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業務スーパー「鶏屋さんのチキンカツ」おいしい?まずい?国産むね肉使用の人気冷凍カツを実食レビュー!

業務スーパー「鶏屋さんのチキンカツ」パッケージ。国産とり使用、生パン粉がサクサクと書かれた黄色い袋入り冷凍食品。

「チキンカツって、なんとなく地味なポジションにいる料理である」唐揚げやトンカツに挟まれて、少し影が薄い。某人気漫画でそのように描かれていました。たしかに私も外食時には進んで食べることはありません。

でも「鶏屋さんのチキンカツ」は違います。業務スーパー総選挙の冷凍加工部門で第2位に選ばれた人気商品なんです。

業務スーパー「鶏屋さんのチキンカツ」とは?

鶏屋さんのチキンカツは、神戸物産グループの「グリーンポートリー」が製造する冷凍食品。鶏の飼育から加工・出荷までを自社一貫体制で管理しており、品質とコストパフォーマンスの両立が特徴です。

冷凍チキンカツを箸で持ち上げたクローズアップ写真。パン粉の粒立ちがよく分かるアップショット。

使用されているのは国産の鶏むね肉。衣にはこの商品のために開発された専用の生パン粉が使われており、揚げるとサクサクとした食感に仕上がります。

冷凍状態のチキンカツを皿に山盛りにした様子。衣の白いパン粉がふんわりとした見た目で、ボリューム感が伝わる。

内容量は850gで、価格は税込559.44円(購入時)。小ぶりなカツが25枚前後入っており、1枚あたり約22円程度というコスパの高さも魅力のひとつです。

業務スーパーの冷凍食品コーナーに並ぶ「鶏屋さんのチキンカツ」シリーズ。 定番のチキンカツ、梅しそカツ、のり塩カツ、チーズチキンカツなどが並び、パッケージの色違いが目立つ売り場の様子。

シリーズ商品としては、以下のようなバリエーションも展開されています。

  • 梅しそカツ
  • のり塩カツ
  • チーズチキンカツ
  • 肉厚極旨とんかつ

お好みに合わせて味を選ぶことができます。

調理方法を比較|揚げ・ノンフライヤーで検証

パッケージに記載されている公式の調理方法は、170℃の油で凍ったまま約3〜5分揚げるというもの。電子レンジ調理には対応しておらず、揚げ調理専用の商品です。

今回は、公式の揚げ調理に加えて、ノンフライヤーでの加熱調理もあわせて検証してみました。

油で揚げた場合

揚げたての「鶏屋さんのチキンカツ」を網の上で冷ましている様子。衣が黄金色に揚がり、サクサク感が伝わる見た目。

170℃の油で約4分揚げたチキンカツは、衣がこんがり黄金色に色付き、ザクッとした見た目。

自家製パン粉の粒立ちがしっかり残り、揚げたてならではの香ばしさと油のコクが食欲をそそります。

ノンフライヤーで加熱した場合

ノンフライヤーで加熱中の業務スーパー「鶏屋さんのチキンカツ」。衣がほんのり色づき、焼き上がり途中の様子が見える。

ノンフライヤーでは、加熱にやや時間がかかるものの、表面はしっかり焼き上がり、見た目にも焦げ目がつくほどに仕上がります。

色味はやや淡く、カリッとした軽い食感。油調理に比べるとジューシーさは劣るものの、油っこさがないぶん、軽やかでヘルシーな印象です。

でも揚げるのがお勧めですね💦

むねぞう
むねぞう

実食レビュー|衣サクサク&しっとり胸肉

左が油で揚げたチキンカツ、右がノンフライヤー調理のチキンカツ。揚げ調理はきつね色でツヤがあり、ノンフライヤーは素焼きのようなマットな質感に仕上がっている。

油で揚げたチキンカツは全体が均一に仕上がりまさに黄金色。衣は細かく見事なサクサク感があります。ツヤもあり、油をまとった香ばしさが伝わってきて美味しそうですね。

ノンフライヤー加熱は、淡い色で一部焼けて焦げてしまっています。なんかおせんべい見たいですね💦

でも衣の立体が凄くサクっと超えてザクって感じです。案外自家製パン粉を活かしてたりして。

衣がサクサク油調理のお味は?

