見た目は地味だけど、実際に使ってみるとかなり便利。
山善の「YHC-W601(ホットプレート&グリル鍋)」は、知る人ぞ知る省スペース調理家電です。
鍋やおでん、ラーメンなどの煮込み系はもちろん、焼きそばや焼き料理にも対応。これ1台あれば、食卓でほとんどの料理が完結します。
ホットプレート&グリル鍋を使ってみた感想

実際にいろんな料理で試してみました。
鍋から麺類、焼き料理まで、どこまで使えるのか実際に検証しています。

① 普通の鍋としても問題なく使えます。
白菜や豆腐、豚肉などを入れてシンプルな鍋を作るだけで、最後までアツアツをキープ。テーブルの上で煮ながら食べられるのはやっぱり便利です。

② おでんも相性抜群。
汁気の多い料理でも安定して加熱でき、保温モードを使えば温かさを長時間キープできます。寒い季節にぴったりの使い方です。

③ 寒い時期にはやっぱり湯豆腐
豆腐と長ねぎ、昆布を入れてゆっくり温めるだけで、シンプルながら体の芯から温まる一品が完成。食べ終えるまでアツアツをキープできるので、冬の食卓にぴったりです

④ 煮込み蕎麦にもおすすめです。
具材を入れて火を通すだけで、味がしっかり染みた一杯が完成。卓上で作る「夜食そば」にも重宝します。

⑤ 煮込みラーメンもいけます。
スープと麺を一緒に煮込むと、インスタントラーメンでも本格的な仕上がりに。スープの温度を保ちながら食べられるのも魅力です。

⑥ 雑炊も作れます。
鍋のあとはやっぱり〆。そのまま雑炊にして、最後まで温かく楽しめるのもこの鍋プレートの魅力です。
鍋の締めにご飯と卵を入れて軽く煮込めば、やさしい味わいの雑炊が完成。温度調整がしやすいので、焦げ付きも防げます。

⑦ 鍋プレートでも焼きそばが作れます。
(餃子だって焼けちゃいますよ)
意外かもしれませんが、鍋プレートのままでも炒め料理が可能。麺や具材を入れて軽く混ぜるだけで、焦げつかずにしっかり焼き上がります。
「鍋でここまでできるのか」と思うほどの万能戦士。
鍋プレートでもこれだけ焼けるなら、わざわざプレートを変えずに済むのが便利。一人暮らしならこの1枚でほぼ完結します。

⑧ 波型プレートに変えれば、焼き料理も楽しめます。
ステーキやソーセージ、野菜のグリルなども手軽に調理可能。

油が溝に落ちる構造なので、焼き上がりもヘルシー。鍋プレートと合わせれば「煮る・焼く・温める」がこの1台で完結します。
山善グリル鍋「YHC-W601」の特徴と使い方
このグリル鍋の魅力は、見た目のシンプルさに反して使い道が多いところです。
ここでは、実際に使って分かった特徴と、便利だと感じたポイントを紹介します。
プレートは2種類(波型/鍋)

付属のプレートは、波型プレートと鍋プレートの2種類。
波型は焼肉や焼き魚などのグリル調理向けで、余分な油が溝に落ちる設計です。鍋プレートは深さがあり、鍋料理や煮込み料理にぴったり。

どちらもフッ素加工されているため、焦げ付きにくく洗いやすいのが特徴です。
温度調整の幅(保温~強火まで)

本体のダイヤルで約80~210℃まで細かく温度を調整可能。
弱火での保温から、強火での焼き調理まで幅広く対応できます。鍋モードでは煮込みや温め直し、波型プレートではしっかり焼き目を付けるなど、料理に合わせた使い分けが可能です。
コンパクト設計とお手入れのしやすさ

