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コンビニのカップ担々麺はどれが美味しい?セブン・ローソン・ファミマを食べ比べ!タイプ別おすすめを紹介

斜めに配置されたセブン・ローソン・ファミマの担々麺パッケージ

コンビニの棚に並ぶカップ担々麺。

一言で担々麺といっても、セブン、ローソン、ファミマとそれぞれ個性が強め。

今回は、この3社の担々麺を食べ比べて、味や辛さ、麺の違いをまとめました。どれを選ぶか迷ったときの参考になれば幸いです。

コンビニで買える担々麺を3種類食べ比べてみた

セブン・ローソン・ファミマのカップ担々麺を並べたパッケージ正面写真

今回食べ比べたのは、コンビニ大手3社のプライベートブランド(PB)担々麺です。

お湯を注ぐだけの手軽な一杯ですが、中身にはかなり違いがありました。

担々麺3商品の比較表

3つのカップ担々麺のフタを上から撮影した比較写真
コンビニ商品名価格(税込)内容量麺量製造元
セブンイレブンスープが決め手 担々麺170円90g65gエースコック
ローソン濃厚担々麺168円79g60g明星食品
ファミリーマート濃厚旨辛 担々麺170円83g60g日清食品

価格はほぼ横並びですが、内容量ではセブンが一歩リードしています。製造元が異なるのが面白いですね。贔屓のメーカーがある方は、製造元だけで選んでもいいかもしれませんよ。

※価格は店舗購入時点。内容量はカップ全体のグラム数。麺量は公式・パッケージ記載より。

セブン「スープが決め手 担々麺」

セブンイレブンのカップ担々麺を斜め上から撮影したパッケージ写真

セブンイレブンのカップ担々麺は、「スープが決め手」という名前の通り、スープにかなり力が入った一杯です。

製造はエースコック。内容量は90g、麺量も65gと今回の3商品の中では最もボリュームがあります。

ごまの風味が香る、まろやか系スープ

スープをレンゲですくい上げた様子。ごまが浮かぶ

スープは白ごまのコクをベースに、花椒や五香粉がほんのり香るタイプ。

ピリ辛ではありますが、辛さは控えめで飲みやすく、ごまのまろやかさが前面に出ています。全体としてはバランス重視で、クセの少ない味わい。辛さよりもコクや香りを楽しみたい方に向いています。

麺は中細ちぢれタイプ。スープとの絡みは良好

箸で麺を持ち上げた場面。麺の質感がよく見える

麺は中細で少し縮れたタイプ。スープの絡みはよく、つるっとした食感が特徴です。

ただし、麺そのものの存在感はやや控えめで、スープの完成度に比べると少し物足りなさもありました。

具材はチンゲン菜と肉そぼろ、ごま入り

完成したセブンイレブンの担々麺(真上から)

具材は、乾燥チンゲン菜、肉そぼろ、ごま。量は控えめながら、スープの中でほどよくなじみ、味に奥行きを加えてくれます。チンゲン菜の歯ざわりが意外と良く、こってりしすぎない仕上がりになっています。

