、着心地は異なります。
メッシュ素材の採用により、優れた通気性とサラサラ感が特徴です。ただし、網目が存在するため、エアリズムほどのツルツル感はありません。この生地は好みが分かれる傾向にあります。メッシュによりエアリズムより蒸れにくい強みがあります。
「デオドラント」の名前が示す通り、防臭効果もあります。
エアリズム コットンの生地の特性
コットンは、デオドラントメッシュよりも更に異なるアイテムです。天然素材である綿を主素材としており、肌触りが全く異なります。
また、コットンの生地は緻密に編まれており、そのため重量が上記2つの素材よりも約2倍重いことも特徴です。
さらに、エアリズムやデオドラントメッシュが主にインナーとしての着用感を持つ中、コットンはTシャツ感覚での着用が可能です。この点がコットンの大きな魅力です。
コットンの特性として、緻密な生地による厚みがあるため、一部暑さを感じることがありますが、一方でインナー感が薄れて外出着としても快適に着用できる点が強みです。
ただし、この生地には大きな欠点があります。それは、汗がかなり目立つこと。今までエアリズムを着ていて汗が気になることは無かったです。しかし、この「エアリズムコットン」は汗が目立つ。
選んだカラー(画像はグリーン)によるのかもしれませんが、本当に目立ちます。汗をかきやすい体質の方は汗が目立たないカラーを選択することをオススメします。
「エアリズム」・「コットン」・「デオドラント」の特性の違い
特性(機能) | 内容 |
---|---|
ドライ | 汗をかいてもすぐに乾く、サラッとした肌触りで快適 |
肌面平滑性 | 極細繊維で肌を滑るような、なめらかな肌触り |
接触冷感 | 着た瞬間にひんやりとして、涼しい着心地を体感できます |
ストレッチ | 身体の動きにフィットする伸縮素材 |
抗菌防臭 | 臭いの元になる雑菌の増殖を抑制し、汗などによる臭いの発生を抑えます |
消臭 | 特殊な糸を使用し、汗などの臭いの元を吸着、中和して消臭 |
吸湿・放湿 | 衣服内の湿気を放出し、涼しい着心地を体感できます |
通気性 | 特殊なメッシュ編みで通気性が良く、ムレを軽減します |
サラッとした滑らかな肌触りで涼しい着心地を提供してくれるのがエアリズムシリーズです。さらに、ストレッチが効いていて、体の動きにフィットしてくれます。抗菌防臭機能で汗の臭いの元を吸着、中和して消臭してくれるのがエアリズムで、これはシリーズ共通となっています。
エアリズムの弱点として、環境によっては蒸れやすい傾向にあります。しかし、デオドラントメッシュは通気性に優れており、エアリズムと比べると蒸れに強くなっています。
また、コットンは吸湿・放湿が備わっており、衣服内の湿気を放出してくれます。
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デザインやサイズ感の違いについて
基本的なデザインは3種とも同じです。
さらに「エアリズム」と「デオドラントメッシュ」は寸法に違いがありません。ただ、「コットン」は他の2種と比べるとワイドにできています。
コットンは他の2種と比べて、ゆったりと着用できます。
襟周りのデザイン比較
首回りのデザインや寸法は変わりません。縫製に多少の違いありますが全く気になりません。
首周りは同じと言えます。
袖のデザインと長さの比較
ここから差が出てきます。
コットンはワイドにできているので、平置きで並べると袖が長い。縫い代もやや広いですね。
エアリズムとデオドラントメッシュはデザインも寸法も変わりません。
身幅の比較
一番の違いが身幅です。コットンだけ幅広であることが分かります。
この違いは、インナーとして着用するエアリズムとデオドラントメッシュは肌に吸い付くように、Tシャツ感覚で着用するコットンは余裕を待たせているのではないかと思います。
身丈の比較
身丈はコットンがやや短い。
ただし、全く気になりません。違いはないと思ってよいでしょう。
重さの比較
上記は全てMサイズです。
- エアリズム:78g
- デオドラントメッシュ:75g
- コットン:142g
コットンだけ群を抜いて重い。
重量は倍近くあります。これだけでもコットンの異質さが伝わると思います。