本体サイズは幅24.5cm×奥行23cmとコンパクトで、卓上でも場所を取りません。
プレートは着脱式なので、使用後は外して丸洗い可能。
ガラス蓋付きで調理中の様子も確認できるため、焦げ付きや吹きこぼれの心配も少なくなっています。
使ってみ分かった!良い点と悪い点(メリット・デメリット)
実際に何度か使ってみて感じたのは、見た目以上に万能で扱いやすいということ。
ただ、サイズが小さいぶん一度に作れる量は限られます。ここでは、実際に感じた良い点と気になった点をまとめました。
メリット

波型と鍋の2種類のプレートを付け替えて使えます。
使い方次第で、焼き料理から煮込みまで幅広い調理が可能です。

両プレートの取り外し機能が間接的に優秀なんです。
取り外したプレートがそのまま洗える。洗えないタイプが多いホットプレートが多い中これは素晴らしい。

省スペース設計も大きなメリット。
本体が小さいので出し入れが楽で、使いたいときにすぐ取り出せます。デカいタイプだと結局出すのが面倒で使わなくなるんですよね。買ったけど使わない大型調理家電とか無いですか?これはそんな面倒とは無縁です。
無駄にテーブルを占拠しないのもいいですね。
デメリット

一度に焼ける量は多くないので、複数人での食事には向きません。
(小型だから当たり前だけど)
一人または二人用として使うのがちょうどいいサイズです。
特に鍋プレートは大容量とは言えない。使おうとしたけどダメで結局は普通の鍋で調理したってこともありますね。
使用シーンまとめ(動画レビュー)
おでんに鍋プレートを使ってみました。
鍋プレートを使えば、保温しながら熱々の状態で食卓に出せるのが大きな魅力。コンロを使わずに、テーブルの上でそのままおでんを楽しめます。
おでんや牛すじ煮込みの温めだけでなく、そばやうどんなどの麺料理にも使えます。
鍋プレートを使えば、煮込みながら保温できるので、食卓でそのまま最後まで熱々のまま楽しめます。コンロを使わずに完結するので楽ですね。
波型プレートでは焼き料理、鍋プレートではスープや鍋、ラーメン調理まで幅広く対応。焼く・煮る・温めるがこの1台で完結します。
焼きで香ばしく仕上げたあと、鍋プレートでスープや鍋料理に再利用するなど、プレート2種の特性を最大限に活かせました。
商品スペックと基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | 山善 ホットプレート グリル鍋 YHC-W601(B) |
メーカー | 山善(YAMAZEN) |
消費電力 | 600W |
サイズ | 幅24.5 × 奥行23 × 高さ14.5cm(波型プレート装着時 約7cm) |
本体重量 | 約2.1kg |
プレート | 波型プレート/鍋プレート(どちらもフッ素コート) |
温度設定 | 約80〜210℃(保温〜強火) |
材質 | プレート:アルミ(フッ素加工)、蓋:強化ガラス |
付属品 | ガラス蓋、鍋プレート、波型プレート、取扱説明書 |
コード長 | 約1.4m |
カラー | ブラック(B) |
参考価格 | 約4,000〜5,000円前後(販売店により変動) |
省スペース設計ながら、プレート2種・温度調整機能付きと機能性は十分。価格帯を考えると、コスパの高い1台といえます。
まとめ評価|コンパクトさと実用性の両立

使い勝手はかなり優秀です。
鍋プレートと波型プレートの2種類で「煮る・焼く・温める」をすべてカバー。一人暮らしはもちろん、ちょっとした卓上調理にも重宝します。
特に、鍋プレートだけでおでん・蕎麦・ラーメン・焼きそばまで作れるのはこの機種ならでは。出し入れもラクで、後片づけも簡単です。
⭐ 総合評価:★★★★☆(4.5/5)
・使いやすさ:★★★★★
・洗いやすさ:★★★★☆
・火力・温度調整:★★★★☆
・コスパ:★★★★★
派手さはありませんが、日常で使い続けられる便利家電を探している人にはぴったりです。
何より安いのがいいですね。
