業務スーパーで販売されている「豚肉餃子」を購入しました。
名前からしてジューシーそうで攻撃力が高そうですね。ガッツリ餃子を期待しちゃいますよ。
業務スーパー「豚肉餃子」とは?

業務スーパーにはいろいろな餃子が販売されています。その中では比較的スタンダードな位置づけの商品でしょうか。
「豚肉餃子」という名前ですが、原材料を見ると キャベツ・ねぎが一番多く、野菜メインの構成。野菜と豚肉のバランス重視のようですね。それと注目するのがニンニクは不使用の点。そのため、見た目の印象よりも だいぶ控えめなタイプの餃子 という印象です。

内容量は 500gで税込474.12円。
数量を数えたところ 25個入り だったので、1個あたり約20g・約19円 になります。

袋を開けたときに 霜がかなり多め だったのは少し気になりました。餃子同士がくっつきやすく、ここは減点ポイントですね。
調理方法|焼き・揚げ・蒸しの3種類を試してみた
豚肉餃子のパッケージには、
- ・焼き餃子
- ・揚げ餃子
- ・蒸し餃子
の3種類の調理方法が紹介されています。
せっかくなので、すべての調理方法で食べ比べてみました。
焼き調理|豚肉餃子を焼いてみた

フライパンに油と水を入れ、凍ったままの餃子を並べ強火で加熱。
沸騰したら蓋をして、中火で蒸し焼きに。水分が飛んだら油をかけて仕上げます。皮がしっかりめの餃子なので、焼くと表面はほどよく香ばしく、全体はふっくらした仕上がりに。
揚げ調理|豚肉餃子を揚げてみた

170℃に加熱した油に凍った餃子を投入。
3分ほど揚げると、皮がふわっと膨らみ、薄く色づいて別の姿に変身します。カリッとした見た目クラスチェンジ。バリバリボリボリ餃子の誕生です。
蒸し調理|豚肉餃子を蒸してみた

今回は竹の蒸籠で調理しました。
軽く湯気が立つ程度に温めた鍋にセットし、餃子を並べてフタをします。約10分蒸すだけで、皮がぷるっと膨らみ、湯気でつやの出た柔らかい仕上がりになります。
豚肉餃子を食べてみた!(調理別レビュー)
焼き・揚げ・蒸しの3つの調理方法で仕上がりや味を比べてみました。
同じ餃子でも調理方法によって食感や印象がかなり変わります。
焼き餃子|パリもちの王道仕上がり

焼き上げた豚肉餃子は、底面に軽い焼き目がついて香ばしく、全体はしっとりふっくらとした見た目です。

皮のモチッと感がしっかり伝わり、厚めの皮に餡がしっかり詰まっているのが分かります。

食べてみると、まず感じるのは「食べやすさ」。
名前は豚肉餃子ですが、餡はキャベツとネギが主体で、ニンニクも不使用。そのため刺激はほとんどなく、野菜と豚肉のバランスが良い、優しい味わいの餃子です。

中はモチっとしていて、食感は「パリもち」。タレを付けると辛みや酸味が入って、味がしっかりして食べやすくなります。
醤油・酢・ラー油のタレはもちろん、マヨ+ラー油の特製ソースもこってり感が加わって相性が良かったです。
ポン酢は一気にさっぱり方向になって食べやすく、どんな味でも楽しめます。
揚げ餃子|バリバリ食感へのクラスチェンジ

揚げた豚肉餃子は、焼きとはまったく異なる仕上がりになります。
皮がふわっと膨らみ、表面が薄く色づいてツヤが出た状態。これはこれで美味しそう。

揚げることで皮の食感が大きく変わり、パリパリ・モチモチだった焼き餃子から一転、バリバリ・ボリボリ系の餃子にクラスチェンジ。
皮がしっかり厚めなので、揚げると歯ざわりが強くなり、噛んだ瞬間の香ばしさが心地いいです。