肌着感覚のエアリズムとデオドラントメッシュ。インナー兼Tシャツのコットン。コンセプトの違いが生地の厚さに出ています。
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エアリズムについて
製品 | エアリズム |
---|---|
通常価格 | 990円(税込) |
セール価格 | 790円(税込) |
ツルツル、サラサラの肌触りが嬉しい夏の定番アイテム。
暑い日は自宅ではエアリズム1枚で過ごしています。外出時はサマーカーディガンやサマーニットのインナーに早変わり。春、夏、秋と大活躍してくれます。価格が990円と安価な点も魅力です。
主素材が化学繊維で肌に合わない可能性があるのが大きな欠点。使用環境によっては蒸れるのでご注意を。
エアリズム デオドラントメッシュについて
製品 | デオドラント |
---|---|
通常価格 | 1,290円(税込) |
セール価格 | 990円(税込) |
用用途はエアリズムと同じです。暑い日には自宅でこれ一枚で過ごします。外出時にはインナーとして活躍してくれます。
素材やサイズ感もエアリズムと変わらず、エアリズムを愛用している方なら問題なく着用できます。
ただし、生地の作りが違うため着心地が大きく変わります。まず、メッシュ素材なので通気性が良く、エアリズムが蒸れて困る方にはデオドラントメッシュが解消策となる可能性があります。
しかし、メッシュ素材のためにツルツル感は失われますし、価格も高めです。通気性のために差額を支払うかは悩ましいところでしょう。
個人的には、エアリズムに満足している方はデオドラントメッシュを購入する必要はないと思います。一方で、新しい体験を求める方にはチャレンジしてみる価値があるでしょう。
それと、デオドラントメッシュのカラーは白を選ばない方がよい。実際に着用して思ったことは、「肌着感が強すぎる」こう思いました。
エアリズム コットンについて
製品 | コットン |
---|---|
通常価格 | 1,290円(税込) |
セール価格 | 990円(税込) |
「エアリズムコットン」は名前こそエアリズムですが、全く異なるアイテムです。
まず、主素材が天然素材なので、肌荒れのリスクが軽減されます。ただし、エアリズム3種の中で生地が最も厚い。涼しさを比較すると、先述の2つには劣ります。しかし、この生地の厚みが利点となります。
夏にはこれ1枚でも外出可能です。エアリズムやデオドラントメッシュは、肌に密着する感じがするので、そのまま外に出るのは難しい。いかにも肌着ですって感じですから。しかしコットンなら、自宅でそのままくつろぐこともでき、外出の際にそのまま着て行くこともできるでしょう。この点が大きな魅力です。
夏は1枚で快適に過ごし、春と秋はインナーとしても大活躍するのがコットンの特徴です。
また、エアリズムやデオドラントメッシュよりもゆったりとしたワイドなサイズ感にも注目です。ゆったりとした着心地を求める方には、コットンを選ぶことで満足度が高いかもしれませんよ。
しかし、汗が目立ちやすいという欠点もあります。使用する環境には注意しましょう。
「エアリズム」・「コットン」・「デオドラント」の違いまとめ
製品 | エアリズム | デオドラント | コットン |
---|---|---|---|
通常価格 | 990円(税込) | 1,290円(税込) | 1,290円(税込) |
セール価格 | 790円(税込) | 990円(税込) | 990円(税込) |
エアリズムシリーズの3つのタイプ。「エアリズム」、「エアリズム デオドラントメッシュ」、「エアリズム コットン」を比較しました。
それぞれの素材、生地構造、サイズ感、着心地、デザインなどの特徴を通じて、異なるニーズや好みに対応する選択肢を提供しています。エアリズムは夏の快適さを。それに加え、デオドラントメッシュは通気性を備えています。コットンは天然素材でTシャツ感覚で着用できるのが魅力です。
それぞれの特徴をとらえて、自分好みのエアリズムを着用しましょう。
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