いいかい学生さん、トンカツをな、トンカツをいくらでも食えるくらいになりなよ。
ネットで見かけたことがある方も多いはず。今回はそんなトンカツを手軽に食べられる商品を食べてみることにしました。
業務スーパー「肉厚 極旨とんかつ」とは?

業務スーパーで販売されている「肉厚 極旨とんかつ」は、神戸物産グループの「グリーンポートリー」が製造する冷凍とんかつです。
内容量は700グラムで、価格は税込591円(購入時)

数えたら14枚の冷凍とんかつが入っており、1枚あたり約50グラム。価格に換算すると、1枚あたり約42円ですね。
使用されているのは豚ロース肉。衣には粗めのパン粉が使われており、冷凍状態でもパン粉の粒立ちがはっきりしています。

サイズはおおよそ縦5〜6cm、横9cm前後。厚みは約2cmあり、1枚でもしっかりしたボリュームがあります。
調理方法は揚げ調理専用で、電子レンジには対応していません。

シリーズ商品としては、以下のようなバリエーションも展開されています。
- 梅しそカツ
- のり塩カツ
- チーズチキンカツ
- 肉厚極旨とんかつ
お好みに合わせて味を選ぶことができます。
業務スーパー「鶏屋さんのチキンカツ」国産むね肉使用の人気冷凍カツを実食レビュー!
調理方法を比較|揚げ・ノンフライヤーで検証
調理方法は揚げ調理専用で、電子レンジには対応していません。一応、ノンフライヤーでも試してみました。
揚げ調理

170℃の油に凍ったままのとんかつを投入。
すぐに細かい泡が立ち、衣がふくらみながら揚がっていきます。

約6分で表面がこんがりと色づきました。仕上げに油を切ると、粗めのパン粉が立ち上がり、見た目にもサクサクとした質感に。
ノンフライヤー調理

ノンフライヤーでも加熱できるか試しにやってみました。このくらいの厚みならいけるはず。

出来上がりはかなりムラのある仕上がりに。
表面の一部は焦げて少しくすんだ色に、パン粉の立体感も控えめ。なんとか焼けるって感じですね。お味が気になります。
実食レビュー|衣サクサク&やわらか豚肉

それでは鶏屋さんが販売する異例のトンカツを食べてみたいと思います。
サクサク衣でおいしい

衣はサクサクとしていて、香ばしい風味を感じられます。柔らかいお肉が美味しいですね。
しかし、ジューシーさはなく、肉汁はほぼ出ない。でも逆にしつこくなく食べやすいです 。

トンカツソースをかけると衣のサクサク感が際立ち、甘辛い味が加わってバランスの良い味わいになります。

濃厚なタルタルソースをかけるとまろやかさが加わり、ソースとは違った美味しさがありました。
いろいろな味を楽しみたいですね
トンカツといえばカツカレー

トンカツといえばカツカレーです。しかしライスが無かったのでカレーうどんに投入。

衣のサクサク感を失われるけど、カレーをまとったトンカツは最強です。
あっさり気味のトンカツとカレールーの相性は抜群!しつこく無くて食べやすい。トンカツ最強の調味料はソースでもタルタルでもなくカレーでしょう
ノンフライヤーでもそれなりに

衣はサクサクというよりバリバリと硬く、油で揚げたときのような香ばしさは皆無。
さらにあっさりした仕上がりで、かなり軽い食感。決して不味くはないもののあくまで代替として食べられるレベルでした。

ノンフライヤーのフォローを入れると、一度揚げて冷めたトンカツをノンフライヤーで温め直すと非常においしい。これはいいですよ。
アレンジ実践|カツ丼・トンカツバーガー

具材はトンカツ、卵、玉ねぎのシンプル構成。
味付けは、すき焼きのタレを水で薄めた簡易ダレ。これだけでも結構いけます。

カツはタレがしっかり染み込んで、衣はしっとり。中の肉はやわらかく、噛むたびに煮汁の旨みがじゅわっと広がります。
さらに玉ねぎと卵の甘みも合わさって非常においしい。

バンズにキャベツ、チーズ、トンカツをのせて、片方はソース、もう片方はタルタルで味付け。

サクサクの衣にまろやかなチーズ、シャキシャキのキャベツとの相性は抜群。
好みの問題かもしれませんが、バーガーに関してはタルタルの方がおいしかった。ボリュームがあるので、朝食兼昼食にも良さそうです。
動画で見る肉厚極旨とんかつ
トンカツのボリュームやサクサク感は動画で見ると分かりやすいです。気になる方は是非ご覧ください。
4万再生を超えているため、様々なコメントが寄せられており、意外とファンが多い商品なんだなと感じさせられました。
商品情報|価格・内容量・栄養成分
| 商品名 | 極旨とんかつ |
| 内容量 | 700g |
| 価格 | 税込591.84円(購入時) |
| 製造者 | 株式会社グリーンポートリー |
| 栄養成分 | (100gあたり): エネルギー:235kcal たんぱく質:14.9g 脂質:13.9g 炭水化物:10.6g 食塩相当量:0.6g |
| 原材料 | 豚肉(アメリカ産)、 衣(パン粉、食塩、こしょう加工品、大豆粉末、植物油脂)、 加工デンプン、甘味料(ソルビトール)、調味料(アミノ酸) (一部に小麦・大豆・豚肉を含む) |
| 保存方法 | -18℃以下で保存 |
| 調理方法 | 170℃の油で凍ったまま約6分揚げる |
自家製生パン粉の衣で豚肉の旨みを閉じ込めました。外はサクサク、中はふっくらやわらかなとんかつです。夕食のおかずやお弁当の一品にはもちろん、かつ丼・かつカレーなどアレンジも自在です。
まとめ|鶏屋さんの豚カツの実力は?

鶏屋さんシリーズの中でも異色の存在「極旨とんかつ」ですが、実際に食べてみるとかなり完成度の高い冷凍とんかつでした。
揚げ調理では衣がサクサクに仕上がり、中はしっとり柔らか。ジューシーさこそ控えめですが、幅広い層にとって食べやすい印象です。
本格派の豚カツではありませんが、このクオリティなら、個人的にかなり満足感は高い。いつもで手軽に食べられる豚カツってことでいいですね。
総評:★★★★☆
「鶏屋さんのチキンカツ」ファンの方にもぜひ一度試してほしい商品でした。
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