業務スーパーで販売されている「冷凍エビピラフ1kg」
同じシリーズのチャーハン・ドライカレー・チキンライスは焼き飯系でしたが、今回のエビピラフは炊き込み系。そのため電子レンジ調理との相性も良さそうですね。
【業務スーパー】冷凍エビピラフ1kgを買ってみた

今回購入したのは、業務スーパーの冷凍コーナーで販売されている「冷凍エビピラフ(1kg)」です。
内容量はたっぷり1キロ。価格は税込570.24円(購入時)でシリーズ共通のデザイン。エビピラフは赤いパッケージが目印。製造元は冷凍食品大手のニチレイフーズで、品質面でも安心感があります。

冷凍コーナーに並ぶ1kgごはんシリーズは以下の4種類が定番ラインナップ
- チャーハン
- ドライカレー
- チキンライス
- エビピラフ(今回の商品)
この中でエビピラフだけは、他の焼き飯系とは違い炊き込み系のごはんメニュー。どんな食感や味になるかが注目ポイントです。
解凍・調理方法|電子レンジとフライパンを比較

冷凍エビピラフの調理方法は簡単。電子レンジまたはフライパン、どちらでも手軽に調理できます。
今回は電子レンジとフライパン、それぞれで250gずつ調理し、仕上がりの違いを比較してみました。
電子レンジ調理

加熱時間の目安は以下の通り(1人前250g):
ワット数 | 加熱時間の目安 |
---|---|
500W | 約5分 |
600W | 約4分20秒 |
1400W | 約1分40秒 |
仕上がりは全体的にふっくら。水分を含んだやわらかめの食感で、ピラフらしいやさしい仕上がりです。ごはんが油っぽくならず、彩りもきれいなままキープされます。
フライパン調理

あらかじめフライパンを中火で温め、少量の油をひいて冷凍ピラフを投入します。塊をほぐしながら、3〜4分ほどしっかり炒めていきます。
火力 | 加熱時間(目安) |
---|---|
中火〜強火 | 約3〜4分 |
焼き目をつけることで香ばしさが加わり、炒飯のような仕上がりに変化。水分が飛んで粒立ちが良くなり、食感の違いも楽しめます。
バターやにんにくを加えて炒めれば、さらに風味アップ。香ばしさを求める方には、フライパン調理がおすすめです。
実食レビュー|炊き込み系はレンジ調理が得意?

エビピラフは、これまで紹介してきたチャーハン・ドライカレー・チキンライスとは違い、炊き込み系のごはん。
そのためか、電子レンジ調理でも満足感が高い結果に。
電子レンジ調理の感想

電子レンジで加熱したエビピラフは、ふっくら&しっとりとした炊き込みごはんらしい仕上がり。ごはん粒がやわらかく、スプーンがスッと入る口当たりです。

味つけは控えめで、コクはやや弱いものの、そのぶん飽きずに食べ進められる印象。海老も加熱しすぎずプリッとした食感が残り、全体的にやさしい味わいでした。
これまでのシリーズでは「電子レンジ=水っぽい」という評価になりがちでしたが、エビピラフは炊き込み系ゆえに電子レンジと相性が良いと感じました。
フライパン調理の感想

フライパンで炒めたエビピラフは、表面にほんのりと焼き色がつき、香ばしさがアップ。ごはんの水分が軽く飛ぶことで、粒がしっかりし、パラっと感が生まれます。

焦げ目がついた部分からは香ばしい香りが広がり、炒飯のような味わいに。もともとやさしい味つけのピラフに、香ばしさが加わることで、全体の満足度がグッと上がります。
特に、バターやにんにく、醤油などを加えてアレンジすると一気に化けるのもフライパン調理の魅力。個人的には「焼いた方が好み」という人も多いはずです。
どちらが好み?

正直なところ、どちらの調理法でも美味しいです。ただ、エビピラフ本来のふっくら感を重視するなら電子レンジ。香ばしさや炒めたごはんの旨みを楽しみたいならフライパン調理がベスト。
気分やアレンジ次第で使い分けられる、万能な一品でした。
アレンジ実践|ガーリック炒め・チーズ・リゾット風

そのままでも優しい味わいのエビピラフですが、ちょい足しアレンジを加えると、印象が大きく変わります。
アレンジ①:チーズ+ブラックペッパーでまろやか&引き締め

加熱前のエビピラフにピザ用チーズをたっぷりトッピング。
ラップをかけて再びレンジでチンすると、とろ〜りチーズがごはん全体に絡み、まろやかな味わいに変化します。

さらにブラックペッパーをふりかけることで、味がグッと引き締まり、ピリッとしたアクセントが加わります。
電子レンジだけで完結する手軽なアレンジですが、満足度はかなり高め。「ちょっと物足りないかも」と感じたときの味変にぴったりです。
アレンジ②|にんにく&醤油でガツンと焼き飯化

