各証券会社の投資信託買付ランキングを席巻する『 eMAXIS 』シリーズ。
上位にはどのようなファンドがあるのでしょうか。
- 三菱UFJ国際 - eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 三菱UFJ国際 - eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
- 三菱UFJ国際 - eMAXIS Slim 先進国インデックス
- 三菱UFJ国際 - eMAXIS Slim 全世界株式(日本を除く)
- 三菱UFJ国際 - eMAXIS NASDAQ100インデックス
これら人気ファンドの
- 信託報酬などの投資コスト
- 連動する指標
- 投資地域
- 投資対象
などのまとめ記事になります。
選出基準
ファンドは、SBI証券と楽天証券の買付ランキングを基に上位ファンドを選出しています。
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投資信託 eMAXIS(イーマクシス)とは。 Slim(スリム)、+(プラス)、Neo(ネオ)それぞれの違い
投資信託を選ぶ際に、証券会社のランキングを参考にして選ぶ方も多いでしょう。 SBI証券や楽天証券を始めとする、各証券会社の投資信託の買い付けランキングを見ると、『eMAXIS』の文字が多く見られます。 ...
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三菱UFJ国際 - eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の投資対象と目的
目的と特色
- 米国株式に投資を行う
- S&P500指数に連動することを目指すインデックス型のファンド
- 決済頻度は年に1度。
- 為替ヘッジなし
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の投資コスト
買付手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
信託報酬 | 年率0.0968% |
信託報酬が0.1%を下回る低コスト。
『eMAXIS Slim』は低コストにこだわったファンドシリーズですが、その中でも『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』の投資コストは低いと言えます。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)について
『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』は『eMAXIS』シリーズで最も人気があるファンドです。米国株式のみに投資を行い、S&P500指数との連動を目指します。
また、信託報酬の低さが人気の『eMAXIS Slim』シリーズですが、その中でも、最も信託報酬が低いのが『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』となっています。
主な投資先
- APPLE INC
- MICROSOFT CORP
- AMAZON.COM INC
- TESLA INC
- ALPHABET INC-CL A
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は積立・NISAが可能か
積立設定 | 〇 |
NISA | 〇 |
積立NISA | 〇 |
各証券会社で『積立』、『NISA』、『積立NISA』を利用した投資が可能となっています。
三菱UFJ国際 - eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の投資対象と目的
目的と特色
- 先進国、新興国の株式に投資を行う
- 先進国(日本を含む)並びに新興国の株式市場との連動を目指すインデックス型のファンド
- 決算頻度は年に1度
- 為替ヘッジなし
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の投資コスト
買付手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
信託報酬 | 年率0.1144% |
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』は、先進国(日本を含む)と新興国の株式の投資を行います。
前項の『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』と並ぶ人気ファンドです。『eMAXIS Slim 』は人気シリーズですが、その中でも、この両ファンドの人気は群を抜いて高いです。
信託報酬が年率0.01144%と低いのも魅力の一つでしょう。
投資対象の地域数は
先進国(日本を含む) | 先進国 |
---|---|
23ヶ国 | 24ヶ国 |
ただし、内訳は先進国への投資が90%近くを占めています。その中でも、アメリカへの投資が全体の60%程度を占めています。その次に比率が高いのが日本となります。しかし、全体の5%程度となっています。
主な投資先
- APPLE INC
- MICROSOFT CORP
- AMAZON.COM INC
- TESLA INC
- ALPHABET INC-CL A
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)は積立・NISAが可能か
積立設定 | 〇 |
NISA | 〇 |
積立NISA | 〇 |
各証券会社で『積立』、『NISA』、『積立NISA』を利用した投資が可能となっています。
全世界の株式の投資できるのは(オールカントリー)だけではない
『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』は通称『オルカン』と呼ばれ、非常に人気のあるファンドになります。全世界の株式に投資するなら『オルカン』といった感じです。
しかし、全世界の株式に投資できる投資信託は『オルカン』だけではありません。『楽天』、『SBI』などからも、全世界の株式に投資できるファンドは存在します。
投資前に、一度比較してみてはいかがでしょうか。
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『オルカンと競合ファンドの比較』全世界株式投資ができる投資信託はどれ?
『オルカン』。この言葉を最近よく耳にする方も多いのではないでしょうか。Twitterのトレンドにもオルカンの文字が度々見られます。 投資家の関心を集める『全世界株式投資』ですが、『オルカン』以外にも全 ...
