ダイソーが提供する毛玉取り器は、100円という驚きの価格で手に入るアイテムですが、その実力が気になるところ。
そこで今回は、ダイソーの毛玉取り器を実際に使ってみた感想や、使い心地、メリット・デメリットを詳しくレビューしていきます。コストパフォーマンスに優れた100均アイテムの実力を検証してみましょう。
※ブログ記事とは違った見え方もできるので是非ご覧ください。
ダイソー毛玉取り器は使える!100円でもしっかり毛玉が取れる実力
始めに毛玉取り器として機能するのか?についてです。冒頭で述べたが毛玉はきちんと取れます。
以下、ダイソー毛玉取り器の実力。
衣類の毛玉はしっかりと取れる
このジャージの処理を行います。
表面に発生していた毛玉をきちんと処理できました。
上手く使えば毛羽立ちも処理できます
次はサイトラインの装飾。
毛羽が立ってしまっています。このままだとカッコ悪いですね。これを処理しました。
装飾のサイドラインに毛が立っていましたが、毛玉取り器で軽く撫でたらキレイに処理することができました。
これだけ差が出ると、手間を掛けて毛玉処理を行う価値もありますね。
シーツなどの毛玉も取れます
最後にマットレスのシーツです。シーツに発生した毛玉を処理しました。
かなり酷い状態です。これに出玉取り器を当てると。
このような感じで処理できます。
※処理を行ったのは中央部のみです。分かりやすく周辺の毛玉は残しました。
範囲が広い場合は
ダイソー毛玉取り器の欠点はヘッドが小さいことです。
上記のシーツのように広範囲を処理するに時間が掛かります。広範囲を処理するには『キャンドゥの毛玉処理機(550円)』の方が適しています。
もちろん、時間を掛ければダイソー製でも大丈夫です。
ダイソー毛玉取り器のデメリットは?注意点をチェック
正直、110円なのであまりケチは付けられないのですが、商品レビューなので思いついたことを書いてみます。
ダイソー毛玉取り器デメリット
- ヘッドが小さい
- 使えない服もある
- 掃除が大変
- 不安が付きまとう
- 刃の寿命に疑問あり
毛玉取り器のヘッドが小さい
ヘッドが小さいことは利点でもありますが、同時に欠点にもなります。
利点はコンパクトであること。場所をとりません。しかし、ヘッドが小さいということは処理できる範囲が狭いということになる。
家電量販店で毛玉処理機を見たがヘッドが大きい。中には2ヘッドの製品も販売されていました。ヘッドの数が多くて大きければ処理も早いでしょう。
大家族で頻繁に毛玉取り器を使うようなら、素直にメーカー製を買った方が良いかもしれません。
範囲が広い場合は
キャンドゥの毛玉処理機のヘッドは、ダイソー製の2倍ほどの面積があります。見た目も家電メーカー製のような外観をしています。
ただし、金額は550円です。
高級な服の処理には適さない
安さゆえに機能が限られています。
使用上の注意に書かれているが適さない服も多い。使用する際は服を選ぶ必要があります。
(高級品には使用しないでください。と書かれているが、書かれてなくても100円の家電に組み込まれた刃を当てる気にはならない)
除去した毛玉の掃除が大変
安さに全振りした製品ということもあり、メンテナンス性は悪い。
しかも、毛玉を溜めるケースが透明なのでお世辞にもキレイとは言えません。汚れに敏感な人は特に気になるかもしれませんね。
モーターの匂いがする
繰り返すがモーターと刃を組み込んで110円です。品質には不安がある。モーターの匂いでしょうか?使用すると本体が焦げ臭く感じる。
安いモーターなので、この辺は個体差がありそうです。
刃の性能と寿命に疑問あり
110円の家電に組み込まれている刃です。
品質は期待できません。切れ味が長持ちはしない可能性がります。
ダイソー毛玉取り器のサイズ・重量・使い方を徹底解説
ダイソーの毛玉取り器は、コンパクトで使いやすいデザインが特徴です。
日常使いに十分なサイズ感で、収納にも困らないのが魅力です。次に、サイズや重量、使い勝手の詳細について見ていきましょう。
コンパクトで軽量!ダイソー毛玉取り器のサイズと重量
本体サイズ
- 幅 8.0cm
- 高さ 7.5cm
- 奥行 4.0cm
重量
- 電池抜き 64g
- 電池含む 117g
手のひらサイズで軽量。扱いやすく、保管場所にも困りません。
イソー毛玉取り器の素材