次はフライパンを使ったアレンジ。すりおろしニンニクと醤油を組み合わせて、香ばしく焼き上げます。
フライパンに油をひき、すりおろしニンニクを軽く炒めて香りを出してからエビピラフを投入。じっくり炒めたあと、仕上げに少量の醤油を回しかけ、焦がすように加熱すれば完成です。

ピラフらしいふっくら感は失われますが、コクと香ばしさが加わった焼き飯に大変身。見た目も味もがっつり系になり、物足りなさを感じていた方にもおすすめのアレンジです。
白だしで和風にしたり、オイスターソースで中華風に寄せても美味しいですよ。
アレンジ③:シーフード×バターで満足系ピラフ

まずはフライパンでシーフードミックスを炒めて旨味を引き出し、そこへエビピラフを投入。しっかり炒めて具材の旨味をご飯に吸わせたあと、バターを追加して全体を包み込みます。

仕上げにブラックペッパーをふりかければ、香りも味もワンランク上の焼きピラフに。焼き色のついたご飯にシーフードの旨みとバターのコクが加わり、満足感たっぷりの一皿に仕上がります。
アレンジ④:牛乳×チーズでとろ〜りリゾット風

続いては、ニチレイの公式サイトでも紹介されていたリゾット風アレンジ。
まずピラフをレンジで軽く温めてから、牛乳(250gに対して約125ml)を加えて混ぜ、チーズをのせて再加熱。仕上げにもう一度かき混ぜて再加熱すれば、濃厚でクリーミーなリゾット風のピラフが完成します。

とろけるチーズと牛乳のクリーミーさが相まって、まろやかで優しい味わいが広がります。体も温まる一品なので、寒い季節のアレンジとしてもおすすめです。
【動画で実食】調理とアレンジの様子はこちら
実際の調理風景やアレンジの様子は、YouTube動画でも詳しくご紹介しています。
パッケージ開封から、電子レンジ・フライパンそれぞれの調理工程、そして3種類のアレンジ(簡単・香ばし・豪華)まで、1kgの海老ピラフを余すところなく実食レビュー。
冷凍状態の様子や、調理後の見た目・香ばしさの違いなどは、動画ならではの臨場感でチェックできます。「実際どんな仕上がりになるのか気になる」という方は、ぜひ動画もご覧ください!
商品のスペック|価格・内容量・原材料・栄養成分

商品名 | ピラフ(米飯類) |
内容量 | 1kg(1000g) |
価格 | 570.24円(購入時) |
製造者 | 株式会社ニチレイフーズ |
栄養成分 | (100gあたり:推定値) エネルギー:159kcal たん白質:3.4g 脂質:2.3g 炭水化物:31.1g 食塩相当量:1.0g |
原材料 | 米(国産)、野菜(たまねぎ、にんじん、ピーマン)、 えび、植物油脂、デキストリン、食塩、 ショートニング、ソースアメリケーヌ、 糖類(砂糖、乳糖)、たん白加水分解物、 バター、チキンエキス、コンソメブイヨン、 しょうゆ、香辛料、粉末しょうゆ、 かつおぶしパウダー/調味料(アミノ酸等)、 加工でん粉、 (一部にえび・小麦・乳成分・大豆・鶏肉を含む) |
保存方法 | -18℃以下で保存(要冷凍) |
1kg入りで「多すぎるかも」と感じがちなシリーズですが、袋が薄くてフラットに近い形状なので、冷凍庫での収納性は意外と優秀。
他の冷凍ごはんシリーズと一緒にストックしておきましょう。
【まとめ評価】炊き込み系ピラフはレンジでもフライパンでも美味!
業務スーパーの1kgエビピラフは、ふっくら感と、香ばしくアレンジできる万能性をあわせ持った冷凍ごはんシリーズです。
電子レンジでもしっかり美味しく仕上がり、フライパンで炒めれば焼き飯風のコクと香ばしさが加わります。
総評:★★★★☆
- 電子レンジ調理でも美味しい
- フライパン調理で香ばしさとコクもアップ
- アレンジが豊富で飽きにくい
味つけは控えめですが、その分アレンジの幅が広く、チーズ・にんにく・バター・シーフードなど、どんな方向にも化けるポテンシャルの高さが魅力。
シリーズの締めくくりとして選んだエビピラフでしたが、焼き飯系とは違う良さがしっかり味わえる、完成度の高い1品でした。
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