中の餡は焼きと同じく優しい味ですが、外側がしっかりしているので、全体の印象は焼きよりも引き締まった感じ。
「焼きの落ち着いた味」と「揚げの香ばしさと強い歯ごたえ」はかなり別の食べ物レベルで違います。
揚げ餃子としての美味しさは十分で、これはこれでハマる味でした。
蒸し餃子|ぷるもち食感で素材の味が際立つ

蒸した豚肉餃子は、見た目からしてふっくらぷるっと仕上がりました。
竹の蒸籠は蒸気をほどよく逃がし、水滴が落ちにくいため、皮がベチャ付かずつややかに仕上がるのが特徴。その効果も出ているように見えました。

箸で掴むとプリッとした弾力があり、焼き餃子や揚げ餃子とはまた違い「むっちり感」が感じられます。
一口食べると、皮はプルンとやわらかく、餡は思っていた以上にジューシー。焼き・揚げのような香ばしさはありませんが、そのぶん素材の優しい旨味がストレートに届きます。

すべて自作のタレで食べました。

香味だれ(醤油+酢+ラー油+しょうが)は餡の味をはっきりさせ、しょうがのおかげで後味も軽いです。
ごまポン酢だれはやさしい酸味で皮の旨味が残り、ねぎ塩レモンだれは爽やかさが際立って相性抜群でした。
蒸し調理は豚肉餃子の「やさしい味」を一番活かした食べ方かもしれません
動画で見る「豚肉餃子」
豚肉餃子の開封から調理、試食などを動画にまとめています。
調理過程や餃子の質感を動画で見たい方はこちらをどうぞ。いろいろな商品をレビューしているので、ご視聴いただけると嬉しいです。お気軽にコメントもどうぞ。
商品情報|栄養成分・原材料・カロリーなど
| 商品名 | 冷凍ぎょうざ(豚肉餃子) |
| 内容量 | 500g |
| 価格 | 税込474.12円(購入時) |
| 原産国 | 中国 |
| 輸入者 | 神戸物産 |
| 栄養成分 | (100gあたり) エネルギー:207kcal たんぱく質:8.7g 脂質:7.5g 炭水化物:26.2g 食塩相当量:1.0g (推定値) |
| 原材料 | 野菜(キャベツ、ねぎ、しょうが) 豚肉 つなぎ(大豆たん白、馬鈴薯でん粉) ピーナッツ油、しょうゆ、砂糖、食塩、ごま油、食塩、こしょう、 皮(小麦粉、大豆油) 調味料(アミノ酸等) ソルビトール ※一部に 小麦・えび・大豆・豚肉・ごま を含む |
| 保存方法 | 冷凍(-18度で保存) |
公式より:豚肉とキャベツ、白ネギ、ショウガなどの野菜を混ぜ合わせ、もちもちとした食感の皮で食材の旨味を包み込みました。
焼く、蒸す、揚げるなどの調理方法で、お好みのタレをつけて召し上がりください。口いっぱいにジューシーな豚肉と野菜の味が広がります。
豚肉餃子は攻撃力控えめの優しい餃子でした

業務スーパーの「豚肉餃子」は、名前の印象よりも落ち着いた味わいの餃子でした。
豚肉たっぷりのガッツリ系かと思いきや、餡はキャベツとねぎが主体で、ニンニクも不使用。野菜と豚肉のバランスが取れたスタンダードタイプで、食べやすさが際立ちます。
厚めでもっちりした皮のおかげで、焼き・揚げ・蒸しのどれで調理しても形が崩れず、それぞれ違った良さが出るのも魅力でした。焼きはパリもち、揚げはバリッと香ばしく、蒸しはぷるっとやわらかい仕上がりに。
総評:★★★★☆
クセのない味なので、お酒のおつまみはもちろん、ラーメンや炒飯などの副菜としても活躍しそうです。
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