セブンイレブンのカップ担々麺を斜め上から撮影したパッケージ写真
セブンイレブン「スープが決め手 担々麺」を実食レビュー!ごまのコクと香りが光る一杯

ローソン「濃厚担々麺」

斜め上から見たローソンのカップ麺「濃厚担々麺」。パッケージ全体がよく見える角度。

ローソンのカップ担々麺は、その名のとおり「濃厚」さを前面に押し出した一杯です。

製造は明星食品。内容量79g、麺量60gとやや軽めですが、スープのインパクトは3社の中でも強い部類に入ります。

しっかり辛い、刺激系スープ

スープをレンゲですくった様子

スープは赤みが強く、香辛料の効いたピリ辛タイプ。

ごまのまろやかさよりも、唐辛子のシャープな辛さが前面に出ています。飲み進めるほどに舌がジンジンしてくる刺激があり、辛党にはたまらない仕上がりです。

縮れた平打ち麺。軽やかなすすり心地

箸で麺を持ち上げている場面

麺は緩やかに縮れた平打ち麺。スープが濃い分、麺は軽やかに設計されていて、最後まで食べやすい印象です。食感はつるっとしており、辛いスープとの相性は悪くありません。

肉そぼろとにら入り。シンプルな具材構成

お湯を入れて3分後の完成状態。赤みのあるスープとちぢれ麺が特徴的な担々麺。

具材は肉そぼろ、にら、ねぎ、ごまなど。

特ににらの食感がアクセントになっていて、全体をパンチのある味わいにまとめています。辛いスープに負けない存在感を出していました。

斜め上から見たローソンのカップ麺「濃厚担々麺」。パッケージ全体がよく見える角度。
ローソン「濃厚担々麺」を実食レビュー!香ばしさとピリ辛がクセになる一杯

ファミマ「濃厚旨辛 担々麺」

ファミリーマートのカップ麺「濃厚旨辛担々麺」のパッケージ全体

ファミマの担々麺は、「濃厚旨辛」という商品名の通り、クリーミーさと辛さのバランスが特徴の一杯です。

製造は日清食品。内容量は83gで、3商品の中では中間サイズ。カップのデザインからもやや本格志向がうかがえます。

クリーミーなのに辛さもある、ごま系スープ

レンゲで掬ったファミマ担々麺のスープ、赤いラー油が浮かんでいる

スープはピーナッツのようなまろやかなコクがありつつ、後味にはしっかりと辛さが残ります。

ごまの風味が強く、クリーミーな印象が際立っているものの、ラー油の辛味もしっかり効いていて、単調になりません。濃厚だけど重すぎず、最後まで飲みやすい仕上がりです。

麺はしなやかなストレート麺。のど越しの軽さが印象的

箸で持ち上げたファミマ担々麺の麺

ファミマの麺は、他の2社と比べて明らかに異なります。

しなやかなストレート麺で、つるっとしたのど越しが印象的。スープとのなじみも良く、全体の完成度を引き上げている存在です。

食べやすさと口当たりの良さが両立されており、3商品の中でも「麺の評価が最も高い」と言える仕上がりでした。

肉そぼろ入りで、食べごたえもまずまず

完成したファミマ担々麺、赤みのあるスープと麺が見える

具材は肉そぼろ、ネギ、ごまなど。具材の量は平均的ですが、肉そぼろが意外としっかり入っていて、スープのコクを補強してくれています。

特別豪華ではないものの、全体の完成度としては非常にバランスの良い構成でした。

ファミリーマートのカップ麺「濃厚旨辛担々麺」のパッケージ全体
ファミマ「濃厚旨辛担々麺」を実食レビュー!クリーミーなごまスープと本格ストレート麺

【比較まとめ】味・辛さ・麺の好みで選ぶなら?

机の上に並べた3社のカップ担々麺パッケージ

3つのカップ担々麺を食べ比べてみて、好みや重視したいポイントによって「おすすめ」がはっきり分かれる結果となりました。

ここでは、味の方向性・麺の特徴・辛さの強さなどをもとに、それぞれの担々麺が向いているタイプを整理してみます。

🔸 スープのバランスで選ぶなら【セブン】

レンゲですくったスープの色味を比較した画像

白ごまのまろやかさをベースに、ほどよい辛さと香りを加えた安定感のあるスープ。

クセが少なく、誰でも食べやすい仕上がりなので「とりあえず失敗したくない」という人におすすめです。ボリュームが多いのもセブンの強み。

🔸 辛さと香ばしさを求めるなら【ローソン】

セブン・ローソン・ファミマ各社のカップ担々麺の中身を並べて比較

辛さ重視の担々麺を探しているならローソン。

花椒系ではなく唐辛子系のシャープな辛味が際立っていて、後を引く刺激があります。スープは個性的ですが、辛いものが好きな人には刺さる仕上がり。

🔸 麺のクオリティと全体のまとまりで選ぶなら【ファミマ】

各社担々麺の麺を箸で持ち上げた比較写真

麺の滑らかさ・のど越し・スープとの調和、どれをとってもレベルが高かったのがファミマ。

特にストレート麺の完成度は他の2つと一線を画しており、「麺重視」で選ぶならこれ一択。濃厚ながら重たくないスープも高評価ポイントです。

コンビニカップ担々比較を動画で見る

セブン・ローソン・ファミマのカップ担々麺を実際に食べ比べて、味の違いや辛さ、麺の特徴をじっくりレビューしています。

気になる方は、こちらの動画もぜひチェックしてみてください!

まとめ評価:コンビニのカップ担々麺、最も満足度が高かったのは?

斜めに配置されたセブン・ローソン・ファミマの担々麺パッケージ

セブン・ローソン・ファミマ、それぞれのカップ担々麺を実際に食べ比べてみた結果、味の方向性・麺のクオリティ・満足度のバランスなど、いくつかはっきりとした傾向が見えてきました。

総合的な印象(簡易まとめ)

  • セブン:スープ重視でクセが少なく、安心感がある
  • ローソン:ピリ辛&香ばしさが強め。好みが分かれるタイプ
  • ファミマ:ストレート麺の完成度が高く、全体のまとまりも優秀

私のおすすめはファミマの「濃厚旨辛 担々麺」です。

ストレート麺ののど越し、まろやかなスープ、肉そぼろのアクセント。尖った特徴はないものの、食べやすさとクオリティのバランスが非常に優れていました。

辛さもほどよく、幅広い層に受けそうな仕上がりです。何より「麺が美味しい担々麺」としての完成度が、一段抜けていた印象です。

というわけで、今回はコンビニのカップ担々麺3種を比較してみました。どれも方向性が違うので、自分の好みに合わせて選んでみてください。

それでは、良い担々麺ライフを。

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