業務スーパーで販売されている「マレーシア産ノンフライ乾麺(平麺タイプ)」を購入しました。
内容量はたっぷり1kg入りで、油で揚げないノンフライ製法が特徴。ラーメンや焼きそば、鍋の締めなど、幅広い料理に使える汎用性の高い乾麺です。
この記事では、味噌ラーメン・シーフード焼きそば・カルボナーラスパゲッティ・冷やし麺の4種類で調理し、味や食感、使い勝手を検証しました。ノンフライ麺ならではの魅力や、実際に使って感じたポイントを詳しくお伝えします。
業務スーパーのマレーシア産ノンフライ乾麺とは?

業務スーパーで販売されているマレーシア産のノンフライ乾麺(平麺タイプ)は、油で揚げない製法で仕上げた乾麺です。
内容量は1kg入りで14食分。1食あたり約71gと、一般的な袋麺よりやや少なめですが、その分調理後も軽めの食感に仕上がります。
ノンフライ製法の特徴
油で揚げないため、麺の表面はつややかで、口当たりはなめらか。
揚げ麺特有の油っぽさや重たさがなく、スープやソースの風味をよりダイレクトに味わえるのが特徴です。また、脂質が少なくヘルシー志向の方にも使いやすい商品です。
基本的な調理方法
たっぷりの沸騰したお湯に麺を入れ、約4分茹でれば完成。
硬めの食感が好みの場合は30秒ほど短めに調整するのがおすすめです。スープは付属していないため、好みの味付けを自由に選べます。
味噌ラーメンで実食

味噌ベースのスープにノンフライ乾麺を合わせて試しました。
具はチャーシュー、煮卵、刻みねぎという定番構成。見た目はやや透け感のある平麺で、ノンフライならではの上品なツヤがあります。
茹で時間と仕上がり

表示どおり4分茹でで仕上げると、全体はやや柔らかめ。口当たりは非常になめらかで、もっちりとした弾力が穏やかに残ります。かための食感が好みなら、30秒ほど短め(3分30秒前後)にすると歯切れが出やすくなります。
食感とスープの絡み具合

縮れの入った平麺形状が味噌スープをしっかり抱え、ひと口ごとの味の濃度が安定します。表面はつるりとした滑走感、噛むと優しいもち感で、濃い味噌とも相性良好。力強いコシよりも“なめらかさ重視”の一杯に仕上がる印象です。
焼きそば|シーフード焼きそばで食べてみた

今回はノンフライ乾麺をシーフード焼きそばにアレンジしてみました。
具材は豚バラ肉、キャベツ、そして冷凍のシーフードミックス(エビとイカ)を使用。シンプルながらも、海鮮の風味が全体に広がる組み合わせです。
茹で時間調整による食感の変化

ラーメンでは4分茹ででしたが、焼きそばの場合は3分に短縮。
これにより、麺にしっかりとした歯応えが残り、炒める工程でも形が崩れにくくなります。茹で過ぎないことで、ソースを絡めても食感がぼやけず、噛むたびにモチモチとした弾力が感じられます。
具材とソースの相性

豚バラ肉の脂がソースにコクを加え、キャベツの甘みとシャキシャキ感がアクセントに。
さらに、エビのプリっとした食感とイカの柔らかさが加わることで、旨味の層が厚くなります。縮れの入った平麺はソースをしっかりと抱え込み、最後まで味が均一に行き渡る仕上がりになりました。
パスタ|カルボナーラスパゲッティにも挑戦

ノンフライ乾麺を使って、カルボナーラスパゲッティ風のアレンジにも挑戦しました。
調理はフライパンに麺と水を入れて茹でる方法を採用。300mlの水を加え、麺をほぐしながら水分がなくなるまで加熱。この方法は湯切りの手間がなく、少ない水分で調理できる反面、鍋で茹でるよりも時間がかかります。
調理方法

フライパンで麺を茹でながらベーコンを加え、香ばしさと旨味をプラス。水分がほぼなくなったら皿に移し、市販のカルボナーラソースをかけます。
仕上げに中央をくぼませて半熟卵を落とせば完成です。
味と食感の評価

見た目はやや独特ですが、味は意外と悪くありません。
麺はもっちりとした食感を保ちつつも、パスタらしい歯切れとは異なり、縮れ麺がソースをしっかりと抱え込みます。ただし、パスタとしての一体感はやや弱く、ラーメンや焼きそばほどの相性は感じられませんでした。あくまで変わり種アレンジとして楽しむのがおすすめです。
冷麺|冷やし麺でも食べられる

夏場にぴったりな冷やし麺にもアレンジ。麺を茹でた後、しっかり冷水で締めることでコシが際立つ。
具材はチャーシュー、半熟卵、キムチ、きゅうり漬けをトッピング。スープはあっさり醤油ベースにして、具材の味が引き立つよう仕上げました。
ノンフライ麺の軽い口当たりが、冷たいスープでもしっかり存在感を発揮。噛むたびに平麺のモチっと感と縮れの心地よい食感が楽しめます。
動画で見たい|マレーシア産ノンフライ乾麺
今回は業務スーパーで販売されている「マレーシア産ノンフライ乾麺(平麺タイプ)」を、ラーメン・焼きそば・カルボナーラの3品にアレンジして実食しました。
麺の食感やスープ・ソースとの相性、ノンフライならではの特徴を、調理シーンとともに紹介しています。
商品の概要|マレーシア産ノンフライ乾麺(1Kg)

商品名 | 業務用 ノンフライ乾麺(平麺タイプ) |
内容量 | 1kg(14食入り/1食あたり約71g) |
価格 | 税込542.16円(参考) |
原産国 | マレーシア |
販売者 | 株式会社 神戸物産 |
栄養成分 | (1食あたり/推定値) エネルギー:260kcal たんぱく質:8.1g 脂質:0.9g 炭水化物:55.0g 食塩相当量:1.0g |
原材料 | 小麦粉(国内製造)、食塩/かんすい アレルギー表示:小麦 |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避けて常温で保存 |
油で揚げないノンフライ製法で仕上げた、業務スーパーのマレーシア産平麺タイプの乾麺です。
内容量はたっぷり1kg入りで、ラーメンや焼きそば、鍋の締めなど幅広く活用可能。スープが付属しないため、好みの味付けで自由にアレンジできます。常温保存できるためストックにも便利で、麺料理のレパートリーを広げたい方にぴったりの商品です。
まとめ|マレーシア産ノンフライ乾麺(1kg)どう?

ノンフライならではの軽い口当たりと、平麺のもちっと感が特徴。縮れがスープやソースをよく絡め、ラーメン・焼きそばどちらでも安定した仕上がりになる。
一方で、価格がやや高めで、保管スペースも少し取る点が気になるところ。
良かった点
- ノンフライ特有のなめらかで軽い食感
- 幅広い料理に使える汎用性(ラーメン・焼きそば・鍋の締めなど)
- 常温保存ができる
気になった点
- 価格がやや高い
- パスタ系ソースとの相性はやや弱い
総評:★★★☆☆(初回購入)
具材を足せば1食71gでも十分満足できるボリューム。揚げ麺の油っぽさが苦手な人や、さっぱりとした麺料理を楽しみたい人に向いた一品。