- ABS樹脂
- ポリスチレン
- スチール
でが使われています。
普通のプラスチックですね。
カラーは3色展開!お好みに合わせて選べる
カラー展開は店頭で3色確認できました。
とりあえず1番落ち着いたグレーを購入。本体と清掃用のブラシが付属しています。
毛玉取り器の使い方と注意点
パッケージの裏に使用方法と注意点が書かれています。
基本的には一般の家電と変わりません。
気になる点として、以下の製品に使用しないようにと書かれています。
- モヘア・アンゴラ・カシミア等の毛の長い製品
- 薄い生地の製品
- 模様編みのセーター
- 高級品
これらへの使用は控えましょう。ご注意ください。
収納にも便利!コンパクトサイズの毛玉取り器
本体は非常にチープな作りです。
でも110円という金額を考慮すると、よく作ったなと感心してしまいます。
小さくて場所を取らないところも非常に良い。
この点は家電量販店の毛玉取り器より優れているでしょう。
単3電池2本で稼働!手軽に使える電池式
動力には電池を使用。単3電池2本が必要。
ちなみに電池はセットしづらい。まあ110円だし多くは望めない。回路を組み込んだだけでも凄いと思う。
※エネループを持っていると便利ですよ。
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稼働音と安全性は?
スイッチはスライド式。
きちんとしているので誤作動の心配もなさそうです。
スイッチを入れると結構うるさい。メンズシェーバーばりの稼働音が聞こえます。
カバーは簡単に着脱が可能。
ブレードカバーはねじ回し式なので、外そうとしないと外れない。不意に外れて怪我をする心配もない。
さすがに刃はペラペラで耐久性には疑問が残ます。
100均の毛玉取り器、品質は大丈夫?実際の使い心地を検証
100円で購入できる毛玉取り器に対して、「本当に使えるのか?」と不安を感じる方も多いでしょう。
安価な製品がどの程度の性能を持っているのか気になるところです。
100円だからといって安物買いの銭失いにならない?
庶民の味方の100円均一ショップだが、購入には常に不安が付きまとう。
100円というコストで
- 材料費
- 加工品
- 輸送費
- 店頭販売
- etc.
が含まれている。製造業界で24年間生きてきた自分には信じられないことだ。
こうなると当然のことながら高い品質は求められない。100均で【安物買いの銭失い】を繰り返す人も多い。
100均の家電は不安?でもしっかり使える!
本体を成形するだけでも大変なのに、毛玉取り器は、
- モーター
- 刃
が組み込まれている。
よく110円で販売できると感心するばかりだ。だが110円の家電に組み込まれている刃など不安が尽きない。ダメでもブログネタにできると思って購入したが、110円以上の働きをしてくれました。
安物買いの銭失いどころか、1度使用しただけで元取りができました。
処理の手間は掛かるが、1度使用しただけでメルカリで110円以上の値上げができます。
キャンドゥの毛玉取り器との違い
キャンドゥにも毛玉取り器は売っています。
しかも、ダイソー製よりもしっかりしています。家電量販店で販売されている、本格的な毛玉取り器のような外観です。
ブリップ部が有って握りやすそうです。
そして一番の違いはヘッドの大きさです。
私の指を基準に見ると、キャンドゥの毛玉取り器の方がヘッドが1回り、2回り大きいことが分かります。
キャンドゥの毛玉処理機は広範囲の処理を行うことができます。
値段は税込み660円。使用頻度が高いのなら、こちらの方が良いかもしれませんね。
【動画レビュー】ダイソー毛玉取り器の使い方と実践レビュー
- 商品紹介
- 毛玉取り実践
- メリット・デメリット
ずんだもん&四国めたん解説。是非ご覧ください。
ご視聴&ご登録が活動のモチベになるのでよろしくお願いします。
100均のダイソー毛玉取り器は優秀でオススメ
デメリットを述べてしまいましたが、110円でこの性能と結果には満足しています。
この後に壊れても元は取れたと思えるでしょう。毛玉取り器を使用したことがなかったので、試せたのもよかった。
こんな人にオススメ
- 毛玉取り器を試したい人
- 低コストで調達したい人
- スポット的に使いたい人
試してみたい人は是非購入して欲しい。