楽天証券より「ゼロコース」が発表されました。
「ゼロコース」は楽天証券の新しい手数料コースです。
「ゼロコース」を選択すると、国内株式の売買手数料が無料(0円)になるといった内容。
- ゼロコースについて
- 売買手数料0円の対象について
- 売買手数料が無料(0円)となる注文方法
- 売買手数料を無料(0円)にする条件
- 手数料0円の設定方法と確認方法
以上をまとめました。
同時に、「手数料ポイントバックプログラム」も発表されています。
「手数料ポイントバックプログラム」は、その名の通り、売買手数料の1部がポイントバックされるプログラムです。
- 手数料ポイントバックプラグラムとは
- ポイントバックの内容
- ポイントバックの条件
以上をまとめました。
新手数料について現在関係当局に照会中であるため、仕様の変更、中止、開始時期の変更等の可能性があることを予めご了承ください
引用:楽天証券より
ゼロコース”の正式リリースは2023年10月1日となっています。
記事内容は2023年9月6日時点での内容です。今後、変更・中止などの可能性があることをご了承ください。
楽天証券のゼロコースについて
売買手数用が無料(0円)のゼロコースがリリースされる
「ゼロコース」ついて。
「ゼロコース」とは、2023年10月1日リリース予定の新しい手数料コースです。
ゼロコースを選択することで、国内株式の取引手数料が無料(0円)になります。
楽天証券の手数料体系は以下のようになっています。
- いちにち低額コース
- 超割コース
- 超割コース(大口優遇)
ここにゼロコースが加わることになります。
ゼロコースの選択が必要
楽天証券からは、”ゼロコースを選択すると”取引手数料が0円と発表されています。ですから、ゼロコースを選択する必要があります。
国内株式の取引手数料が無料(0円)に
手数料コース | 現物取引 | 信用取引 |
---|---|---|
ゼロコース | 無料(0円) | 無料(0円) |
手数料コースをゼロコースにすることで、現物取引も信用取引も売買手数料が無料(0円)になります。ミニ株(単元未満株)の売買も対象のようです。
手数料0円の対象は国内株式になります。
楽天証券の発表だと、「国内株式」としか書かれていません。
恐らくですが、日本国内に上場されている
- 日本株
- ETF
- ETN
- リート
これらが該当すると思われます。
以下の取引は対象外となるのでご注意を。
- 米国株・中国株など(外国株)
- 外国為替
- 金・プラチナ・銀
- など
※ハッキリと対象外と書かれてはいませんが、「手数料0円の対象は国内株式」となっているので対象外と言えるでしょう。
買付手数料無料の海外ETF
楽天証券では、「買付手数料無料の海外ETF」が存在します。これらは例外として無料となっています。
国内株式の取引き手数料が0円になる条件
条件は以下になります。
- ゼロコースを選択すること
- 楽天証券のSPR利用の同意
この2点が必要です。
SORとは
「(スマート・オーダー・ルーティング)注文」とは、複数市場から最良の市場を選択し、執行する形態の注文です。
手数料コースの確認方法と変更方法
手数料コースを確認してみます。
パソコン版の画面です。
楽天証券にログインして、画面上の「マイメニュー」⇒「国内株式」をクリック。
現在の手数料コースが表示されます。
右側の「確認・変更」をクリックすると、コースを変更できます。
「コースを変更」をクリック。
現在は「超割コース」と「いちにち定額コース」しかありませんが、「ゼロコース」がリリースさされれば、追加されると思われます。
次は「SOR利用」についての確認です。
確認・設定画面もありますが、注文画面で確認できます。
以下はスマホアプリの発注画面です。SORの表示があります。ONになっているか確認しましょう。
どちらにせよ、SORの利用に同意していない方は、コース変更時に確認があると思われます。案内に従いましょう。
ポイントバックプログラムも同時リリース
「ゼロコース」と同時に「ポイントバックプログラム」もリリースされます。
ポイントバックプログラムは取引手数料の1%をポイントバックするといった内容。
ただし、対象は国内株ではありません。
- 外国株(米国・中国・アセアン株)
- 先物・オプション
- 金・プラチナ
これらの取引が対象となります。
手数料コース | 外国株 | 先物・オプション | 金・プラチナ |
---|---|---|---|
ゼロコース | 1% | 1% | 1% |
いちにち定額コース | 1% | 1% | 1% |
超割コース | 1% | 1% | 1% |
超割コース(大口優遇) | 2% | 2% | 2% |
現在は「超割コース」と「超割コース(大口優遇)」のみがポイントバックの対象となっています。今後は、「ゼロコース」と「いちにち定額コース」にもポイントが付与されます。
売買手数無料(0円)のゼロコースまとめ
楽天証券「ゼロコース」のまとめになります。
「ゼロコース」とは「国内株式の売買手数料が無料(0円)」となる取引手数料コース。
現物取引だけではなく、信用取引やミニ株(単元未満株)も対象である。手数料0円の対象は日本国内で上場されている国内株であること。外国株や為替取引は対象外。
売買手数料が0円となる条件は2つ。
- ゼロコースを選択すること
- 楽天証券のSPR利用の同意
リリース後にコース選択を行いましょう。
「ポイントバックプログラム」のまとめ
手数料コース | 外国株 | 先物・オプション | 金・プラチナ |
---|---|---|---|
ゼロコース | 1% | 1% | 1% |
いちにち定額コース | 1% | 1% | 1% |
超割コース | 1% | 1% | 1% |
超割コース(大口優遇) | 2% | 2% | 2% |
- 外国株(米国・中国・アセアン株)
- 先物・オプション
- 金・プラチナ
全手数料コース対象で、これらの取引にかかる手数料の1部がポイントバックされる。
それでは、2023年10月1日の正式リリースを待ちましょう。
2023年10月1日にリリース
「ゼロコース」と「ポイントバックプログラム」の正式リリースは2023年10月1日となっています。
本記事は9月6日時点での情報をまとめた内容になります。今後、内容の変更や追加などが発表される可能性があることをご了承ください。
-
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