揚げたチキンカツにソースをかけ、箸で持ち上げた瞬間。衣がツヤツヤと光り、ソースがとろりと流れる。

衣はサクッと軽く、中はふんわりとした柔らかい食感。

鶏肉の旨みがじんわりと広がり、クセもなく素直な味わい。脂っこさが控えめで食べやすく美味しいです。

「鶏屋さんのチキンカツ」を半分に切った断面。衣はサクサクで、むね肉はしっとりやわらかく火が通っている様子がわかる。

断面を見ると白くきめ細かい肉質で、むね肉らしいしっとり感があります。パサつきはなく食べやすいですね。

ザックザクのノンフライヤーの味

ノンフライヤーで調理したチキンカツにソースをかけた様子。衣はマットで軽く、ソースがしっとりとなじんでいる。

ノンフライヤー調理では、衣の食感がサクサクを通り越してザクザクバリバリ寄りになります。

特製パン粉の存在感がより際立ち、中のむね肉にも火はしっかり通っていて問題なく食べられます。ただし、衣にジューシーさは一切なく、全体として非常に淡泊な印象です。

普段はノンフライヤー派の私でも、これは油で揚げた方が確実に美味しいと感じました。

お弁当やトッピングに良さそう

揚げたての「鶏屋さんのチキンカツ」とポテトを網の上に並べて冷ましている様子。衣は黄金色で、香ばしい揚げ上がりが見て取れる。

今回はソースで食べましたが、 マヨネーズやおろしポン酢をかけても合いそう。 カレー粉やトマトソースなんかもイケるかも。

味つけがシンプルだからこそ、いろんな味つけと相性がよさそうです。

チキンカツをトッピングしたカレーライス。ノンフライ調理の衣がカレーのルーを吸ってしっとりとしている。

というわけでやってみました

カツと言えばまずはカレーでしょう。シンプルなチキンカツが自然に馴染みます。

スプーンで持ち上げたチキンカツカレー。ルーがたっぷり絡んでいて、濃厚な香りが伝わる。

カレーが染みて衣のサクサク感が薄れますが、それがまたいいんですよね。カレーとカツって何でこんなに合うんでしょう。 ちょっと寂しいカレーも簡単にボリュームアップできます。

カレーうどんの上に「鶏屋さんのチキンカツ」をのせた一杯。揚げとノンフライの両方をトッピングし、ルーがよく絡んでいる。

カレーが合うってことはカレーうどんもイケるはず。業務スーパーのカレーうどんの素&冷凍うどんにトッピング。 全て業務スーパーです。

カレーうどんの中からチキンカツを箸で持ち上げた様子。とろみのあるルーが衣に絡み、艶やかな仕上がり。

しかもうどんは冷凍食品総選挙1位です。2位がチキンカツってことはですよ。これは1位と2位の夢の競演。美味しいに決まってるじゃないですか。

ミートソーススパゲティにチキンカツを3枚トッピング。ソースの上に軽く乗せたシンプルな盛り付け。

他に試すものがないのでミートソースパスタに入れてみた。美味しい者同士だからマズくはならないだろうという安易な発想(笑)

ミートソースを絡めたパスタの上で、チキンカツを箸で持ち上げた瞬間。ソースが衣にしっかり絡み、食欲をそそる見た目。

しっとりした鶏むね肉に、トマトソースの酸味と甘みが加わって絶妙でした。

よく考えたら「チキンのトマト煮込み」みたいな料理もあるわけで、実は意外でも何でもない、美味しくて当たり前の組み合わせでしたね。

こんな感じでトッピングとしても優秀な商品です。

むねぞう
むねぞう

動画で見る鶏屋さんのチキンカツ

この記事の内容は、YouTube動画でもご覧いただけます。

調理や実食の様子、衣の違いやトッピングなどを実際に映像で確認したい方は、ぜひ動画もあわせてご覧ください。

商品情報|価格・内容量・栄養成分

商品名鶏屋さんのチキンカツ
内容量850g
価格税込559.44円(購入時)
製造者株式会社グリーンポートリー(神戸物産グループ)
栄養成分(100gあたり)
・エネルギー:157kcal
・たんぱく質:15.2g
・脂質:4.6g
・炭水化物:12.8g
・食塩相当量:0.8g
原材料鶏むね肉、
衣(パン粉、小麦粉、食塩、こしょう、砂糖、でん粉、
大豆粉末、ゼラチン、植物油脂、デキストリン)、
加工デンプン、
甘味料(ソルビトール)、
調味料(アミノ酸等)
※一部に 小麦・大豆・鶏肉・ゼラチン を含む
保存方法要冷凍(-18℃以下)
調理方法170℃の油で凍ったまま約3〜5分揚げる
(中心まで加熱必須)

まとめ|業スー総選挙2位の実力を検証

業務スーパー「鶏屋さんのチキンカツ」パッケージ。国産とり使用、生パン粉がサクサクと書かれた黄色い袋入り冷凍食品。

業務スーパーの「鶏屋さんのチキンカツ」は、生パン粉の衣がサクサクと軽く、むね肉はしっとりやわらかい仕上がりで美味しい2口チキンカツです。

衣の香ばしさと軽い食感のバランスが良く、クセがなく食べやすい味。様々な料理に使いやすく、アレンジの幅が広い。

総評:★★★★☆
(4/5)

美味しいが、油調理一択なのがネック。

それでも業務スーパー総選挙2位という人気ぶりは納得のクオリティです。

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