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三菱UFJ国際 - eMAXIS Slim 先進国インデックス
eMAXIS Slim 先進国インデックスの投資対象と目的
目的と特色
- 先進国の株式に投資を行う
- (日本を除く)先進国の株式市場との連動を目指すインデックス型のファンド
- 決算頻度は年に1度
- 為替ヘッジなし
eMAXIS Slim 先進国インデックスの投資コスト
買付手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
信託報酬 | 年率0.1023% |
信託報酬が年率0.1023%。これは、『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』に次ぐ低さです。『eMAXIS Slim』シリーズで信託報酬が2番目に低いファンドになります。
eMAXIS Slim 先進国インデックスについて
『eMAXIS Slim 先進国インデックス』は先進国の株式に投資を行い、先進国の株価との連動を目標とするファンドです。
対象となる国・地域は22か国。(日本は含まれません)
ただ、内訳はアメリカへの投資が70%程度あります。資産の半分以上をアメリカに投資していることになります。
主な投資先
- APPLE INC
- MICROSOFT CORP
- AMAZON.COM INC
- TESLA INC
- ALPHABET INC-CL A
eMAXIS Slim 先進国インデックスは積立・NISAが可能か
積立設定 | 〇 |
NISA | 〇 |
積立NISA | 〇 |
各証券会社で『積立』、『NISA』、『積立NISA』を利用した投資が可能となっています。
三菱UFJ国際 - eMAXIS Slim 全世界株式(日本を除く)
eMAXIS Slim 全世界株式(日本を除く)の投資対象と目的
目的と特色
- 先進国、新興国の株式に投資を行う
- 先進国(日本を除く)並びに新興国の株式市場との連動を目指すインデックス型のファンド
- 決算頻度は年に1度
- 為替ヘッジなし
eMAXIS Slim 全世界株式(日本を除く)の投資コスト
買付手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
信託報酬 | 年率0.1144% |
eMAXIS Slim 全世界株式(日本を除く)について
『eMAXIS Slim 全世界株式(日本を除く)』は前項で紹介した、『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』に非常に似ています。信託報酬も年率0.1144%と同じです。
よく似た2つのファンドですが、こちらは投資対象に日本を含んでいません。ここが一番の違いです。
先進国 | 先進国 |
---|---|
22ヶ国 | 24ヶ国 |
投資対象も日本を除いただけで、残りの国は同じ構成となっています。
投資対象国が多いものの、構成比率はアメリカが60%程度を占めています。この点も『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』に似ていますね。
そして、現在の基準価額も同じくらいです。ただし、ファンドの純資産は『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』の方が3倍以上大きいです。
主な投資先
- APPLE INC
- MICROSOFT CORP
- AMAZON.COM INC
- TESLA INC
- ALPHABET INC-CL A
eMAXIS Slim 全世界株式(日本を除く)は積立・NISAが可能か
積立設定 | 〇 |
NISA | 〇 |
積立NISA | 〇 |
各証券会社で『積立』、『NISA』、『積立NISA』を利用した投資が可能となっています。
三菱UFJ国際 - eMAXIS NASDAQ100インデックス
eMAXIS NASDAQ100インデックス の投資対象と目的
目的と特色
- 米国の株式に投資を行う
- 米国の株式指数であるNASDAQ100との連動を目指すインデックス型のファンド
- 決算頻度は年に1度
- 為替ヘッジなし
eMAXIS NASDAQ100インデックス の投資コスト
買付手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
信託報酬 | 年率0.440% |
『eMAXIS NASDAQ100インデックス』の信託報酬は年率0.44%。
『eMAXIS Slim』シリーズと比べると高く感じますが、標準的な信託報酬です。
eMAXIS NASDAQ100インデックス について
上記で紹介した4ファンドは『eMAXIS Slim』シリーズでしたが、こちらは『eMAXIS』になります。
米国の株価に投資を行い、NASDAQ100指数の連動を目指すファンドです。
『eMAXIS Slim』ではNASDAQへ投資するファンドを扱っていないため、『eMAXIS』シリーズを通してNASDAQへの投資を行う場合は、こちらのファンドを選択することになります。
主な組み入れ銘柄
- APPLE INC
- MICROSOFT CORP
- AMAZON.COM INC
eMAXIS NASDAQ100インデックス は積立・NISAが可能か
積立設定 | 〇 |
NISA | 〇 |
積立NISA | ✕ |
各証券会社で『積立』、『NISA』を利用した投資が可能です。ただし、『積立NISA』での投資は不可能となっています。
三菱UFJ国際 - eMAXIS Slim人気銘柄のまとめ
- 三菱UFJ国際 - eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 三菱UFJ国際 - eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
- 三菱UFJ国際 - eMAXIS Slim 先進国インデックス
- 三菱UFJ国際 - eMAXIS Slim 全世界株式(日本を除く)
- 三菱UFJ国際 - eMAXIS NASDAQ100インデックス
『eMAXIS』シリーズで人気のファンドですが、投資対象や連動を目指す指標が違う。
また大手証券会社であるSBI証券や楽天証券からも、それぞれ名を冠したファンドがあり、『S&P500』や『全世界』に投資できるファンドが人気となっています。
『sMAXIS』シリーズと比べて、納得のいくファンドに投資をしていきましょう。